守屋山 99/ 9/ 18


入笠山頂からの守屋山
守屋山は伊那山脈の最北に位置する山体のどっしりとした展望の山だ。自宅からは前山があって見ることはできないので それ程親しみのあるという山ではないが、西方の山際へ行けば見ることができる。 一等三角点の山でもあり、地元の里山登りにはまってしまったものとしては当然登る対象になる山である。 この山へは杖突峠からのルートが一般的なのだが、自宅のある箕輪町からは杖突峠は非常な遠回りになってしまうが、 反対側から登ればこの山は意外と近い。

箕輪ダムに豊かな水を供給する沢川沿いに北上すると山あいの村、後山(諏訪市)地籍に入る。この地籍から 林道が松尾峠を経て杖突街道の片倉(高遠町)に延びている。(現在工事中通行止の模様) この林道が、守屋山から南の三つ峰へ 延びる尾根を切り通すところから登ることにした。 後山の里山は茸の産地であり、どこも止め山で入山は御法度であるが、入らないことには目的を達することができない。

一般的な登山ルートと逆の方角からなので当然指導標など全くない。 復路のために紙テープを付けながら行く。急な尾根が平坦になったところで紙テープは終わってしまった。 尾根は赤松林の藪山で展望がなく守屋山の方向がつかみにくいが、このあたりからは踏み跡もあるし、 (片倉への登山道になっている。案内板もある。)まず大丈夫と思ったがこれがあとで命取りとなった。


西峰は野菊咲く小広い草の山頂

1650mの一等三角点(背景に諏訪湖が見える)
入山から2時間で山頂に上り詰めた。(山頂の立て札すらないので変に思って帰ってから調べると東と西 の2つの峰があり、ここは西峰の方で、東峰は岩峰の山頂で標柱もありいかにも山頂らしい。東峰に行かなかったのには悔いが残った。)
1650mの一等三角点のある西峰は低山らしく小広い草の山頂で展望だけは良いが面白みは無かった。目の覚めるような濃い紫のヤマトリカブトが 迎えてくれた。雲の多い天気だったので遠くの山々は見えなかったが眼下に諏訪湖や入笠山を展望できた。 ひとしきり展望を楽しんだ後、山頂を東に20分程行って見たがカモシカ岩という場所を除き、何の変哲もない尾根だったため引き返した。 もう少し行って見ればその先に東峰があったらしい。かなり離れていることになる。


ヤマトリカブト
再び西峰でゆっくりして14:50下山開始。 山頂の南側は尾根広い。登って来たときは何となく踏み跡が分かったが降りるときは不明瞭で、かつ片倉へ の指導標に惑わされた。(その方向で良かったらしい) 来るときに途中出たササがいつまでたっても出ないので山頂から下山してすぐに道を間違えたことがわかったがいまさら山頂まで戻るのも面倒くさかった。雨も降ってきて不安はつのるが前回と違い、時間も早いので冷静でいられた。 「違うところに降りてもどうにかなる」と開き直り、とにかく尾根を下る。藪こぎもなく1時間程で林道 に出られた時はほっとした。雨もいつの間にか上がった。結局山頂から南へ降りれば良いものを後山集落の方向である西へ降りてしまったらしい。 この林道は入山した林道とは当然違う。


ハナイカリ
林道を下って来ると入山に使った林道との出会いに来た。16:30(この場所は前から知っているところで林道の後山側の起点にあたる所である)  ここで花を収穫中のおじいさんに車のところまで行ってくれないかと交渉する。「雨が降りそうだし、仕事終わるまでちょっと待ってくれ」とのこと。 待っているとすぐ近くに別のおじいさんがやはり花の収穫に来たので交渉。行ってくれることに。場合が場合だけれど後山の人はいい人だ。17:00車の場所についた。 前回に続いて今回も道を間違えてしまった。今回の原因は目印の紙テープを一巻しか持たなかったので途中 で終わってしまったことにつきる。<道がない、林で展望がない、どちらを見ても同じような尾根の格好> の里山では目印のテープを出来るだけ付けることが絶対必要だと痛感した。



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