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NRD−535 へのリプレース

  2005年11月2日 NRD−535が入荷した.
20年以上 FRG−7700を使用していて,なかなか重宝していたの だが, リファレンス機としては力不足感が強く
なってきたところだった. ヤフオクを物色していたのだがたまたまよさそうな出物があったので, このところ出品して
得られた金額の合計額を入札しておいたら落札 できてしまった.  ジャンクを売ってJRCの受信機ゲットとは「わらし
べ長者」みたい.

出品者によればハムユースではなく,業務機としてラックマウントされて いたものだそうで写真のとおりなかなかの
美品.大島でも某官庁の研究 施設を訪問したときに19インチラックに仰々しく納められた  FRG−7700を見たこと
があるが似たような状況で使われて いたのだろう.
空調・清掃とも整った環境にあったらしく外見はピカピカだった. コピーながら取り説も入手できたので,使用にあたっ
ての困難も特にない.



ただし長時間一定周波数を受信していたようで,蛍光表示の数字セグメント は部分的に輝度が落ちている. 暗くな
っている蛍光部だけが発光する ように周波数とモードを調整してみたら 6115kHz のCW設定で使用していたら
しい. ここはラジオ日経第2プロの周波数だ.いったい何のユーティリティ受信に使っていたのだろう.






2005年12月26日 ヤフオクで落札したクリスタルフィルタをNRD−535 に取り付けた.



これ以降の受信機はDSPが主流になるのでこういった作業は これが最後かもしれない.


  



今回のは1kHzのものを入手したのでこれを使用してみた. 以前からHF機にはかならずオプションのCWフィルタを
入れて いたがいずれも 250Hzか500Hzのものでこんな中途 半端な帯域のものを使うのははじめて. 

コンディションが悪くCWは受信できなかったがほぼ満足できる切れ味だった.中波の放送でも内容はほぼ完全に了
解できサイドはバッサリきれている. 以前に比べてCWはすいてきたので これで充分かもしれない.

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