今日も遅くまで働き、23時前にようやく退社した私。
残業が21:30を過ぎると、私の夕御飯は自動的に「コンビニ弁当」、または「昨日の残り物」と決定されてしまう。
今日も例外ではなく、私は帰りがけに近くのコンビニに立ち寄った。車のキーを抜いてドアを開けたとき、近くで激しく口論する声がした。
と思ったら、少し離れた場所にパトカーが止まっており、一人の警察官と、髪を茶色く染めた、もろヤンキーな高校生くらいの年齢の男の子5,6人がパトカーの前で職務質問を受けていたようだった。
私の住む街は結構な田舎で、この時代、未だにヤンキーがハバを効かせている。
週末ともなれば、ゲームセンターやコンビニにその手の集団が、ヤバそうな車や単車に乗ってたむろっており、深夜に爆音を響かせながら住宅街を徘徊するので、迷惑なことこの上ない。
だから、そんな職務質問の光景も、見慣れたとは言わないが、ざっと一瞥してそのままコンビニで買い物を済ませた。
店を出るときもまだ職務質問は続いており・・・というより、ますます激しくなり、ついには、ヤンキーが調子づいて、警察官につかみかかろうとしていた。警察官はあくまでも冷静になだめようとしていた。
いくら何でも1人に多勢である。私は警察官が心配になったが、為すすべもなくそのまま恐る恐る帰った・・・。
私は警察官を信用していないし、むしろ、大キライだ。
ちゃんと理由はある。いくつもある。
学生時代にストーカーされた時、変質者に追いかけられた時、下着泥棒に逢った時、深夜にチャイムが鳴り響き、ドアを渾身の力で叩かれ、翌朝には血しぶきが飛び散っているという怖い思いをしたときなど・・・
学生時代にすんでいた場所は、結構治安の悪い街だった。あの辺りに詳しい人なら想像がつくだろう。
駅近くのこぎれいなマンションで、通学にはとても便利だったが、私や、私の部屋に遊びに来た友達は結構恐ろしい目に逢った経験が多い。
私は警察に届け、色々な物証を出して調べてくれと言ったが、めんどくさそうに「何もなかったんでしょ。よかったじゃない」「あなたのような若い女性は狙われやすいから、地味な格好をしなさい」とか、どうでもいい事ばかり言うだけで、まともに取り合ってくれなかった。連続して何度も怖い目に逢っていることを切々と訴えても、「何か起こるまで警察は動けないんだよ」といい、とりあえずパトロール強化しますからねと、それだけで追い返された。
そしてその後、私は見知らぬ男性に拉致されそうになった。パトカーは私に気づいてか気づかずか去っていった。
何事もなく、せいぜい擦り傷を作ったくらいで帰り着いたことはほとんど奇跡だったが、あの怖さは本当に口では言い表せない恐怖だった。それから私はしばらくふさぎ込んで男性恐怖症になった。
警察は何も守ってくれなかった。本当に守ってくれたのは私の身近な男性、それも、たくましい警察官よりもずっと体格的に劣るごく普通の人ばかりだった。
そんな怖い思いをしてさえ、警察は何も動いてくれなかった。3流ゴシップ記事を喜んで読む主婦のような視点で状況を聞くだけ聞き、何も対応策を考えてさえくれなかった。
知り合いにも、警察官の男がいた。
彼はいつも道路脇を車庫にしており、前後に車がつまって出られないと、警察に電話して自分の前後の車だけレッカー移動させて得意になっているような情けない男だった。女に、「警察官はボロイ職業だ」と威張り、「査定前になると駐禁ステッカーをバンバン張ればOK」と得意になる。どうしょうもなく腐ったヤツだった。その友達も同類ばかりだった。
だから警察はとにかくキライだ。信用していない。
警察なんて、何も治安を守ってくれない。ただ、交通違反を取り締まるだけの、世間を知らない温室育ちの税金泥棒。
と、私はいつも思っている。
今日見たあの警察官が絡まれてるシーン。
本心では「ざまぁ見ろ」と思った。
彼は、ヤンキーに殴られそうになっていた。
たった一人で。
長い時間口論していた。援護も頼まずいた。
家についても、心配してしまった。
警察官という職業はそういう職業だ。
でも、殴られるのが当たり前といったって、いくらそれが職業とはいえ、人はやりたくない。
制服を脱げばごく普通の一市井の人間。
彼も家に帰れば、一人の父親かもしれない。
警官だって
ロボットなわけじゃない。
みんな人間だよね。
うまく言えないけど、どうしょうもないヤツばかりじゃないのかも。
ちょっとだけ警察を信頼してもいい部分もあるかなとふと思った。
ま、それだけ日本の警察は、何もしてないんだろうけどね。 |