自転車琵琶湖一周
Under-Construction

琵琶湖一周

最終更新 (2005/07/29)


2005/07/29 に琵琶湖を一周してきた。そのサイクリングレポート。

ルート概要

自宅→大津 始発で輪行
大津で自転車を組み立てて 6:00 スタート。
時計回りで琵琶湖一周。
大津→R161→びわ湖レイクサイド自転車道→琵琶湖周遊道路
→しんあさひ風車村道の駅→県道54→梅津大崎→岩熊トンネル
→藤ヵ崎→賤ヶ岳トンネル(旧道)→湖北みずどりステーション道の駅
→さざなみ街道(長浜→彦根→長命寺→ラフォーレ)→瀬田の唐橋→大津
輪行で帰る。走行距離=197km
地図

地図は Mapion の 1/75000 を繋げて利用。クリックすると拡大。

サイクリングレポート

自宅から高槻まで自走。高槻から始発で大津まで輪行。始発はすいていていいね。

早朝のR161を湖西方面に出発する。自動車が少く走りやすいので、車道の左側を走る。35km/h ぐらいで快調に走る。ちょっとペース早くないか?ってことで一段軽いギアを心掛ける。堅田を30分で通過。さらにR161をすすむ。山頂が雲の中の湖西の山々が迫ってくる。蓬莱あたりからびわ湖レイクサイド自転車道に入ろうと思っていたが入り口がみつからなかった。志賀あたりで山側を走るR161から湖側にくだってサイクリング道に入る。サイクリング道自体は車道脇の歩道のようなもので段差があって走りにくい。車道のほうはまがりくねっているものの、マァマァ走りれる。元気ならR161を通ったほうがいいように思った。

R161に戻り、白髭のコンビニ、神社を通過して近江今津から琵琶湖周遊道路に入る。まっすぐで車がすくないが、コンビニも少ない。しんあさひ風車道の駅着(8:00/54.52km)。まだ営業していない。自販機で水を買おうとするが売り切れでジュース、お茶しかない。今回は小ボトル=糖分補給ジュース、大ボトル=水(水分補給、くちすすぎ、冷却用にかける、粉末溶かしてスポーツドリンク)の計画なので水がないと困る。トイレの水(飲用不可とかかれていたが)をボトルにつめる。

風車

周遊道路をしばらくいき、湖側の道に入る。融雪装置がうめこまれていて、その錆の影響か、道が赤い。

北端まで行き、梅津大崎方面にまがる。山裾に桜がトンネル状に植わっており気温が2度ほど低く感じる。車や人家もなくとても快適な道。桜の季節に来てみたいね。二本松遊泳場で9:00/75.07km。水飲んで写真とってすぐに出発。

二本松付近の桜トンネル

奧琵琶湖パークウェイに未練をのこしつつ岩熊トンネルへ。こういう山間の雰囲気で、峠で、琵琶湖の見晴らしがいいだなんて、ぜひ次回にはおとづれたいものだ。今回は体力の残ゲージが不明なのと、まだ半周もしていないのであきらめた。トンネル手前の西浅井パーキングエリアで休憩(9:12/81.29km)。自販機あったがあいかわらず水は売り切れ。トイレで水補給。岩熊トンネルは歩道が広く、安全に通過できるが、トンネル内は暗い。暗さに目が慣れていないのもあり、明るい前照灯が必用。路面がぬれている部分や陥没している部分があるので見える範囲に注意徐行する。トンネルを出たところの直線下りは道がすいていれば最高速度を記録できる。

藤ヶ崎はトンネルを避けて崎を回る。ここも静かで走りやすい。R8に合流してすぐに左側道方面の旧道へ。賤ヶ岳トンネルの国道側走りやすい危険なので通ってはいけない。旧道はちょっと登る山道。旧賤ヶ岳トンネルの西側には湧き水が出ている(9:47/91.15km)。たらふく飲んで、ボトルを一杯にしたら地元の方がやってきた。「昔は水が太かったから飲んでも良かったけど今は細いから細菌おるかもしらへんで」春先の雪解シーズンは大量の水が湧いているみたい。とりあえず、腹痛にはならなかった。

旧賤ヶ岳トンネルの湧き水

湖北は見所が多く、チョコチョコとまっていたが、ここから先は平坦で単調。田園風景の中を湖岸のさざなみ街道めざして進む。さざなみ街道左側(山側)の車道を走るときもあるし、湖側の歩道を走るときもある。交通量、路面状態(歩道は段差があったり荒れていたりゴミが多かったりする)、体力と相談する。出発時点では曇りだったがこの辺から晴れて日差がキツくなってくる。しばらく湖岸の景色を楽しんだ後、湖北みずどりステーション道の駅で休憩、補給(10:30/102.88km)。

水鳥ステーションから竹生島

暑くなってきたのでこまめに補給をとることにして次の目標地へむけて出発。彦根の松原遊泳場のローソンで昼食(11:50/126.08km)。松原の木陰でレーメンとアイスを食べる。遊泳場では子連れが遊んでいて、家族のことが思いだされている。

さらに淡々とさざなみ街道を南下する。気象条件は、南から湿った空気がながれこんできていて、とても蒸し暑い。しかも南風=向かい風だ。となりをトラックが走る車道の直線単調な道でもあり、苦行のようだ。暑さと疲労注意力がおちてきていること、南にくるにしたがって車(トラック)がふえていること、より湖側の歩道をメインで走る。ぼーっとしながら走っていると後輪がパンク。サイドがバーストしていた。しょうがないのでチューブ交換。走行再開して近江八幡近く、白王町のファミリーマートで補給(13:20/144.79km)。

そこから左側の国民休暇村方面に曲がって長命寺へ。木立にかこわれたゆるやかな丘陵道で日陰なため気温もすずしく、車がいないのでとても静か。さっきまでの疲れがふっとんで快走する。長命寺着(13:50/152.85km)。門前の売店で補給。途中にあるはずだった長命水はわからなかった。きっと湖側ばかりを眺めていたからだろう。

残り1/4周とはいえ足は重い。さざなみ街道の平坦歩道を修業のように黙々と進む。蒸し暑い向かい風、夕立の気配で雨がパラついたりする。単独行であることが辛い。野洲側大橋の上でまたもや後輪バースト(14:30/165.81km)。記憶を巻きもどしてみると、たぶんガラス片をふんだのだろう。タイヤサイドが結構ハデにさけている。替チューブ1本、替タイヤ0本できていたのでかなりまずい状態。タイヤの内側、チューブにスーパーパッチを貼って修理。当初は、瀬田→自宅まで自走しようという計画だったがこの時点で断念。体力が残っておらずちょっとした登りでもギアをさげて、心拍は余裕あるけど足が動かない状態なこと、このタイヤで瀬田川の下りを走るのは不安なこと、金曜夕方で交通量が多いこと。自走をあきらめると、次の目標は、金曜5時の帰宅ラッシュの中、レーパン輪行しなくてもいいように、大津にむけていそぐこと。草津の風車の写真をとりつつ、さざなみ街道を南下して 15:45瀬田の唐橋、16:18/195.87km 大津帰着。

草津の風車 瀬田の唐橋

当初予定では自走のはずだったので着替えはもってきていない。幸い、帰宅時間帯より早めに電車に乗ることができた。高槻から家まで自走して走行距離を200kmにしようと思っていたら、2度目にサイドが切れた箇所が電車内で再度バースト。自走してなくて良かったとおもいつつ、家まで輪行。

反省点としては、後半バテてしまった。彦根の昼食までは順調だったのだが、パンクで休憩、補給のリズムを崩してしまったのが良くなかったように思う。修理中は休憩しているものの、きちんと補給食をとらなかったりストレッチをしなかったりで、それらの間隔が開いてしまった。持参した補給食もすべて食べずに余らせてしまったことからも補給が不十分なことが分かる。


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