嗚呼、これぞRPG
そう言わせるには十分のソフトです。
すでに10年前にファミリーコンピューター(以下FC)で発売されPSに移植。
異世界は待っていました…
DQT&U、Vと移植すればきっとエニックスはやってくれると信じていました。
移植と言っても当時のままでは洒落になりません。いろいろな部分が大幅に変更されています。
感想
移植と言うより新作じゃねーか?
という変わりっぷり。
エニックスさん、気合入れすぎ。
Zをベースにして作った感じです。
いい点のほうがたくさん書くことがあるので先に残念だった点を。
戦闘シーンにてせっかくPSに移植したんだから呪文ぶっ放したとき振動しほしかった。
移民システムはいいのだけどZのときのようにメモリーカードを使って人のデータを交換できるようにしてほしかった。
プレイ中この2点以外は特に気にならなかったです。
あ、838861、ミラーシールド、聖水、8回逃げる はできませんので(笑
ゲームバランスを考えると仕方がないとおもいます。
8回逃げ以外はモンスター図鑑、アリーナの会心一撃の発動のよさと全体的にレベルが上がりやすいことで補えるかと。
さて、DQWPS版の一番よかったところは?とFC版をやったことがある人なら誰もがこう答えると思います。
「めいれいさせろ」がついた。
この一言に尽きます。(笑
もちろん異世界も例外ではありません。
今となっては定着したAIシステム。はじめて導入されたのがFC版Wです。
AIとは6つからなる指令をあらかじめ決めておいて戦闘時はプレイヤーではなく勝手にCPUが勇者以外のキャラを動かすシステム。
FCのころはスライムにギガデイン、マホカンタしている敵にザラキ、一人しか戦闘不能になっていないのにメガザルと、なかなか面白い愚行を見せてくれたものです。
それも今となってはいい思い出。
めいれいさせろが加わり自分で好きなように行動させることができ、AIも戦闘によってはプレイヤーより役に立つときもしばしば。
時代を感じさせるなぁ。
異世界が良いと思った点。
仲間に話しかけることができる。
Zから導入され、ただ単に話すコマンドを使うだけで仲間が個性豊かな返答をしてくれます。
Zの場合、キャラクターがアレだったためほとんど使いませんでしたが今回は使いまくり。特に女性キャラは村人一人話しかけるだけでコマンド使っていました。
コレのおかげでキャラ一人一人の性格がよりいっそう浮き出て大変楽しい会話が聞けます。
ええ、異世界はアリーナに萌えましたよ(ぉ
元気娘はいいです。決定打はあのモンスターと戦ったとき。
ゲームバランスが絶妙。
何回もデバックしたのでしょう。ストレスを感じることなくサクサク進めました。
FC版よりダンジョンが簡単な部分があったりして、難易度は下がっています。めいれいさせろあるし(笑
だらだらと書いてきましたがいかがだったでしょうか?
実を言うとネタバレ話のほうが読んでもらいたいです。(笑
箇条書きに書くと
キャラクターの性格について
異世界妄想物語
完全ネタバレのお話
な感じで逝こうと思います。
できればプレイしてから読んでください。おもしろさ倍増するかも…
ちなみにこの感想はDQだから黒の背景に白字にしました(FC版やっている人ならわかるよね?)
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