訳あり単身赴任(離婚)物語
2005年7月17日更新  第7章 決断


もめだしてから10ヶ月も、離婚を拒否し、別居を拒否し続けてきたなおが別居を決断した理由!
いまさら、離婚が成立してしまっている状態でこれを書いたところで意味が無いかもしれないのだが・・・

何故、頑なに離婚を拒否し続けていたのか?

実はこんなに妻のことを置き去りにした様ななおですが、子供が大きくなるにつれて、近い将来には妻と二人きりに成ってしまう現実を頭の中に描いていました。
もう少し先の歳をとってしまった定年退職後の年齢では今の大きな家って必要ないから小さな家に住んで、もう、隠居の身だから、毎月旅行にでも行って、のんびり過ごせたら良いなぁ〜、なんてね!
そんな、自分の気持ちが有るから、一緒に居たかった、終わりにはしたくなかった、20年近く一緒に築いてきた夫婦関係を終わりにしたくなかった。
それともうひとつ、子供を片親にしたくなかった、その気持ちが大きかった。。。彼らに全く責任は無いんですからね、可哀想と思いました!!

いつか前妻の、彼女の心を自分に戻そうと思っていた、どうしてもその為に別居をも拒否し続け、いつも彼女を見、自分を見せ続けていかないと駄目だと考えていた、しかし、これが、彼女に大きなストレスを与える事と成ってしまっていたのである、メニエール病、ストレスから来るものだそうで、これを知ったなおは彼女の為に別居を受け入れました。しかも、離婚を前提とした別居。
(息子の中学受験の為に単身赴任ということにして、籍を残す、離婚が受験の支障にならない様にと・・・)
この間に、なおが居ないことで、彼女の精神状態が安定して気持ちが変わるかとも考えた。

しかし、住民票や謄本などを調べることは無いと聞いた彼女は1月の受験終了までは絶対に出さないと言う約束で書いた離婚届、2004年11月22日に提出してしまいました。(良い夫婦の日に・・・)