 PBPの最大の特徴は、現在市場に流通しているほぼすべての8ビットのPICマイコンに対応していることです。PIC10Fのような小さいマイコンから、8ピン定番のPIC12Fシリーズ、定番で幅広いラインナップが魅力のPIC16Fシリーズ、高機能なPIC18Fシリーズはもちろんのこと、80ピンのPIC18F8722、さらに低電圧版PICの18FxxJ(K)シリーズにまで対応しています。(※1) その数なんと500種類以上です。PBPはインタープリターと異なりますので、様々な種類のPICマイコンのファームウエアを共通した環境・言語で開発できます。今は18ピンしか使わないけど、将来は40ピンや8ピンのデバイスも使いたい・・・など用途に応じてラインナップ豊富なPICマイコンの中から、用途に応じて最適なデバイスを選んで使える・・・それがPBPの魅力です。 ※1:一部12ビットコアのデバイスには対応していません。  BASIC言語での基本構文であるIF文やFOR文、SELECT CASE文などはもちろん、PICを使うために必要な各種命令をコマンドとして搭載しています。
各I/OピンのH-L制御はもちろんのこと、非同期式シリアル通信のUART関連や、ハードウエアPWM機能、ADコンバーター機能、各種割込、LCD制御命令、EEPROMへのアクセス命令、外部の同期式シリアル通信I2C関連命令等、PICマイコンで使用が想定される機能はほとんどんが命令として搭載されています。そのため、複雑な機能や関数を1つの命令で実現できますので、アセンブラとは比べものにならないほど簡単にプログラムが書けます。(※2) その他PIC18F2550や4550などUSB2.0通信機能内蔵PICマイコンのCDC(Communication Device Class)クラス、HID(Human Interface Device)クラスにも対応。USBアプリケーションの開発にも対応しています。 PBPでは、"レジスタ名=値" という書式で、直接レジスタに任意の値を代入できますので、レジスタの設定も簡単です。 PBPの搭載命令の一覧は、こちらのマニュアル見本の目次をご覧下さい。 ※2:デバイスの種類によってはデバイスそのものの制約により使用できない機能があります。  変数や配列も自由に宣言してプログラム中で使うことができます。ラベルによるジャンプやサブルーチンなども自由自在です。 配列はPIC10F〜PIC16Fまでのデバイスでは16ビット長のWORD型(符号なし)まで、PIC18Fシリーズの場合には、32ビット長の符号付き変数(Long型)をサポートしており、-2147483648〜2147483647の値を扱うことができます。 PIC18Fシリーズ以外のデバイスではバンクの概念があるため、アセンブラの場合バンクを切り替えて使う必要がありました。しかしPBPではバンクの切り替え処理はすべてPBPが自動化して行いますのでユーザーがバンクを意識する必要がありません。変数や配列の宣言もバンクを意識せずに簡単に宣言して使うことができます。 高度な演算にも対応。四則演算はもちろん余りを返す除算、AND,ORなどの論理演算、比較演算、SIN,COSなどの三角関数、平方根の計算等など複雑な演算を必要とするアプリケーションにも対応。 その他にもシフトなどの便利な命令も備えています。  プログラムの開発はWindows上でグラフィカルに開発が行える統合開発環境、MicroCode Studio(MCS)にて行います。 MCSはPBPでの開発を強力アシスト。宣言した変数やラベルを自動的に分類する他、命令は太文字や大文字で表示するなどプログラム開発を大幅に支援します。 コンパイルもボタン一発。書き上がったらボタンを1つ押すだけでHEXファイルをすぐに生成します。 タブ構造のプログラムエディタなので、複数のプログラムを切り替えながら記述することもできます。もちろん印刷機能やタブ機能、検索機能、置換機能などテキストエディタとしての基本機能もしっかりと搭載しています。 | |  | | | | MicroCode Studioでの作業画面例 | | 使用フォントの設定を日本語フォント(MS ゴシック等)に設定することで、コメント行に日本語を記述することができます。 |