100年を1cmの長さにしてみると、ばく然とした有史以前のできごとも、
ずっとイメージしやすくなります。
100年が1cmですから
1000年が10cm、
1万年はちょうど1mなので、覚えやすいです。
★ 現在の人類の始祖は15万年前アフリカから始まりました。(15m)
★ 6500万年前、小惑星の衝突で、ほとんどの恐竜が絶滅しました。(6.5km)
★ 40億年前には、既に原始生命が誕生していたようです。(400km)
★ 46億年前、太陽系が形成され、地球が誕生しました。(460km)
★ 137億年前、『ビッグ・バン』 により現在の宇宙が誕生しました。 (1370km)
1370kmというと、だいたい宮崎から函館くらいの距離です。
このはるかな距離に、トンネルを掘ろうというのですから、気の長い話です。
全線開通までにはかなり時間がかかるので、今の段階ではタイムトンネルは
地中深くに掘られているものと想定します。
そしてこのタイムトンネルの上に住む人は、誰でも自由にトンネルを掘り起して、
そこにモニュメントとか、アミューズメント施設などを作ってもいいことにします。
このホームページで紹介しているのは、
いつの日かこのタイムトンネルの上に
実現させたい『夢』の数々です。
●137億年時間旅行
私たちのこの宇宙が、今から137億年前に起こった「ビッグ・バン」によって
誕生した、ということは誰でも知っています。では137億年がどれくらい長い
時間なのかというと、実は誰もわかっていません。
でも、100年日記帳の100年が1cmという長さを基準にしてみると、
永遠とも思える宇宙の歴史も、はっきりとその始まりが見えてきます。
ビッグ・バンから現在に至る137億年は、1370km、だいたい宮崎から函館
までの距離になります。
私は現在60歳です。この後会社を退職したら、私はこの
1370kmを、野宿しながら歩いてみようと思っています。
(ただ今、「野宿入門」という本で、野宿の勉強をしています。)
一歩一歩3000年ずつ、宇宙の歴史をさかのぼりながら、137億年の中の
「今日」という1日を見つめてみようと思います。この旅を名づけて
『 億の細道 』、、、なんてね。
●時空石
宮崎から函館まで、137億年の宇宙の歴史を歩いてたどりながら、その年代に
起こったできごとを道端の石に書き残していきます。宇宙という時間と空間を
書きとめるこの石を『時空石』と名づけましょうか。道端の時空石が他の石に
まぎれてしまわないように、最初にピンクや黄色、水色のような派手な色で
下塗りしてからできごとを書き込みます。

●40億年つながる日記帳
このホームページを見て、自分の100年日記帳を作ってみた人にお願いが
あります。自分の分以外に、もう1冊100年日記帳を作って、私にください。
みんなから頂いた日記帳は、半分ずつを互い違いに重ね合わせてつなげて
いきます。計算の上では10冊で10cm、100冊で1m=1万年になります。
そしていつの日か、生命の誕生した40億年前=400kmの長さにまでつなげ
たいと思っています。400kmの長さにつなげて、その片端に自分自身の
100年日記帳を当てがってみたいのです。
100年日記帳にどんな意味があるのか、137億年タイムトンネルがどこに
向かおうとしているのかは、君たち自身の頭で考えてみてください。
ただ、ひとつだけここで言わせてもらいたいことがあります。
君たちは、いじめるとか、いじめられるとか、そんなくだらないことのために、
はるか400kmのかなたからやってきたんじゃないということです。
さあ日本地図を広げて、今君のいる場所から400km離れたところがどこ
なのか調べてみようよ。
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100年日記帳を手に、現在から宇宙の始まり
ビッグ・バンまでさかのぼってみようというのが
『137億年タイムトンネル』 です。
137億年タイムトンネル