■ 幻想水滸伝 ■
=Gensou suikoden=


はじめに――


 幻想水滸伝は株式会社コナミコンピュータエンターテイメント東京より1995年に発売されたPS用ゲームソフトです。
 個性的な108人もの仲間を集め、使いこなす展開と、奇を衒っているわけではないけれど、 ゲームに慣れない初心者にも取っつきやすいシステム、世界観にマッチしたBGM、 なによりも多くの登場人物が織りなすストーリーが魅力的で、私も含めた多くのファンに今もって 支持されているゲームです。
 その世界観・時空列を継承した続編も発売され、シリーズも多く生み出されており、 現在は「幻想水滸伝4」が制作中であると発表されました。
 残念ながら私は幻想水滸伝1と、舞台は変わりますが、その3年後の話である2までしかやっておりません。
 ですから、このサイトにある創作は幻想水滸伝2までのお話です。


 主人公は一人の少年。
 大国・赤月帝国の五将軍である『百戦百勝』のテオ・マクドールの一人息子であり、新たに帝国の兵士として配属されることになった。
 その胸に抱くのは夢か希望か。
 しかし、その配属先で彼は帝国の歪みを目撃する。
 帝国の歪みは、帝国を支配する一人の男の歪みを意味する。
 その男、勇猛さを謳われた帝王バルバロッサ・ルーグナーは一人の女の出現により政を顧みなくなっていた。
 父が仕え、そして己もまた仕えるべき男の歪み。
 そして露わになる一人の女の野望。
 それらは帝国をゆっくりと確実に崩壊へと導く。
 主人公もまた、ある一つの強大な力を持つ紋章を親友テッドから受け継いだ為に帝国から追われることとなる。
 それが解放軍のリーダーとなり、帝国と、ひいては父と対立することとなるきっかけになるとは思いもよらなかったに違いない。
 ましてや、世界をさすらう羽目になるとは・・・・・・






 ここからはじまるのは、ある物語。
 さすらう少年が見た世界の歴史のほんの一部。
 すべてを乗り越え、戦を集結させて三年の月日が流れた。
 だが、少年の前に再び戦の兆しが。
 時は過ぎ、場所さえも違うのに、どうして同じことを繰り返すのか。
 人がいるだけで何故、争いは起こるのだろうか。



 ここには二人の主人公が存在します。
 彼らは、それぞれの価値観と視点で世界を見、行動しています。
 彼らは違う人間ですが、置かれた立場には大した差異はありません。
 どうか、彼らと一緒に世界を旅し、感じ、考えてください。
 さて、あなたは、どちらのタイプを選びますか?




icon  名はカイ・マクドール。
 趣味は人間観察。人呼んで『宇宙人』。

icon  名はエリヤ・マクドール。
 趣味はイタズラ。異名は『ニヤリング大王』




それは水面に映った影のような・・・儚くも美しい幻想の夢


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