1987年3月1日から運行開始された南海堺駅〜堺東駅前間を約10分で結ぶ「堺シャトルバス(当時は南海シャトルバスと呼んでいた)」の登場に合わせ、光学読み取り式のカードが発売された。このカードの特徴として、使用の度にパンチ穴が開くのではなく、黒い棒状の線が印字されるのが特徴である。運賃210円時代のもの以外はコーティングがされていないために手の脂や汗等でカード表面が黒ずみ、保存状態が悪くなる傾向にあるので、注意が必要。
2000年3月1日のスルッとKANSAI参入に伴い、バス車内の運賃箱の更新で対応となると思いきや、新しい運賃箱を搭載した新型ノンステップバスが導入されている。そのため、新様式のシャトルバスカードが新たに発売開始された。旧様式の物は3月中旬までの間、残り回数に応じて新様式のバスカードや紙の回数券との交換を受け付けていた。
2000年9月1日からは泉北営業所管内で全路線で使えるタイプの「なんかいバスカード」を発売開始(前述の堺シャトルバスでも使用は可能)。「なんかいバスカード」の使えるバスではスルッとKANSAI対応カードも利用可能である。子会社の南海ウィングバス金岡・南海ウィングバス南部でも使用が可能。
2001年10月1日より南海電鉄本体(自動車部)より切り離され、「南海バス」として開業した。在庫がある限り裏面に「南海電鉄バス」と記載された物は発売が続けられ、当然ながら南海電鉄バス時代に発売された「なんかいバスカード」や「堺シャトルバスカード」は引き続き使用が可能である。
シャトルバス専用カード |
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なんかいバスカード |