RCTによる低音部のインハーモニシティ- (Bass Wires Inharmonicity by RCT) v0.2.1


渡辺@サッポロさんから レイバーンサイバーチューナー(RCT)で測定した YAMAHAのGP(C-5)における低音部の倍音のデーターを頂きました。 (A = 443[Hz]で調律されています)

Special-1

キー毎に倍音の値で並べてみます。

partial

その倍音の並びから 最小2乗法(a+bX^2)で 傾き(インハーモニシティ値)を計算してみます。
例えば、1Aの場合 0.3114...で その値から赤い線の様になります。

lsm2-1

以下同様にして 1Aから25Aまでの値を並べてみます。

inharmonicity

最小2乗法の値から基音(Fundamental)のセント値を推定してみます。

a1-cent

測定データ以上に基音(Fundamental)は 安定している様に思われます。

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Dobashi.M
Last modified: 1月 03日 火 15:14:17 2023 JST