![]() 小野にて |
車百合 橙赤の 花舞いたりて 懐かしき 里の山際 車百合咲く 一薬草 木立あり 重なる落ち葉 その中に 白くうつむき咲く一薬草 金鳳花 秋空に 心躍るや 金鳳花 風も渡りて 伊那谷かける 山母子 静かなる 路傍の花か 山母子 里山心 そっと語りて 秋丁字 うつむきて 長き花筒 秋丁字 野にみえし時 秋は盛りに 花錨@南木曾岳 神木の 木々育つ杜に ともに咲く 碇降ろして 住み善き哉と |
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誰が袖草 誰が袖の 淡き紫 ひっそりと 伊那の渓谷 その地に住みて 旅心 路傍に咲きし 花一輪 誰言うとなく 誰故草 岩鏡 強風に 耐えて咲きたる 岩鏡 山登る君に 頬を染しか 一薬草 花を愛で 束の間の夢 時過ごす 梅雨の憂いか 経ヶの峰に 羅生門かずら 深山より 澄みし紫 ゆらめきて いにしえばなし 羅生門かずら 靫草 夏古草に 想い描きし いにしえの 青紫の色に 吾れ魅入られて 蛍袋 釣鐘の 穂先で光る 蛍火の 幽かな道標 暫し留まり 下野草 霧の中 一面に咲く 下野に 桃源郷の その有る如く 笹百合 芳香に 脚を止められ ついぞ見る 緑濃き中 笹百合の咲く |
![]() 拙庭にて |