JR1UIA amateur radio station since 1971


ステレオアンプの修理

10年ほど前に作ったアンプが故障したので修理しました. 回路は既発表のものの寄せ集め
です.ついでにBSch3Vエディタで回路図を書き直してみました. 故障箇所は赤丸の51kオー
ムの抵抗です. テスタで各部の電圧をあたるとオープン状態になっていました.特に焦げ跡
はなく切れた原因は不明です.

出力管の6R-P15は純国産規格の球ですが,6BQ5とほぼ同等の出力が取れます.3結で充分
ということでこの設計になりました.正確な測定はしていませんが片チャンネル 6〜7Wといっ
たところだと思います. 他に50C-A10pp のアンプがありますが拙宅の住宅事情では完全に
オーバースペックです (^_^; 





手持ちのジャンク測定器のケースを使用したので,かなりキツメの実装状態です.




左下のAFCはジャンクパーツで 2.5Hとやや小ぶりですがハムは押さえ込めています.




出力管4本はかなり高熱になります.動作中の上蓋は触れることができないほどです.放熱のことを考えるとオープ
ン状態の方が良さそうですが,家電品として見るとケースに入っていることの便利さは捨てがたいです.







回路図. クリックすると拡大されます





トップへ
戻る