おもしろい話があるので教えてあげましょう。

鈴木亜久里本人から聞いたお話し

2000年10月13日 更新




1995年に鈴鹿でスピン、コースアウトした理由
こんな秘密が・・・


「あはは、単なるよそ見運転・・・!!」



日本人でただ一人のF1での表彰台に登った男、鈴木亜久里のお話。

1990年、ラルース・ランボルギーニの鈴木亜久里、この年の日本グランプリでの
出来事・・・・確かに、スタート直後のセナとプロストの接触リタイア、ベルガーの
スピンオフ、マンセルのギァボックストラブルで、2強のマクラーレンとフェラーリ
が消えたとはいえ、亜久里は表彰台に登ったのは日本人でただひとり、この時終盤に
ピットから、燃料が足りないと亜久里に無線が入ったそうです、だから、プッシュを
やめて優しい走りにしなさいとの事、その時、亜久里はピットに向かって
「なんで、
燃料が足りないのぉ〜」
と聞いたそうです。
帰って来た答えが
「周回遅れになると思って、その分の燃料しか積んでいない!?」
との答え???
チームとしては、マシンがまさか、亜久里がまさか、入賞なんて、まさかでもしない
なんなら、トップとは1周遅れを想定し、52周分の燃料しか積んでなかった・・・
でもよかった亜久里は無事に3位表彰台でした。

さて本題
その亜久里が1995年に鈴鹿のS字コーナーの入り口で大クラッシュをして、ヘリ
で病院へ搬送されたの、覚えている人も多いでしょう・・・
あの時の真相を亜久里の口から聞きました、2コーナーの立ち上がりでリミッターに
当たる時間がドライバーにとってのステータスなんだそうですが、あの時非常に調子
が良くて、結構長い時間、リミッターに当たってたそうなんです、LEDがパッパッ
パッパッパッとついて行くのがきれいで見とれていたら、左のリアタイヤがコースを
2コーナーのアウト側のダートに落ちていた、
「うん、あれは、単なるよそ見運転」
だそうです・・・・あはは、見ている方は、車のトラブルとか、いろいろと想像して
いたのに。。。単なる、よそ見運転とは。。。。

まっ、みなさぁ〜ん、よそ見運転には気を付けましょう、だってプロドライバーでも
事故るんだものぉ〜


                    CSフジテレビ721 2000年F1バトルトーク より