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:::ああっ、勘違い:::

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あれは六年前のこと。
夢中になって本を読んでいるうちに、時計の針は11
時を回っていた。そろそろ寝ようと、自分の部屋へ
行きかけた時、永三郎のおふざけが始まった。

また暴れているなと思っていると、突然、永三郎が
激しく咳き込みだした。様子が変だったので近寄っ
てみると、ジュータンを押さえてあった画鋲がはず
れている。あれ?ひとつ足りないような気がする。ま
さか・・・永三郎の咳はまだおさまらない。不安にな
った私は父を起こして、その様子を見てもらった。ひ
っかかっているかもしれない、と父も言うので、慌て
て病院に電話をした。すぐ来て下さいと言われ、永
三郎をキャリーに入れて、夜道をチャリンコで飛ばした。

永三郎の咳はすでにおさまっていたが、念のためレ
ントゲン撮影をしてもらった。その結果・・・な〜んに
も飲み込んではいなかったのだ。単なる私の早とち
り(父も)だった。あちゃ〜〜〜。
「飲み込んでいなくて良かったですね」という先生の
言葉に相槌をうちながら、内心申し訳なさでいっぱ
いだった。なぜなら、先生は手術を終えてくつろいで
いらっしゃるところだったから・・・

夜中にもかかわらず、快く診察して下さった先生に
は本当に感謝しています。まったく、人騒がせな子
だよ〜〜〜。えっ?私も?(笑)


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