8.心が疲れる。ということ。

心が疲れる、ということ。

私は夏まで、心が疲れてた。
1年間ほど、疲れ切ってた。
いろいろな葛藤に悩み、自分自身の心の疲れの原因がわからずあがいてた気がする。

体の疲れがあるわけじゃないと思う。
月160H残業を乗り越え、月50H残業が当たり前だった時期も長く、最近の少ない残業時間、自分の時間は今までよりはあるはずなのに、ただ、心の疲れが抜けなかった。

秋の気配が背中を押し出す頃、終電間際に足早に向かう駅への足取り。
その中で、このトシになって初めて気づいたココロのメカニズム。
ココロが疲れる原因。

「思い通りにならないこと」

これが自分の心を疲労させる。
仕事でもなんでも、自分がやりたいことがあって、やらなきゃいけないことがあって。
毎日を過ごしている中で、たくさんの「思い通りにならないこと」が、生活には存在している。
そのとき、ふと理解した。

そうだ、私は、思い通りにいかない、わがままな自分の心に、煩わされているのだ。

明日は早く帰りたいのに仕事が入ってしまった。
やらなければいけないことがあるのに、そのチャンスがない。
こうしたいと思っているのに、回りは別の流れに沿って向かっている。

生活の中の雑音を聞き流すことができず、その雑音にココロの耳をすませ
自分の「こうあるべき姿」を一生懸命、それにあわせようとするから、ココロが疲れる。
こんな、単純なこと。
それに気づいた。

思い通りにならないからココロが疲れるんだ。
それは私の心が自然と和解していないこと。
周りを受け入れていないこと。素直な気持ちで世界を見渡すことができないこと。
すべてのココロの疲れは、すべてそれに結びつく。

受け入れてみよう、今の自分を変えようとあがくのではなく、
自分の心のベクトルを自然にあわせてみよう。
不思議と小さなことが気にならなくなった。
完璧ではないけれど。
ココロがうそのように軽くなる。
人の悩みや困りごとを聞く余裕ができる。

誰もが同じようなココロのメカニズムを有していると思えば、なんだか、見えてくるものもあるよ。

自然にココロをまかせた瞬間から、本当に一瞬のうちに
なぜか、自分の最適な環境に向かって、すべての生活の流れが流れ込んでいく、というのも
また不思議な話だけれども、これは、本当。

宗教がかった言い回しだけれども
すべてのものと、和解すること・・・。
なによりも大切なことだと、気づかされる。

いやな人やいやな環境、たくさんあるよね。
感謝の気持ちをもって、すべてをありのまま受け入れること。
それ以上もそれ以下も、期待しないで、ありのままと和解すること。

それが自分の心の平安への近道。



Go Back