★ 1光年のものさし
「 1光年 」というのは、1秒間に地球を
7回り半もする光が、1年かかって進む
距離だということは、みなさんご存知
ですね。
では、1光年ってどれくらいの距離なのか
わかりますか?
私にはさっぱり想像できませんでした。
そして、試行錯誤の末にたどりついたのが、
1メートルのものさしです。
このものさしは「 1光年 」を「 1メートル 」に
縮めたものです。はしっこの1ミリメートル
の目盛りを見てください。
ゴマつぶくらいのだ円形が見えますか?
この1.25ミリが太陽系(冥王星まで)の
大きさです。
うーん、だんだん1光年が見えてきた。
「でも、太陽系の大きさがわからない。」
ですよね。
はい、だいじょうV、この太陽の塔を中心
とした太陽系パークで遊んで
いるうちに、
きっと太陽系の大きさをイメージ
できるようになります。
それでは、あなたの手元に「1光年のものさし」
があるものとして想像してみてください。
太陽系に一番近い恒星「ケンタウルス座アル
ファ星」までの距離は 4.4光年。
だから 4.4メートルです。
私たちの属する「銀河系」は、直径10万光年
のうず巻き星雲ですから、1光年=1メートルと
すると、直径100キロメートル、
だいたい
関東平野くらいの大きさになります。
関東平野の中のひと粒のゴマ、、、それが私たちの太陽系です。
最近、超新星爆発の兆候があると話題になっている、オリオン座の
左上の星「ベテルギウス」は、なんと地球から600光年(600m)しか
離れていません。よく見慣れたオリオン座の星が、そんな近くにあって、
その上、大爆発直前の状態にあるなんて、あらビックリ!
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太陽の塔のてっぺんに輝くのは、
直径 11.6メートルの太陽です。
ここは、1億2000万分の1の太陽系。
おひさま、おてんとさま
ありがたい、 ありがたい。

★ 1億2000万分の1の縮尺だと、地球は
10.6センチメートル。
太陽の塔に上って、直径 11.6メートルの太陽と
比べてみると、 太陽の大きさがよくわかります。
このほかの太陽系の惑星は
下の表のようになります。
|
直 径 |
太陽の塔からの距離 |
| 太陽 |
11.6 m |
0 m |
| 水星 |
4.1 cm |
480 m |
| 金星 |
10.1 cm |
0.9 km |
| 地球 |
10.6 cm |
1.3 km |
| 火星 |
5.7 cm |
1.9 km |
| 木星 |
119.0 cm |
6.5 km |
| 土星 |
100.6 cm |
11.9 km |
| 天王星 |
43.6 cm |
24.0 km |
| 海王星 |
41.3 cm |
37.5 km |
| 冥王星 |
1.9 cm |
49.3 km |
おや? 冥王星は太陽系の惑星の仲間からはずれたんだよ、
と思われた人、多いでしょう。
2008年、冥王星は分類上、惑星から「わい惑星」に変更されました。
でもまあ、ここでは今までどおりの 「すいきんちかもくどてんかいめい」で
いかせてください。
どうしてかというと、この後紹介する「1光年のものさし」
では、冥王星がとても重要な役割を果たすからです。
太陽の塔