大阪市交通局

1990年2月1日にバス回数券カードとして発売開始され、全国初の鉄道・バス共通カードとして話題を呼んだ。地下鉄1区用としても使え、逆に地下鉄1区回数券カードもバスで利用可能だった。有効期限の設定やOTS線(大阪港〜コスモスクエア〜中ふ頭間)での利用が不可能というネックのせいか、1998年2月1日に新たに市営交通とOTS線共通の回数カード(有効期限無しで発売金額の10%多く使用可能)が発売されたのに伴い、発売中止になった。

デザインは同時期に発売中の地下鉄回数券カードと合わせるかのように、シリーズ物となっている。発売された順としては花シリーズ、公園シリーズ、OSAKA咲AKASO・大阪の施設シリーズ、OSAKA咲AKASO・街並みシリーズではあるが、バス回数券カードに至っては各発売場所での売れ行きのバラ付きが多いせいか、必ずしもこのようにはなっていない。下記に左から発売された順に並べているが、それぞれの有効期限に注目の事。

 

     
     
     

大人用だけでなく、小児用も当然発売されている。

左下の切れ込みの違い(コントラストを暗くしてます)

見にくい点はお許しを。左が小さく、右が大きい。

視覚障害者がカードを使用する場合に、挿入する方向を間違わないようにするために反対側に切れ込みが付いているが、OSAKA咲AKASO・街並みシリーズには切れ込みが大きいものと小さいものが存在している(大きい方が新しい)。

 

 

余談ではあるが、2001年10月1日から市バス車内と営業所のみ発売のレインボーカードと回数カードが登場している。こちらで紹介。