自転車大阪-日本海
Under-Construction

大阪-日本海

最終更新 (2005/08/15)


2005/08/15 に日本海まで行ってきた。そのサイクリングレポート。夏休みでお盆の月曜日ということで、道路状況などはあまり参考にならないかもしれない。

ルート概要

高槻→亀岡→日吉ダム→美山→名田庄→高浜→小浜→三方
三方からJRで帰る。走行距離=185km
地図

地図は Mapion の 1/75000 を繋げて利用。クリックすると拡大。

サイクリングレポート

高槻から府道6号で北上。堅田トンネルを越えて亀岡まで下る。府道405号→R477号で廻り田池まで上る。R477 は渓谷沿いを緩やかに上がる景色の良い道。府道50号で柿の木峠を越え、日吉ダムまで下る。日吉ダムへの下りは、道幅が広く、車が少なく、なだらななカーブの連続で、とても楽しいダウンヒルだ。

R477から見下ろす渓谷 廻り田池

美山方面に進路をとり、ダラダラ上がって、神楽坂トンネルを越えると美山になる。府道368号が「茅葺き屋根点在」と書いてあったのでそっちを通ってみたが3軒ほどしかなかった。写真にあるような集落はもうすこし別の場所らしい。

集落を抜けて、R162(周山街道)を、ダラダラ上がる。途中、ロードパークなるものがあるが、単なる駐車場なので、道の駅みたいなものと勘違いするような過大な期待をしないこと。堀越トンネルを抜けると名田庄への下り。半分トンネルが続く。下りきったところの名田庄道の駅で休憩。

そのまま周山街道を進み、口坂本で右折して県道16号に入る。ダラダラ上る。ここまできて、まだ川が南に向かって流れているのは驚きである。福谷坂トンネルを越えて、急な下りを下りると日本海である。高浜の城山公園にで休憩。

夏休みのため、城山公園では泳いでいる人がいっぱいいる。海の家でかき氷を食べる。浜辺以外にも、磯もあるし、芝生もある。家族づれでにぎわっていた。小山を上ると灯台や展望台がある。

磯 芝生

高山から小浜まで、若狭自転車道(小浜大飯高浜自転車道)を通る予定だったのだが、道に迷って、逆方向の立石まで行ってしまったので、あわてて、R27で西へ向かうことにした。青戸入江の 県道266、青戸大橋、海沿いの県道235は通らなかった。R27は道幅、路側ともに広く、まっすぐで流れもよく信号も多くない。とても走りやすかった。というか、福井県人は自動車の運転マナーが良い。勢浜海水浴場を通過してすぐ、トンネルの手前で、海沿いの自転車道に入る。海沿いといっても、福井県の海岸はリアス式なのでアップダウンのある山道だ。自転車道は落ち葉や砂利などがあって走りにくい。並行する県道235を走ったほうが走りやすい。途中の展望台から小浜市街が一望できる。

小浜のフィッシャーマンズワーフで昼食。海鮮七輪を食べた。内容は次のとおり。どれも地のものだ。値段は高いが味は満足。さざえは2匹550円。それ以外は食べ放題(1200円)のセットに含まれている。ごはん(100円)も追加。寿司屋では、マグロとかカニとかが売っていた。どこの産地なんだろう。

えび      産地不明。
イカ      目の前にイカ釣り船が泊っていた。
塩鯖      ここは鯖街道の始点。
煮干し    たぶん名物。土産物の 1/4はじゃこ。
笹カレイ  そこらに干してた。
さざえ    ちょっと潜れば50匹ぐらいいそう。
若狭フィッシャーマンズワーフ 海鮮七輪

昼食後、R162を通って東方に距離を延す。R162は海沿いの道で、前述のとおりアップダウンがあり、海を見下ろすことができる。交通量は少ない。トンネルが多いが、海側には幅広の歩道が整備されているので安心。山を越えると三方五湖の周囲を走る。この区間は平坦。湖がすぐそばまで迫っている。雨が降りそうだったので先を急いで、JR小浜線三方駅着。自転車をばらしていると夕立が来た。

JR小浜線は単線のローカル線で、半分ぐらいが無人駅(三方駅は有人だった)。電車は2時間に1本ぐらい。敦賀まで出て、雷鳥で京都まで。

コース全般に関して

日本海まで、合計5つの峠を越えることになるのだが、どれも150mぐらいで高さは低い。さらに、どれも、上りはダラダラ、下りは急に下る、という傾斜になっている。大阪側から行くと、ゆっくり上ってダウンヒルを楽しむ。逆に帰りは、一生懸命のぼって、長い下りで距離を稼ぐ、ということになる。

時間配分としては、高槻、亀岡、日吉ダム、美山、名田庄、高浜と各1時間、20km間隔ぐらい、合計距離=110km を予想しておけばよい。

トンネルも、何本も抜けたが、交通量が少ないせいか、通りにくいと感じたところはなかった。今回のルートでは歩道も整備されている。ただ、連日の雨で、トンネル内は湧き水で濡れており飛沫の巻き上げが多かったのと、前照灯、後方灯は、やはり必須である。

リンク