自転車北大阪サイクルライン
Under-Construction

北大阪サイクルライン

最終更新 (2005/08/12)


北大阪サイクルラインとして知られる大規模自転車道がある。本稿では、その中の淀川左岸部を中心に、私が良く走る部分について紹介する。この道は、買い物などの用事で大阪に出かけるときの街道として使いやすい。

中環並走区間

北大阪サイクルラインは万博公園からスタートして、中央環状線に沿って淀川にかかる鳥飼大橋まで南下してくる。この区間の自転車道は、中央環状線の横の歩道に赤く区切られた自転車道になっているが、段差が多く、歩行者も自転車区画を歩いているので非常に走りにくい。また、線路や大きな道路を横断するために、いくつもの歩道橋があるが、自転車を下りて押して歩く必要があって、とても不便だ。

地図

地図は Mapion の 1/21000 を繋げて利用。クリックすると拡大。

京阪ゴルフクラブ〜鳥飼大橋

中環並走区間にかわって利用できるのが、京阪ゴルフクラブから鳥飼大橋までの、淀川右岸の堤防沿いにある道だ。堤防の上、堤防の中腹、堤防の下と3本の道が続いている。おそらく、上は歩行者、中腹は自転車、下は車道を想定しているのだろう。しかし中腹は路面がラフな部分が多いので、信号が多少あるが一番下の車道が走りやすい。

堤防

鳥飼大橋〜毛馬水門

鳥飼大橋の上流側を渡ると、淀川の左岸(上流から下流を見たときに左手側を左岸と言う)の堤防を下流へと向かう道につながる。見張らしがよい快走路だ。このエリアは、堤防の上を走る自転車道と、堤防の内側を走る河川敷整備道がある。堤防の内側には、ワンドの釣り堀や球技場などもある。基本的には堤防の上を走る自転車道を走る。河川敷整備路は、路面が荒れていたり工事車両が通るために路面がドロドロであったり、車止があったりする。

堤防の上の路は、橋などがあると、いったん河川敷に下りて、また登りかえさなければならない。河川敷側に下りる道と堤防の外側に下りる道がある場合がある。河川敷側に下りる道は下流→上流の向きが登りとなるように設計されているので、上流側から来た場合は、するっと下って、橋をくぐると折り返して上ることになる。堤防の外側を通る道は普通に橋をくぐる。

堤防の上は犬の散歩、ランニングの人、自転車の人などがいるが、気をつければ快走できる。ただし、風が吹くと遮るものがないので、向かい風だとつらい。ところどころに車止めがあるので注意しよう。

毛馬水門は、閘門になっていて、水位の違う淀川と大川を船が行き来できるようになっている。

所々に車止めがあるため、スムーズに通行するには、ルートに関する経験が必要だ。大阪側から京都側に行く場合の私の推奨は次のとおり。京都側からは逆回し。

毛馬水門のところに車止め。淀川沿いに出て、堤防の上を走る。
パイプの橋を堤防外側を通って越えたらすぐに河川敷に下りる。
菅原城北大橋の手前で、堤防に上がる。堤防上に車止めあり。
そのまま堤防上を走る(菅原城北〜豊里は、河川敷の道の路面が荒れている)。
豊里大橋は堤防の外側を通過。すり抜け可能な車止め。
その後堤防の上を走る。
鳥飼大橋は堤防の外側を通過。車止めあり。
鳥飼大橋を過ぎると車止めを通ってすぐに河川敷へ(堤防上は路面荒れ)。
河川敷も車止め多い。
鳥飼仁和寺大橋は河川敷を通過。
淀川新橋を過ぎたら堤防上へ。
枚方大橋の手前で河川敷へ。枚方大橋越えたら堤防上へ。
堤防上をしばらくいって、最初に下りれるところで河川敷に下りる。
途中車止め2箇所あるが脇を通行できる。
楠葉の手前で堤防に上がって府道13号へ合流。合流地点に車止め。

毛馬水門〜川崎橋

毛馬水門からは、自転車道は南に折れて大川沿いを走る。この区間は、歩行者が多く、街路樹で見通しが悪いので、注意して走行する必要がある。川沿いを走っていると、ぐるっと回って川崎橋を渡る。ここで自転車道は終了

その先も自転車道は続いているが道が分かりにくく、車道を走った方がなにかと便利で走りやすい。