★ ヘール・ボップ・メッセージ
1997年に出現した 『 ヘール・ボップ彗星
』 は、初めて自分の目で見た
尾を長く引く美しい彗星でした。
夜空に浮かぶ大彗星と私の間に、さえぎるものは何もなく、太陽風に吹き
とばされた彗星のガスは、大きな大きな尾となって、はるかに離れた私の
体をも包みこんでいるようでした。
ヘール・ボップ彗星は 2400年後に再びめぐってくると言われています。
『 ヘール・ボップ・メッセージ 』 は、再び現れたヘール・ボップ彗星を、私た
ちと同じように見上げるであろう、2400年後の人類に向けて、メッセージを
送ろうという、私自身ちょっと不安な計画です。
何が不安なのかというと、
●ヘール・ボップ彗星は、本当に2400年後にまたやってくるのだろうか。
●1993年に発見されたシューメーカー・レビー彗星みたいに、途中で
木星に衝突してしまうことはないだろうか。
●2400年後まで、メッセージは誰が保管してくれるのだろう。
●2400年後の人類にメッセージが届いたかどうか、私たちはどうやって
確認できるのだろう。
●そして何より、2400年後、人類は生存しているのだろうか。
私たちは、彼らにメッセージを届けるために、何ができるだろう。
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余談になりますが、「100年日記帳の作りかた」のホーム・ページは、
実はこの「ヘール・ボップ・メッセージ」の作成から始まりました。
ヘール・ボップ彗星に直接出会った感動が起爆剤でした。
つたないイラストですが、大切な1枚です。
ヘール・ボップ・メッセージ