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66. はぁ〜っぴばぁ〜すで〜つ〜ゆ〜♪でぃ〜あ悟浄おおぉぉ〜おおお♪え?何で演歌調なんだって?さっき有線チャンネル変えてたら『天城越え』が…はい?縁起でもないって?僕は悟浄となら天城峠どころかエベレストだって越えて見せますよっっ!! . . . 2007/11/09 (Fri) 00:19:03 カランカラ〜ン♪ パパンッッ☆ 悟浄「………あ?」 捲簾「ごじょー!誕生日おめでとーっっ!!」 てんぽう「にゃにゃ〜っっ!!」 悟浄「え?あぁっ!?そっか…今日9日だっけっ!?(驚)」 捲簾「あぁ?何だ…自分の誕生日忘れてたのかよ?」 悟浄「いや…最近バタバタしてたしさ。それに八戒も何も言わなかったから」 八戒「…僕は帰ってから驚かそうと思ってたんですけどね(苦笑)」 悟浄「そーなの?」 八戒「勿論っ!悟浄誕生日お祝いプロジェクトは1週間前から綿密に準備してましたっっ!!(力説)」 悟浄「お…大げさだな」 捲簾「あれ?んじゃ〜バラしちゃって悪かったなぁ」 てんぽう「うにゃ〜(ペコ)」 八戒「いえいえっ!そんなっっ!!捲簾さんもてんぽうクンも折角悟浄のお祝いしてくれたのに」 悟浄「八戒…目が笑ってねぇ(汗)」 捲簾「本っ当ぉ〜にすまなかった!(汗)」 てんぽう「にゃ・にゃ・にゃ・にゃ(震)」 八戒「悟浄、余計なツッコミはいらないです(ニッコリ)」 捲簾「ま、俺らはプレゼント渡しに来ただけだから。お祝いは夜にでも二人っきりでイチャイチャベタベタしてくれよ」 八戒「んもぅっ!当たり前じゃないですかvvv」 悟浄「捲簾っ!コイツを煽るなっっ!!(真っ青)」 ぽむ☆ てんぽう「うにゃ(うんうん)」 悟浄「てんぽう…お前まで(涙)」 八戒「ちゃーんと悟浄の大好物ばかり作ったご馳走もプレゼントも準備万端ですからねvvv」 捲簾「なるほど〜…それでマカやらマムシドリンクだのの滋養強壮ドリンクの空き瓶がゴロゴロ転がってるんだ(笑顔)」 てんぽう「にゃぁ〜…(笑顔)」 八戒「物でのプレゼントはあくまでもオプションであって、基本は現物支給ですからねっ!(鼻息荒)」 悟浄「げ…現物支給ぅ??」 捲簾「一番のプレゼントは僕ですっ!な訳ねぇ」 悟浄「いやっ!別にそこまでしなくても…っ!」 八戒「遠慮なんかいりませんからっ!返品不可っっ!!」 悟浄「うう…っ(脂汗)」 捲簾「…そういや天蓬も毎回同じ手使ってたなぁ(回想)」 てんぽう「うにゃんvvv(照)」 捲簾「褒めてねーから」 てんぽう「にゃっ!?」 悟浄「え?てんぽう…じゃねーよな?入院してる彼氏さんの方、だよな??」 捲簾「へ?あぁ、当ったり前じゃねーかっ!アッハッハッ!(ヒクッ)」 てんぽう「にゃ〜…(拗ね)」 捲簾「話をややこしくすんなっ!(ペチッ☆)」 てんぽう「にゃうっ!?」 八戒「………まさか、ね」 悟浄「………気のせいだ、うん」 捲簾「と…とにかくっ!ちょっと仕事抜けて来たから!プレゼント渡すな!」 悟浄「さんきゅー♪」 捲簾「えっと。いちおうコイツと一緒のプレゼントっつーことで(ゴソゴソ)」 てんぽう「にゃっ!(威張り)」 悟浄「何?てんぽうと一緒に選んでくれたんだ(ワクワク)」 八戒「へぇ〜…何でしょうね?」 捲簾「最初コイツ、悟空の時みてぇに毛玉作ろうとしてたから却下して」 悟浄「………毛玉」 八戒「………作ってましたね。厳選されたお腹の毛で」 てんぽう「にゃうぅ〜(不本意)」 捲簾「あのな?いくら一番厳選された最上級フワッフワの股の毛使うつもりだろうが、悟浄が毛玉貰って喜ぶ訳ねーだろ?」 八戒「更に最上級…しかも股の毛ですか…」 悟浄「股の毛なんだ…」 捲簾「で、まずコイツからのバースデイカードな(差し出し)」 しーん…。 悟浄「………??」 八戒「バースデイカード…ですか?」 悟浄「色紙じゃねーの?」 八戒「この朱色の肉球スタンプは…」 捲簾「字は俺が筆で書いて、手形…じゃなかった、肉球形はてんぽう作。で、壁に飾れる様に額縁も、ほい」 悟浄「………飾れるんだ」 八戒「捲簾さん、達筆ですね…」 捲簾「それと〜プレゼント(ゴソゴソ)」 悟浄「もう何を出されても驚かねぇな(遠い目)」 八戒「悟浄ってばっ!」 捲簾「ほい。俺とてんぽうから!」 悟浄「お…おぅっ!さんきゅ、捲簾とてんぽう」 八戒「ちゃんとしたプレゼントですねぇ(小声)」 捲簾「開けてみろよ」 てんぽう「うにゃん!」 悟浄「そんじゃ〜…何かな?結構軽いな」 八戒「そうなんですか?(興味津々)」 ペリ☆ ガサガサガサガサ…パカッ☆ 悟浄「お?パジャマ?」 八戒「あれ?赤と緑…2着ありますけど」 悟浄「げ。まさか八戒とペア…」 八戒「よかったですねっ!悟浄っっ!!」 悟浄「ははは…ん?この模様って(じぃ〜)」 捲簾「あ、気付いた?」 悟浄「肉球…だよな?」 八戒「え?水玉模様じゃないんですか??」 捲簾「そうそう。布用の染料でオリジナルてんぽう肉球柄パジャマにしてみた。まぁ、ある意味流行のアニマル柄?」 てんぽう「にゃにゃっ!(威張り)」 八戒「悟浄、よかったですねぇ。アニマル柄好きじゃないですか」 悟浄「…コレってファンシー柄じゃねーの?(悩)」 八戒「まぁまぁ。可愛くっていいじゃないですか〜。それに捲簾さんとてんぽうクンが折角プレゼントして下さったんですから…早速今夜からコレ着ましょうねっ!お・そ・ろ・いvvv」 悟浄「はぁ?んなこっ恥ずかしい真似、誰が…」 八戒「着・ま・しょ・う・ねっ!(黒)」 悟浄「はい…(震)」 捲簾「あっはっはっ!八戒、どうせなら1着を上下分けて着るってのもあるぞ〜♪」 八戒「ああっ!それはナイスアイデアですっ!!(奮)」 悟浄「捲簾余計なコトゆーなああぁぁああっっ!!」 てんぽう「にゃふ〜vvv」 捲簾「あ?俺らは却下」 てんぽう「にゃっ!?」 悟浄「そりゃそーだろ…お前と捲簾じゃサイズ合わねーっての(呆れ)」 八戒「さすがに猫ちゃんとだとねぇ?(苦笑)」 捲簾「いや。俺はこの時期、寝るとき全裸派だから」 てんぽう「うにゃぁ〜…」 悟浄「………てんぽう?お前ドコ押さえてしゃがんでんの?」 八戒「さすが捲簾さんです」 バーンッッ!!! 悟空「ごじょーっ!誕生日おめでとーっっ!!」 悟浄「お?おお?何だよ、お前まで来たのかよ(驚)」 悟空「あ?何だよ、その態度!折角プレゼント持ってきたんだぞっ!(拳)」 八戒「悟空ありがとうございます」 悟浄「へ?マジで?おー、さんきゅ〜」 悟空「はいっ!俺と金蝉からだから」 悟浄「センセーも?」 悟空「うんっ!だってさ…俺のお小遣いだけじゃやっぱ足んねーし」 八戒「悟空もお小遣いで悟浄のプレゼント買ってくれたんですか(なでなで)」 悟空「そりゃ〜…(照)」 悟浄「ありがとーよ。そんじゃ開けてもいいか?」 悟空「あんま高いモンじゃないけど」 八戒「お祝いしてくれるって気持ちが悟浄は嬉しいんですよ(ニッコリ)」 悟浄「うっ…まぁな」 捲簾「へぇ〜…でも結構ゴージャスそう」 てんぽう「にゃにゃ?(クンクン)」 捲簾「コラッ!悟浄へのプレゼントだろ。意地汚ねぇ」 悟空「てんぽう、食い物じゃねーよ」 ガサガサガサ… パカッ☆ 悟浄「………。」 八戒「………。」 てんぽう「にゃう?」 捲簾「えーっと…何で首輪??」 悟空「悟浄に似合いそうだからっ!(力説)」 悟浄「テメッ!チビ猿!!何でプレゼントに首輪なんかっっ!?」 悟空「え〜?悟浄こーゆーの好きそーだし」 八戒「素晴らしいですっっ!!(奮)」 悟浄「馬鹿かっ!ペットショップの店員に首輪贈ってどーすんだっっ!!」 悟空「でもソレ、デパートのアクセサリーとか売ってる店で買ったんだけど?」 捲簾「あぁ、なるほど。最近ロック系ファッション流行ってるしな」 悟浄「ロック系…言われてみれば…そっか」 八戒「え?SMショップじゃないんですか?」 悟空「は?」 悟浄「お前はっ!ソレしか頭にねーのかっっ!!(赤面)」 捲簾「おーい。さすがに金蝉が悟空連れて行かねーって」 てんぽう「うにゃ?」 捲簾「てんぽうまで…だから拘束具じゃねーっての」 悟空「…ヤだった?」 悟浄「うっ!いや…まぁ…Tシャツにライダースとか着たら合うよなっ!うんっ!」 八戒「………鎖がいりますね(小声)」 悟浄「〜〜〜〜〜っっ!?(真っ青)」 捲簾「あーあ…誰の誕生日プレゼントなんだか(溜息)」 てんぽう「うにゃん(コクコク)」 |
65. 捲簾さんのお薦めは目玉オヤジだったんですけど…さすがに僕のナイスバディを悟浄以外に晒すと拗ねちゃいますし。え?全裸じゃないんですか?目玉オヤジって…はい?猥褻罪で捕まる?何言ってんですかっ!僕の裸体は芸術品ですよっ! . . . 2007/11/03 (Sat) 20:33:12 悟浄「さぁ〜って…店戻って昼飯食うかなぁ。今日の弁当のおかず何かね〜っと?」 とっとっとっとっと… ぽてぽてぽてぽてぽて… 悟浄「ん?悟空とてんぽうじゃねーか…何してんだ?センセーか捲簾のお使い?にしては…何であんな格好?」 悟空「花屋のおじさんっ!とりっくおあとりーとっっ!!」 てんぽう「にゃにゃ〜っっ!!」 悟浄「……………何だ?ありゃ??(汗)」 カランカラ〜ン♪ 悟浄「八戒ただいまっ!」 八戒「配達ご苦労様でした〜」 悟浄「…八戒?」 八戒「はい?どうしました?」 悟浄「その格好………何?」 八戒「あれ?悟浄知りません?ゲゲ●の鬼太郎」 悟浄「や、知ってるけどよ。そーじゃなくって、何で八戒が鬼太郎の格好してんだ?」 八戒「似合いませんか?やっぱり捲簾さんの言うとおり目玉オヤジにするべきだったか…(思案)」 悟浄「そうじゃねーよっっ!!何でっ!いきなり八戒がそんな格好してんのか聞いてんだよっ!」 八戒「だって今日はハロウィンですよ〜?」 悟浄「ハロウィン…」 八戒「だからお店も今週からオレンジと黒でそれっぽいディスプレイにしたんじゃないですか」 悟浄「あ?コレってそーゆー意味だったの?」 八戒「知らないでやってたんですかっ!?(驚)」 悟浄「いやぁ〜…何っつーの?周りの店がそんな感じのディスプレイにしてるから合わせてるのかと思ってた」 八戒「悟浄…もしかしてハロウィン知らないんですね?」 悟浄「う…仮装して騒ぐのか?」 八戒「まぁ、そんな感じですけどね。皆さんお化けとか妖怪とか、外国のホラー映画のキャラクターみたいな仮装をして楽しむんですよ」 悟浄「うん?じゃぁ…小ザルちゃんとてんぽうが走ってたのもソレでか」 八戒「おや?悟空とてんぽうクンに会ったんですか?」 悟浄「会ったっつーか…目の前をミニスカかぼちゃパンツで箒振り回してる魔女っ子と、かぼちゃパンツに唐草風呂敷背負った猫ジェイソンが商店街を走り回って何か叫んでたから」 八戒「………物凄く想像し辛いんですが」 悟浄「いや、そのまんまだから」 八戒「いちおう商店街でハロウィンフェアーやってるんですけど、仮装に関しては任意でしてね。いちおうそれらしく見えるよう自治会から三角帽子は配られてますが、何か皆さんノリノリで仮装してるみたいですよ。返って何もしてない方が情けないというか(笑)」 悟浄「で?ミニスカ魔女っ子と猫ジェイソンはハロウィンらしいの?」 八戒「いちおう西洋のお祭りですからねぇ」 悟浄「………じゃぁ、お前の鬼太郎は?思いっきり和じゃねーかっ!カボチャも関係ねーし!!」 八戒「何言ってるんですかっ!ハロウィンと言えば妖怪っ!バッチリじゃないですかっっ!!」 悟浄「そんだけ?そんだけで鬼太郎なのかっ!?」 八戒「捲簾さんにも『八戒、すっげぇ目立ってるぞ〜』って褒められましたよっ!」 悟浄「…それは褒めてんの?」 八戒「当たり前です」 悟浄「お前がそう思うんなら別にいーけど。そんじゃアレは何だ?何か悟空が呪文みてーなの花屋で叫んでたけど…とりっく…なんとか?」 八戒「あぁ、それはハロウィンの合い言葉ですよ。『Trick or treat』って言われたらお菓子をあげないとならないんです。お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ!って意味です」 悟浄「お菓子…。だからかぁ。悟空の奴やたらはしゃいで走り回って…さては猫ジェイソンも風呂敷の中にお菓子詰めまくってんな?(溜息)」 八戒「まぁまぁ。楽しくていいじゃないですか。商店街の皆さんも楽しそうですし」 悟浄「まぁな。ホンットお前楽しそうだよなぁ?」 八戒「そんな悟浄にも楽しんで貰おうかな?って衣装用意してありますよ、はいっvvv」 悟浄「何で俺が猫娘なんだーーーっっ!!」 八戒「悟浄のねずみ男はビジュアル的に萌えませんので。ここはやっぱり猫娘でしょうっ!はいっ!さっさと着替えてっっ!!」 悟浄「いーやーだーっっ!!」 バンッッッ☆ 悟空「悟浄おぉぉーっ!とりっくおあとりーと!!」 てんぽう「うにゃにゃーんっっ!!」 八戒「おや?いらっしゃい(ニッコリ)」 悟空「あれ?何で悟浄普通のカッコしてんの?つまんねぇ〜」 てんぽう「うにゃぁ〜」 悟浄「うっせーっ!猫娘になんかなれっかよっっ!!」 悟空「八戒が鬼太郎だから悟浄は猫娘?バッチリじゃん!!」 てんぽう「うにゃvvv」 八戒「そうでしょう?そうでしょうともっ!(嬉々)」 悟浄「んな訳あるかーっっ!!(叫)」 八戒「悟浄なら凄く似合いますよ〜」 悟空「うんうん、似合うな」 てんぽう「にゃっ!」 悟浄「お前ら全員眼科行けっっ!!」 八戒「ハロウィンで皆さん仮装してるんですよ?恥ずかしがる方が返って変ですよ?」 悟浄「仮装…あっ!おい悟空!お前んトコのセンセーは?捲簾は仮装してんのかよっ!?」 悟空「え?金蝉?してるよー。エクソシストの神父さん」 悟浄「………微妙だな」 てんぽう「にゃにゃぁ〜ん」 悟浄「え?捲簾は何だって?」 八戒「確か捲簾さんは…オペラ座の怪人だったと」 悟浄「うっわー…すっげ似合いそ」 てんぽう「にゃふ〜vvv」 悟浄「あ?惚れ直すほどカッコイイって?」 八戒「でも捲簾さんなら迫力ありそうですよねぇ」 悟空「ケン兄ならご近所のオバチャンやお姉ちゃん達に写メ撮られまくってるよ」 悟浄「やっぱな…」 八戒「撮影会ですか…やはり僕達もお揃いで記念写真をっっ!!」 悟浄「イヤだっっ!!」 悟空「なーなー、早くお菓子くれよ。まだ回ってないお店あるんだからさ〜」 てんぽう「にゃっ!」 悟浄「あ?菓子なんか持ってねーよ」 悟空「え?悟浄お菓子持ってねーの?(キラーン☆)」 てんぽう「うにゃ?(キラーン☆)」 悟空「そんじゃ〜『悟浄っ!お菓子くれなきゃ八戒にイタズラさせちゃうぞvvv』だなっ!」 てんぽう「にゃにゃっ!」 悟浄「へ?何で八戒に…って…お、おい待てっ!(焦)」 八戒「はい、二人とも良く言えました〜vvvはい、お菓子ですよ」 悟空「さんきゅー八戒っ!じゃぁな、悟浄っ!」 てんぽう「うにゃ〜ん」 バッタン☆ 八戒「さてと。イタズラしないとですねぇ…色々とvvv」 悟浄「ひいいいぃ〜〜〜っっ!!!」 |
64. ふぅ…すっかり春ですねぇ…最近はほーんと静かで…って、ん?悟浄が出かけたのってお盆じゃありませんでしたっけ?あれ?秋のお彼岸だったかな?それにしたってもう春のお彼岸も過ぎちゃいましたよっ!悟浄いつまで出かけてるんですかっ!?ごーじょーおーっっ!!(絶叫) . . . 2007/05/07 (Mon) 23:49:45 悟浄「ふぇっ…ぶしっ!!」 悟空「あれ?悟浄って花粉症?」 悟浄「いや?何かいきなり鼻がムズムズ…つーか今って秋だろ?あれ??」 悟空「悟浄…何言ってんの?(きょとん)」 てんぽう「うにゃー…(半目)」 悟浄「え?だって…何かすっげぇ時間経ってるような気が(首傾げ)」 悟空「気のせいだって〜っ!なぁ?てんぽう?」 てんぽう「にゃっ!(コクコク)」 悟浄「そっかぁ?そうだよなぁ…何か八戒が喚いてるような気がして」 悟空「八戒が?悟浄いねーから寂しいんじゃねーのかな?」 悟浄「いや…何か違うような気ぃする…けど」 金蝉「寝惚けてんじゃねーよ、バカッパ」 悟浄「誰がバカッパだっ!(憤慨)」 悟空「あれ?さんぞーは?(キョロキョロ)」 金蝉「犬舎の鍵取りに行った」 悟浄「犬舎ぁ?」 金蝉「…マジでバカか。てめぇが八戒から子犬を見てこいって言われたんだろーが(溜息)」 悟浄「あ、そーだった!えーっと…柴の赤と黒だっけ?」 悟空「ポチも早く可愛いコとお見合いしたいよな?それにお母さんとも久々に会えるしっ!兄弟もいーっぱい増えたんだぞ?」 ポチ「ワウッ!(パタパタ)」 悟浄「しっかし…犬舎あるぐらい犬いっぱい居るんだ?」 金蝉「ブリーダーが本業じゃねーから、何十匹も居ねーよ。犬好きの叔父貴が趣味の延長でやってるようなもんだしな」 悟浄「ふーん。でも子犬が増えたりしたら世話も大変そうだけどなぁ」 金蝉「子犬の内は母犬が面倒看るから大して手間かからねぇ。人間が気を付けるのは衛生面と病気ぐれーだ」 悟空「子犬は金蝉が色々看てるから大丈夫だしなっ!」 悟浄「なるほど〜、やっぱ身内に獣医がいると安心だよなぁ(うんうん)」 三蔵「おい、何騒いでんだ?犬舎行くぞ」 悟空「わーいっ!ポチのお見合い相手、どんなコかなぁ♪(わくわく)」 三蔵「お師匠様が言うには血筋はイイらしい」 悟空「ちすじ?」 悟浄「お嬢様ってこと」 悟空「そーなんだぁ。でも…ポチ気に入ってもらえるかな?」 三蔵「さぁな。こればっかりは犬同士の相性もあるし。コイツはウチの千華丸号の血統が一番出てるツラしてるから見栄えはイイんじゃねーか?」 悟浄「ちはなまる…ごう?なーんかヤケにゴージャスな名前だこと」 金蝉「お前知らんのか?柴の血統は大抵仰々しい名前が付いてるんだ。犬扱う仕事してるならそれぐらい勉強しておけ」 悟浄「でもコイツはポチじゃんっ!」 ポチ「わう?」 金蝉「ちなみにコイツの血統証名は千景丸号だ」 悟浄「………でも、や〜っぱお前はポチだよなぁ?」 ポチ「わぅんっ!(パタパタ)」 ぽむぽむ☆ 悟浄「あ?」 てんぽう「うにゃっ!(威張り)」 悟浄「…てんぽうは血統証ねーじゃん。雑種だろ?」 てんぽう「にゃっ!?(ガーン☆)」 悟空「でもっ!てんぽうはてんぽうだよなっ!ケン兄ちゃんが付けたんだしっ!」 金蝉「ロクな名前じゃねーがな」 てんぽう「にゃぁ〜?(キラリ☆)」 シャッキーン☆ ベシッ! 金蝉「ぃっ!てええぇぇーーーっっ!?このクソ猫っ!!」 てんぽう「にゃぁ〜?(プイッ)」 悟浄「バカだなぁ…センセーは一言余計なんだよ(溜息)」 三蔵「てめぇらうっせーよっ!静かにしろっ!子犬が驚くだろーがっ!」 悟浄「アンタの声が一番でっけぇよっ!」 てんぽう「にゃにゃっ!(ペタッ)」 悟空「さんぞ〜、早く鍵開けてっ!」 三蔵「チッ…待ってろ」 ガチャ…カチッ☆ ピーッ! 三蔵「入れ」 悟浄「セキュリティ厳重だなぁ…静脈認証キーまでかけてんだっ!?」 金蝉「…叔父貴の趣味だろ。あの人は珍し物好きだからな」 三蔵「別に念入れて困ることはねーからな。おい悟空、美女桜号はあっちに居るぞ」 悟空「みめざくらごう?」 三蔵「ソイツの見合い相手だ」 悟空「そっかぁっ!ポチ!行こ♪」 ポチ「わうんっ!」 三蔵「おい、バカッパ。テメェの用はソッチだ」 悟浄「バカッパじゃねぇっ!お?おおぉぉお?うっわー…すっげちっこーいっ!可愛いじゃんっ!(嬉々)」 金蝉「順調に育ってるな。ちょうど4周目か…母犬の方の食欲は?」 三蔵「豪快にメシ食ってる」 悟浄「えーっと…黒赤赤…白?」 三蔵「白い毛色はゴマっつーんだよ」 悟浄「へぇ〜…どいつも可愛いなぁ。えっと…カメラ(ゴソゴソ)八戒は赤と黒つってたっけ?いーやっ!メチャクチャ可愛いから全部撮っておこ〜っと♪」 三蔵「何だ…客注あんのか?」 悟浄「だってさ。赤と黒のコご指名で。でもさ〜、こんだけ可愛いかったら他にも欲しいってお客さんいるかもしんねーじゃん?写真だけでも撮って店に貼っておこうかと思って。あ、コイツら1匹ずつ写真撮っていい?」 三蔵「構わん。出してやるから待ってろ」 カチャン☆ 悟浄「最初犬舎っつーから動物園の檻の小さい版想像してたんだけど…普通の部屋なんだなぁ」 金蝉「最近は大型犬だろうと室内飼いする飼い主が増えてるからな」 悟浄「まぁ、番犬なら外だろうと中だろうと一緒だし?もっとも最近番犬目的で犬飼ってるヤツっているのかね?」 金蝉「ウチに来る飼い主は『子供』扱いだな」 悟浄「うん、店から買われていくヤツラもさ。みんな家族の一員として可愛がってもらえてるならいいんだけど」 三蔵「あの八戒が客選んでんだから問題ねーだろ」 金蝉「アイツは初めてペットを飼う客には『飼い主教室』受けさせてるじゃねーか。お前知らないのか?」 悟浄「そ…そーだったんだ。知らなかった」 金蝉「お前もあの店の従業員なら八戒に聞いておけ」 悟浄「そうだよなぁ〜…」 パタパタパタパタ☆ 悟空「さ…さんぞぉ〜っっ!!」 三蔵「あ?」 悟空「ポチがっ!ポチがサクラちゃんに乗っかっちゃったんだけどっ!(焦)」 三蔵「………早ぇな。さすがテメェの飼い犬だ」 金蝉「どーいう意味だ?(怒)」 悟空「いーの?大丈夫??」 三蔵「構わねーよ。第一ソレが目的だろうが」 悟空「でも…今日はお見合いだけのつもりだったから、いーのかなーって」 三蔵「美女桜号は厭がってんのか?」 悟空「ううん」 三蔵「だったら別に問題ねーな」 悟浄「そーそー。お見合いすっ飛ばして結婚しちゃった♪てだけじゃん(ニンマリ)」 悟空「そっかぁ…ポチのお嫁さんになってくれたんだ!」 悟浄「可愛いワンコが産まれるといーな〜」 悟空「………お嫁さんかぁ」 クイクイ☆ 金蝉「あ?何だよ?」 悟空「ねーねー、金蝉っ!俺はいつでもプロポーズしてくれたら金蝉のお嫁さんになるからっ!」 金蝉「ーーーーーっっっ!?」 悟浄「…ラブラブだねぇ」 三蔵「鬱陶しい」 ぺしぺし☆ 悟浄「ん?どした?てんぽう??」 てんぽう「うにゃっ!」 悟浄「え?コレ…あぁっ!写真な!そうだっ!写真撮り忘れたら八戒に何言われるか…えーっと(キョロキョロ)」 悟空「悟浄、子犬の写真まだ撮ってねーの?」 悟浄「お前が大騒ぎしたから一瞬忘れたんじゃねーか。あ!一匹ずつ撮りたいから、悟空コッチのワンコ達持っててくれよ」 悟空「おっけ〜」 悟浄「そんじゃ…まずコイツな。ヨシヨシ、ちょっとだけじっとしててくれよ〜?」 カシャ☆ 悟浄「…えっと。次、悟空右の赤いヤツ」 悟空「コイツ?」 悟浄「はいはいコワくないからな〜?じーっとな?じーっと…」 カシャ☆ 悟浄「………次、黒いヤツ」 悟空「は…はい…っ(笑)」 悟浄「おっと…ホラホラ顔こっち向けろ〜?そのままだぞ?」 カシャ☆ 悟浄「……………おい、てんぽう(ヒクッ)」 てんぽう「にゃ?」 悟浄「にゃ?じゃねーよっ!お前まで一緒に映って何ポーズ取ってんだよっ!」 てんぽう「うにゃ〜?」 悟浄「ポーズがイマイチじゃなくって!脚上げた悩殺ポーズなんかしなくていいっ!お前のじゃなくって子犬のっ!コラッ!犬にマウンティングなんかすんなっ!子犬と上下関係つけたって意味ねーだろーっっ!!(叫)」 てんぽう「にゃっ!」 たしっ☆ 悟空「てんぽうスゲー…子犬がてんぽうにお手してる」 三蔵「…おい。何で捲簾連れて来なかったんだ?」 金蝉「俺が知るかっ!」 |
63. それは間違いですよ?やはり筋力強化よりは柔軟性ですっ!悟浄は意外と身体が硬くてねぇ…こぉ〜、胸まで膝抱え上げて押さえ込むと煩いんですよ、ええ。 . . . 2006/10/30 (Mon) 00:17:21 ポクポクポクポク… 悟空「…っぷ」 悟浄「悟空…我慢しろ」 悟空「だ…って…っぷぷ」 ポクポクポクポク… てんぽう「にゃっ!にゃっにゃっ!(フリフリ)」 ポクポクポクポク… てんぽう「にゃにゃっ!にゃっ!(フリフリ)」 悟浄「見るな…見たら負けだ」 悟空「でも…てんぽう…がっ!」 悟浄「下向いてろ、ほらお前んトコのセンセーは下向いてるだろっ!」 金蝉「…静かにしてろ」 ポクポクポクポク… てんぽう「にゃっ!にゃっ!にゃっ!(フリフリ)」 悟空「ダメ…気になるって〜」 悟浄「気にするなっ!」 悟空「何で三蔵は平気なん…だよ…ぷっ!」 ポクポクポクポク…ポク☆ 三蔵「てめぇら…さっきからウルセェ(怒)」 悟空「だって…てんぽう…がっ!」 てんぽう「にゃっにゃんにゃ〜っ!(フリフリ)」 三蔵「…猫がどうした?」 悟浄「どーしたもこーしたも…ぷっ!」 悟空「あっ!悟浄だって我慢してるんじゃん!」 てんぽう「にゃぅ〜ん(フリフリ)」 じいいいぃぃー。 てんぽう「うにゃ?」 三蔵「…テメェら読経してる間ぐらい静かにしろ(平然)」 ポクポクポクポク… てんぽう「にゃにゃっ!うにゃうにゃうにゃっ!(フリフリ)」 悟空「三蔵…さっきからてんぽうが木魚に合わせて目の前でお尻フリフリ踊ってるのに、何で何も言わないの?」 悟浄「さぁ?俺が知るかよ…っぷ!」 三蔵「………。(ジロッ)」 悟浄「なんまいだーなんまいだー」 ポクポクポクポク…チリーン☆ てんぽう「うにゃぁっ!(フリフリフリフリ〜)」 悟空「ぅぶっ!(噴)」 悟浄「ぶはっ!(噴)」 金蝉「お前ら…おい、そこのナス猫!」 てんぽう「にゃ?」 金蝉「墓石に登って踊るなっ!」 三蔵「何怒鳴ってやがる…ウルセェな」 金蝉「猫だよ猫っ!不謹慎じゃねーのかっ!?」 三蔵「あぁ?どこがだ?(真顔)」 悟空「え?踊ってもいーの?(きょとん)」 悟浄「マジ?アリな訳??」 三蔵「別におかしかねーだろ。舞を奉納する神社だってあるぐれーだ。コイツの同胞が喜ぶなら別に構やしねぇ」 金蝉「ここは仏閣だろーが…」 悟空「そっかぁっ!そうだよな!きっとみんなも仲間のてんぽうが楽しませてくれて喜んでるよなっ!」 悟浄「や…コイツは単に自分が面白いだけだと思う(小声)」 三蔵「おい、チビ猿」 悟空「猿じゃねーっ!」 三蔵「ちゃんと挨拶したのか…コイツらに」 悟空「…うん、した。またおやついっぱい持って会いに来るって…言った!(ニッコリ)」 三蔵「フン…ならいい(なでなで)」 ガバッ☆ 金蝉「…馴れ馴れしく俺のモンに触んじゃねー」 悟空「こんぜん〜vvv」 三蔵「あ?俺はテメェみてーにプチ犯罪者じゃねーよ。このショタコンが」 金蝉「あぁ?誰が犯罪者だと?このジジコンが」 三蔵「何だコラ?誰がジジコンだっ!」 金蝉「叔父貴だってもうイイ歳だろーが。昔っからテメェはオッサンばっかり誑し込んでるクセに」 三蔵「ざけんなっ!俺がずっとガキん頃から尊敬して慕ってるのはお師匠様だけだっ!」 金蝉「じゃぁ叔父貴がショタコンか?」 三蔵「テメェと一緒にすんじゃねーっ!お師匠様はずっと優しさと厳格な姿勢で俺を育ててくれた。テメェみてーに邪心まみれでガキに手ぇつけたりしなかったっ!」 金蝉「誰がっ!?俺はコイツに何もしてねーっっ!!」 悟空「…してくれてもいいのにvvv(ぽ)」 三蔵「………。」 金蝉「………。」 悟浄「悟空…解禁は中学生になってからなんだろ?」 悟空「あと1年も我慢出来るかなぁ…はぁ(溜息)」 金蝉「何馬鹿なこと言ってやがんだっ!(真っ赤)」 三蔵「性犯罪者を増長させるんじゃねーっ!(真っ青)」 金蝉「誰が性犯罪者だっ!?」 三蔵「てめーだてめー。不本意だが身内から犯罪者なんか出したら、お師匠様に迷惑が掛かる」 金蝉「へっ!俗欲まみれのテメーに言われたかねーぞ、生臭坊主」 三蔵「んだ?コラ。誰が俗欲まみれだと?」 金蝉「俺が知らねーと思ってんならお目出度いヤツだな、あ?テメェ叔父貴だけじゃなくって、あの得体の知れねーカラス野郎とも…」 三蔵「誰があんなヤツとっ!」 悟空「…そういえば、三蔵今日は何か変?(首傾げ)」 悟浄「ん?変って何が?」 てんぽう「うにゃにゃっ!(フリフリ〜)」 悟空「腰?っていうより歩き方?」 悟浄「あー…成る程ねぇ。うんうん、分かる分かる(遠い目)」 三蔵「ーーーーーっっ!?」 金蝉「コイツ連れてくるの分かってたんだろーがっ!ガキに悪影響だっっ!!」 てんぽう「にゃっ!にゃっ!にゃっ!(フリフリ〜)」 悟空「ふーん…セックスすると腰が大変なんだ」 てんぽう「にゃうっ!(コクコク)」 悟空「じゃぁ、俺も今から鍛えた方がいい?」 てんぽう「うにゃっ!(コクコク)」 三蔵「………。」 金蝉「………。」 悟浄「えーっと…悟空に悪影響なのはコイツの方だと思うな…っと(頭痛)」 |
62. はぁ…悟浄が居ないとヒマです。僕も一緒に行きたかったなぁ。でも三蔵のお寺に行くと…なーんか物凄い勢いでカラスやハトが一斉に逃げちゃうんですよ…何でだろう?(首傾げ) . . . 2006/10/18 (Wed) 23:03:42 三蔵「チッ!イイ性格してんのもアノ変態ヤローに似てんじゃねーか(ボソッ)」 金蝉「名前が悪ぃんだよ。ったく捲簾も最悪な名前付けやがって(ボソッ)」 てんぽう「…うにゃ?(シャキーン☆)」 悟浄「てんぽう…さすがに両手爪パンチはやめとけって(溜息)」 悟空「三蔵も金蝉も大人気ないなぁ〜。そんなこと言ってると天ちゃん化けて出るよ?」 三蔵「………。」 金蝉「………。」 悟浄「悟空、悟空。捲簾の恋人、死んでねーから。化けらんねーから」 悟空「えー?だって…えっと…ほら、何てゆーんだっけ?生きてても魂だけ身体から出たりするの」 悟浄「あぁ〜、幽体離脱か」 悟空「そう、それっ!天ちゃんだったら生きてても出たり入ったりしそーだもん♪」 悟浄「んな簡単に出来ねーって(呆れ)」 三蔵「…いや、あり得るな。あの男なら(思案)」 金蝉「…確かに。案外魂抜けて捲簾にまとわりついてるから目ぇ覚まさねーんじゃねーか?あのバカは(思案)」 悟浄「おいおい…アンタらまで何マジで納得してんの?あり得ねーしっ!」 悟空「悟浄ってさ。意外と頭硬いんだなぁ〜(きょとん)」 悟浄「俺は目に見えねぇモンは信じねーっ!」 悟空「…ホントはオバケ怖いとか?(チラッ)」 悟浄「んな訳ねーじゃんっ!アッハッハッハッ!(ヒクッ)」 三蔵「おい…テメェの後…(ボソッ)」 悟浄「うわあああぁぁあああっっ!!!(絶叫)」 金蝉「バカが…あっさり引っかかってんじゃねーよ(頭痛)」 悟空「ふーん。悟浄ってオバケ怖いんだぁ」 てんぽう「…にゃふ」 悟浄「こっの…っ!騙しやがったなっ!性悪生臭坊主っっ!!(真っ赤)」 三蔵「テメェ…今度は冗談じゃなくマジで祟られてーか?(怒)」 悟空「さんぞーの周りはい〜っぱい居るもんね〜(ニコニコ)」 悟浄「いっ…ぱい…て?(蒼白)」 金蝉「コイツは昔っからその手のを引き寄せるんだよ」 三蔵「俺は呼んでねぇ(不本意)」 悟空「でもさんぞーが強いから取り憑くのは出来ないんだよね。だから周りでウヨウヨしてんの」 悟浄「ウヨウヨッ!?つか悟空も見えんのっ!?」 悟空「うん。でもさ…三蔵また増えてない?さっさと祓っちゃえばいーのに」 三蔵「面倒くせぇ…(溜息)」 悟浄「ゲッ!せ…先生はっ!?見えてんのっ!?」 金蝉「俺は見えねぇ」 悟空「金蝉は霊感ぜーんぜん無いけど、色んなワンコとかニャンコが守ってるよ?」 三蔵「イタチみてーのも居るな」 金蝉「それはフェレットだろ(呆れ)」 悟浄「何あっさり言ってんだよっ!動物憑いてんだろっ!?」 金蝉「俺は見えねーし、別に害もねぇ」 悟浄「おかしーって!!(喚)」 悟空「悟浄は見えないんだから気にしなきゃいーのに」 悟浄「そんだけ言われりゃ気にするわっ!!」 三蔵「うるせぇヤツだな。大体俺らは死んだ人間や動物だからどーってことねぇが、お前んトコの八戒はもっと厄介で物騒なのが憑い…」 悟空「シイイィィーッ!」 悟浄「え?八戒??」 悟空「…あっ!そうだ!お墓の掃除もした方がいいよなっ!俺ぞうきん持ってこよーっと!(逃)」 悟浄「ちょぉーっと待て。え?何?八戒って…アイツに何が憑いてんのっ!?」 悟空「悟浄………ゴメンッッ!!(ダッシュ)」 悟浄「教えろよおおおぉぉおおっっ!!(半泣)」 金蝉「見えねークセに。いちいちうるせぇな」 悟浄「見えなくったって聞かされりゃ気になんだろっ!おい三蔵!八戒に何が憑いてんだよっ!教えろっっ!!」 三蔵「………。(そっぽ)」 悟浄「言いかけたんだから言えーっっ!!(涙目)」 金蝉「八戒に訊けばいーじゃねーか」 悟浄「そ…そっか」 三蔵「………知らぬが仏、だがな(ボソリ)」 悟浄「〜〜〜〜〜〜〜っっ!?」 てんぽう「うにゃ(ぽんぽん☆)」 悟浄「てんぽうっ!お前は?お前は八戒の後に何か見えるっ!?」 てんぽう「にゃ〜?(首傾げ)」 悟浄「そっか…見えねーんだ(ガクッ)」 悟空「こんぜーん!ぞうきん持ってきたよ〜。早く綺麗にしてお参りしよー!」 金蝉「おい。いつまでも遊んでねーで働け。まず持ってきたお供え分けるぞ(ゲシッ☆)」 悟浄「八戒…八戒が…(ブツブツ)」 悟空「まだ気にしてんの?大丈夫だよ。八戒を守ってる守護霊?みたいなのだから」 悟浄「何で疑問系…(不審)」 悟空「だって俺もはっきりは分からないから。見えてるっても三蔵と違って何かいるなーってぐらいだもん。八戒のこと守ってるヤツなんだから、悟浄のことも一緒に守ってくれてるんじゃねーの?」 悟浄「…そーなの?」 三蔵「アイツに桁外れでとんでもねぇのが憑いてるから、一緒に居るお前にも霊は近寄れねーんだろ。お前はどっちかって言えば憑かれ易いみてぇだな(じぃー)」 悟浄「うわぁっ!何処見てんだよっ!!(悲鳴)」 悟空「悟浄の肩…三蔵祓ってあげれば?」 悟浄「肩あああぁぁっっ!?(べしべし☆)」 三蔵「帰りゃ八戒が居るんだろーが。だったら勝手に消える」 悟空「だってさ、悟浄。別に何ともないんだろ?さすがにマズかったら三蔵祓ってくれるってっ!(ニッコリ)」 てんぽう「にゃ?うにゃにゃ?(キョロキョロ)」 三蔵「お前には憑いてねーよ。つーかこの猫大分ニブイな。普通動物の方が人間よりこの手の輩は感知しやすいはずだが」 てんぽう「にゃー?(シャキーン☆)」 悟空「さんぞ〜、またてんぽうに猫パンチされるよ?早くお参りしよーって!ポチも待ちくたびれちゃってるし」 悟浄「何でこんな環境で寝れるんだよ…ポチぃ(睨み)」 三蔵「おらっ!そこのヘタレ馬鹿。供物さっさと並べろ」 悟浄「ヘタレじゃねぇっ!平気な顔してるお前らの方がおかしいんだっ!」 てんぽう「にゃ…うにゃっ!」 スタン☆ 悟空「てんぽう?供養塔登って何してんの?」 てんぽう「にゃっ!(ぴしーん☆)」 悟空「え?上??空見上げて…何か飛んでるとか?」 金蝉「お前…そのポーズ…(眉顰め)」 三蔵「…やっぱりナスなんじゃねーか」 悟浄「捲簾…最初っからそのつもりでてんぽうのコス…いや、まさかな…はははは」 三蔵「まぁいい。お前ら順番に線香点けろ(ゴソゴソ)」 悟空「はーい!そんじゃ俺から〜」 悟浄「あのさ…ソレって…携帯木魚?(きょとん)」 三蔵「見りゃ分かんだろ」 悟浄「へぇ〜。坊さんグッズも便利なのがあるんだなぁ〜。棒にちっこい木魚くっついてるだけだろ?ふーん…持ちながら叩くんだ(興味津々)」 三蔵「別に面白くもねー(ムスッ)」 金蝉「木魚に感心してねーでお前も線香供えろっ!(蹴)」 悟浄「イテッ!分かってるって…てんぽう?」 三蔵「あ?」 てんぽう「にゃああぁー…vvv(キラキラキラ☆)」 悟空「何か…てんぽう…すっごい三蔵の木魚見てるよ?」 金蝉「………。」 三蔵「な…何見てやがんだ?」 悟浄「てんぽう…その携帯木魚欲しいんだってさ(苦笑)」 三蔵「やれるかっ!」 悟空「木魚なんて貰ってどーすんだろ?(首傾げ)」 金蝉「ガラクタ欲しがるところまであの馬鹿に似てんな(溜息)」 三蔵「テメェ…ヒトの商売道具ガラクタ扱いすんじゃねー」 金蝉「一般的には無用の長物だろ」 てんぽう「うにゃぁ〜?(キラッキラ☆)」 三蔵「馬鹿猫っ!コレはやれねーんだよっ!!(ささっ)」 悟浄「あのさ…捲簾に買って貰えば?」 てんぽう「にゃっ!(コクコク)」 悟空「ケン兄…携帯木魚どこに売ってるか知ってるかな?」 金蝉「そう言う問題じゃねーよ(頭痛)」 |