男鹿と水族館GAO

  

 ホームページの口絵に使う建物がそろそろ種切れになり、何か無いものかと思案をしていたところ、この夏オープンした男鹿水族館を思い出した。
そうと決ればただ行くのみ。山の中の「なまはげライン」を押取刀でまっしぐら。


男鹿水族館GAO

 今しも日本海の荒波を被りそうな所に建っている。GAOとは何とも変な名前だが、県の選定理由には、展示テーマ「育みの海〜生命を育てる水宇宙」をイメージさせる言葉「Globe(地球)・Aqua(水)・Ocean(大海)」の頭文字、となっていた。
アレッ! 最初はナマハゲの咆哮と男鹿のOGAを引っ繰り返したのだと言ってなかったっけ? どうでもいいけどさ。
 兎に角 場所的に写真は撮り難い。左手の山にでも登ってみたら良いポジションが有るのかも知れない。3時(冬は2時)から入館料が割引になる。


男鹿の海大水槽

 ここまで来て中に入らない手はないだろうと、サンセット券(タイム割引券)で入ってみた。最初に遭遇するのがこの大水槽。男鹿に生息する魚達ですかね。
その水槽を廊下が一周していて水中トンネルになっている個所もある。当り前の事かも知れないが水族館って随分と暗いんだ、手持ちで撮影するには辛いものがある。それに魚には「はい、ポーズ」が通用しない、一時もじっとしていることが無いんだもんなあ。ま、ここんとこの写真はこんなもんで他はプロに任せよう。


カブトガニ

 秋田の冬はナント言っても鰰(ハタハタ)の鍋。鱗を持たない深海魚で、謎の多い魚と言われている。その鰰の群遊を見られるが、水槽の中は暗く更に日を遮る遮蔽板まで取付けられ、撮影は絶望的。
 そこで動かぬものはと見回すと、居ましたね。それがこれ。水槽の縁に肘を付けカメラを固定してやっとこさ撮ったものの、アングルが低過ぎ睨めっこ。あの剣の様な長い尻尾が甲羅の陰に隠れてしまいましたね。


サンゴ礁

 二枚じゃ少ないかとおまけに撮ったのがこの「サンゴ礁の生き物」と言う水槽。
一番手前のサンゴに狙いをつけて小魚の寄るのを待ったが、30分の1なんてシャッターに付合ってくれる粋な魚なんかいませんでしたね。それにサンゴもなあ、これは案外色気のないサンゴだったんだ。それとも光源の関係かね、腕のせい? ヤッパシ。


入道崎

 男鹿半島の最北端で北緯40度に位置する。この様なお土産屋さんが横一列に軒を連ねている。(何軒位ありますかね、数えたことはないけど・・・)
その前が大駐車場、この位の広さがあればまず困る事はない。それに無料ときているし、トイレもしっかりとある。
 今回のお目当は左の黄色いお店の前を右に入った、人目に付かない所にある「美野幸」の「石焼」。予約なしでありつけるのが嬉しい。


石 焼

 男鹿の名物に石焼がある。石焼と言ってもビビンバではない。
旬の魚介と野菜を入れた木桶に、熱した石を放り込み瞬間的に沸騰させて作る野趣に満ちた郷土料理だ。団体用には一抱えもある大きな桶に、漬物石程の大きな石を幾つも投込む豪快なものだ。味も絶品、これは「こでらいねナ」。
 この写真の「石焼定食」は一人用で甚だ小振りだが、本物の石を使い、運ばれて来た時には桶が火山の様に沸騰している。今日の具は鯛、膳の見た目はシンプルですが、薄塩の中々上品なお味でございました。「喰った喰った、あァ 腹つえ〜」


岩 礁

 男鹿の海岸は荒々しい岩礁である。鯛釣の名所で、全国各地のハマちゃんが集って来る。今年は「釣りバカ日誌15」のロケが行われた。一体何を釣ったんですかねえ。
 以前仲間と海水浴に来た時、素潜りで牡蠣をとりゲップが出るほど食べた事があった。その代償は岩による手足の切疵で、一寸した与三郎だったね。かれこれ40年も前のことだなあ。