第1回 心を育てる会  
悩む育児 〜 楽しい育児へ 
                                
   近頃、子供を叱ることのできる親が少なくなったということを耳にします。       
私も子供に対しては、叱ると言うより怒ったことのほうが多かったように思います。
叱るというと教えてあげるという感じですが、怒るというと腹が立って
怒鳴る感じですかね。心に余裕がなかったり、
また、どのように言い聞かせたらいいか、よく分からなかったからかもしれません。

◎ネットを見ていたら「子育て」について、下記のものが掲載されていました。

★ 悩む育児から、楽しくてたまらない育児へ
育児の悩み・・・その代表的なものは
育児と家事の両立が大変!・ストレス!イライラ・子供を叱るのに疲れる
などがあるようですが・・・子供を叱る、叱り方については、あなたはどうされていますか ?
「いやあ、実は叱っても、最近では、だんだんきかなくなってきて・・・・」
そうなんです。叱ってもきかなくなる。すると、より激しく叱らないと、いけなくなる。
激しく叱って、疲れる。ストレス。また叱る。これでは悪循環です。
叱ることで、子供を恐怖で押さえつけたとしても、その効果は一時的です。
信頼関係どころか、子供は親に対して、憎悪の念 を抱くようになります。
こういう感情のしこりが、将来重大な事件につながることがあるのです。

実は子供は叱らなくていいのです。
まず子供の目線におりて、子供の目を見て、理由を聞いてあげてください。
そして、どんな理由であれ、
「なるほど」「そうだったんだね」と言ってあげてください。
そして、「じゃ、今度からどうする?」と言うと、子供は自分なりの意見を、
言うはずです。「じゃ、約束」「信じているからね」
「信じている」ことを、しっかり、やさしく伝えることが大切なポイントです。
このやり方は育児で信頼関係を築く、初歩的な方法の一つです。

どうしても叱りたい人は、
◎ 笑いながら叱る・・・子供がゲラゲラ笑い出します。それでいいのです。
    笑うことは健康にいいのです。笑いは大切です。最終的に、笑いながら、
子供が「わかりました。もうしません」と、たいてい言います。
この方法だと、叱った後なのに、子供も笑顔、親も笑顔で後味がいいのです。
その他にも、ほめながらしかる、ほめしかり
挑発しながらやる気を引き出す、挑発しかりなどがあります。
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      悩む育児 〜 楽しい育児へ・・・・担当立花 ネット掲載より引用

第1話             ナマハゲの話       第1回 心を育てる会
ナマハゲとは、大晦日の夜に鬼の面,ケラミノ、ハバキを身につけ
大きな出刃包丁を持った男性が
「泣ぐ子は いねーがー」と大きな声を出して集落の家々をまわる秋田の
伝統的行事で無病息災のご利益があるとも言われています
親父はよく夜話で私に「ナマハゲの話」をしてくれた
後年調べてみたがどうやら父の話と同じような話は存在しないようである
だから親父の創作かもしれないが
私は今でもこれこそナマハゲ由来の話であると信じている。

ナマハゲ由来の話
日本と海を隔てた隣の国にロシアという国がある
ロシアはヨーロッパとアジアにまたがる世界で一番広い領土を持つ国だ
ある時ロシア人の父子が漁をしようと船で沖に出た
その日は運良く大漁だった。
太ったニシンを船一杯に積んだ父子は上機嫌である
針路を変えて家に帰ろうとした途端、ものすごい嵐がやってきて突然海が荒れ狂った
たちまち父子の乗った小さな船は 木っ端微塵(こっぱみじん)となり沈んでしまった
嵐が治まって流れ着いたのは 日本の秋田の海岸で
浜に打ち上げられた二人を通りがかりの村人が見つけた。

すでに父親は死んでいたが、少年はかすかに息をしている
輝くような金の髪、白い肌 そして真っ青な目、少年は見たこともないような
容貌(ようぼう)であった 早速心優しい村人が少年を家に連れ帰って介抱をしたが
少年は三日三晩危篤(きとく)の状態だった
やっと目覚めた少年に、村人が声をかけるが言葉が通じない
村人は身振り手振りで伝達しながら 少年に言葉を一つ一つ教えていった。

年月が経ち少年も村での暮らしにすっかり馴染(なじ)み、
次第に言葉も覚えて村人と会話ができるようになっていた。
年頃になった青年は村の娘と恋をした この地に落ち着いて娘と結婚した
村人達も二人の結婚を祝ってくれた まもなく幸せな二人に男の子が生まれ
父親となった青年は、たいそう喜び 朝から晩まで奥さんと男の子のために一所懸命働いた
父親は自分の子供が かわいくて かわいくて仕方がない 嫌われるのを恐れて
男の子が何をしても 注意もしなければ叱(しか)りもしない
母親が言う事を聞かない男の子を叱っている時にも
「もうそのくらいでいいだろう」と止めるくらい子供を甘やかしていた。

 

しかし、男の子はいつも自分にニコニコして
「なんでも好きにしなさい」と言ってくれる父親に不満を持っていた
お尻を叩かれて大声で叱られている友達を見るたびに
「なぜお父さんは僕を叱ってくれないんだろう」とため息をついていた
そんなある日のことである 村のはずれに薄気味悪い沼がある
「あそこの沼に行ってはいけないよ」父親は何度も男の子にそう言い聞かせていた
そこで「あの沼に一人で行ったらお父さんは怒って僕を叱ってくれるだろう」
そう思った男の子は一人でこっそり沼に出かけた 
そして「洋服を泥水で汚して 沼に行ったという証拠をつくろう」
と思い、身を乗り出したところ うっかり足を滑(すべ)らせて沼に落ちてしまった
「お父さん 助けて」男の子は沼の岸に生えている葦(あし)のつるにつかまって
沼にカラダが沈まないようにくいしばった。
しかし だんだん体温が下がり次第に意識がなくなっていった。

お父さんは必死になって男の子を探し始めた。まさか沼ではないだろうと思ったが
急に不安になり沼へ向かった そして男の子を見つけると慌(あわ)てて岸に助けあげた
「おい、目を覚(さ)ませ 死んではいけない目を覚ましてくれ」・・・・・・・
男の子は息も絶え絶えに
「お父さん、ごめんなさい たった一度でいいから、お父さんに叱ってもらいたくて・・・」
と言って息をひきとった 
男の子は近所の子供たちが叱られているのを見ていつも羨(うらや)ましく思っていた。

父親はかわいさのあまり男の子を一度も叱らなかった 
そのことを男の子は 最後に父親に訴えたかったのである
「自分が悪かった」と父親は三日三晩男の子を抱いて 泣いて泣いて泣きつくした
そしてこのような悲劇を二度と繰り返してはいけないと思い、
考えだしたのが ナマハゲ である。

「悪い子はいないか」「泣いている子はいないか」子供が恐れるように
恐い仮面を被(かぶ)って子供が親の言い付けを必ず守るよう
いい子に育ってほしいという願いを込めて各家庭を回っている
ナマハゲはそうした話が元になっている 子供が悪いことをしたら親は叱る
現代の親に特に必要なことではないだろうか・・・・・・・・。
●『中高生が親に望むこと』
@ 本気で生き方を示してくれる親
A 叱るべきときはビシっと叱ってくれる親
B 友達のように話してくれる親
第1回心を育てる会「ナマハゲの話」・・・・・坂爪和尚著「和尚が書いたいい話」より引用
 
平成20年2月3日        


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