長野再発見のたび

いやわざわざね、こんなページ作る程の旅行でも無いんですけど、珍しく写真もとって来たし、最近なんだかHP更新に燃えてたりして、一応ページ作ってみました。全くたいしたこと、やってないんだけどさ。まあ許して下さい。

でも戸隠も善光寺も松代も、なかなか素敵な場所でした。あらためて歴史の長野を思う、って感じかな。特に善光寺のように、縁起の不明な大きなお寺(権力者が建てたんじゃないってのが、私としては不思議な気がする)があるってこと自体、ちょっと他とは違う民主的な感じがする。単なる憶測ですけど。

意味不明のピース(幸隆のお墓のある長谷寺で)  

ダンナがひさしぶりに山予定のない週末だし、世間ではお盆休みでもあるし、どこかにいこうよってことで選んだのが遠すぎずも近すぎずもない長野市。混むかなぁとも思ったのですが、当日5時半出発で行きは渋滞なく行けて良かったです。

最初に入ったのが信州真田町の真田氏歴史館でした。

ボランティアガイドの人がすごい詳しいの。すんごく深い知識にただただ脱帽。ガイド試験を受ける私としては、英語よりまずこう言った知識が必要なのでは・・・と考えさせられるものでした。

おはずかしい話、真田氏って、私は近畿地方の豪族だとばかり思っておりました・・・。もしかすると柳生氏と混乱してたかな。

幸隆が武田信玄の元で武功をあげ、その後織田、北条、徳川の元で次第に勢力をのばして上田城を築城。その後徳川との戦いで8倍もの軍勢を撃ち破った奇襲戦法で全国にその名を轟かせたとか。その後秀吉と家康それぞれに子どもを人質にだし、それによって天下分けめの戦い-関ヶ原では親兄弟同士が敵味方、ってことになったんデスネ。

真田十勇士の話も詳しくは知りません(どうやらこれも柳生十兵衛と混同していた節がある)。知ってたのは猿飛サスケくらいかな。でも、なんだか”真田十勇士”呼んでみたくなりました。吉岡英治好きですし。

また、結構面白いと思ったのが家紋の”六文銭”。六文って、三途の川の渡り賃なんですってね。死に対する覚悟を常に思い出させる家紋というのが、かなり悲壮さを感じさせるのですがどうでしょう。

その後松代の真田宝物館、真田邸、松代藩文武学校を見、その後善光寺へ。残念ながら、時間が遅く、地下の”お戒壇めぐり”が出来ませんでした。楽しみにしてたのに・・・。

でも、松代は城下町らしく白壁の武家屋敷がたくさんあって素敵でした。ただ、文武学校はしっくいにヒビが入っていたりして、ちょっとばかり気になりました。補修とかちゃんとできてるといいんですが。

写真無し。代わりに真田町のよく出来たパンフレット画像


翌日です。前日長野駅前では「びんずる」というしゃもじをもって踊るという名物祭りがありまして、すごい人出でした。久々にお祭りの雰囲気を味わいましたよー。

翌日は朝早く車で戸隠神社へ。

宝光社に車をおき、その後歩きで中社、奥社とめぐりました。それぞれに味があるんですが、宝光社はかなり寂れた雰囲気でしたね。ちょっと奥まってて目立たないからかな。まあ、建物の雰囲気は三社とも似た感じなので、1つ行けばいいや、って感じかも知れませんが。自分としては奥社から中社へ至る林道はなかなか牧歌的で行って良かった戸思います。

中社ではおみくじを引きました。これは年令を神官に告げ、その方におみくじを引いていただくと言うとてもユニークなもの。ちなみに、私も旦那も吉でした。2人とも今年はなかなか良い年のようです。

奥社は最も栄えてます。隣に戸隠森林植物園があり、自然のままの広い植物園ではオニユリやアザミが咲いててきれいでした。カズラかな〜、杉にしっかり巻き付いてる寄生植物もいたりして。写真下にアップしてますから見て下さい。

 

 


そして戸隠のメインエベント! そば打ち体験!

意味不明ピースその2

   
まずそば粉にお湯をいれ
箸でまぜまぜ

その後水をいれ、手でざっとまぜた後

粉をまとめます。

そば打名人が手伝って下さいます。というか、難しいところはほとんどやってもらいました。

それから激しく”こねこね”するんですが、あまりに必死で写真を撮り忘れました。

こね終わった後は一つにまとめて、丸い玉状にし、それをのばします。真ん中だけ残しておくのがコツ。

のばーすのばーす

まだまだのばーす

のばした生地をたたみ、板をあてて切ります。包丁が鉄板みたいにでかくて四角なんです。

そして湯がいてできあがり。うまかった。

結局最後は食い意地で終わるんですよね。その前にちゃんと手打ちそばのお昼食べたくせに、これもしっかり頂いて帰って来ました。先日お土産で買って来たそば粉を自分で打ってみたんですが、薄力粉を使ったのがまずかったらしく、途中で思いっきり切れてベビースターみたいになってました。やっぱりそばはデリケートな食べ物らしいです。