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ダイビングの情報 LOG 富士山


富士山(2002/08/15〜18)

旅程

8/15 大阪(10:00)〜(17:00)浜松
8/16 浜松(6:00)〜三島(10:00)〜(14:00)須走5合目〜(20:00)本七合目
8/17 本七合(1:30)〜(4:50)頂上(8:00)〜(13:00)五合目〜(15:00)河口湖
8/18 河口湖(10:00)〜御殿場〜(19:00)大阪

今回は、家族旅行でお盆に富士山ツアー。メンバーは、義母、父、母、弟、妻、私の6名。全員が山は初心者。義母、父が一度は富士山に登ってみたい、ということで、ツアーを計画した。

そのうち、弟は東京在住なので、旅程のうち、8/16 の三島合流、8/17 河口湖解散。母と妻は、富士山登山はせずに、他の4人が登っている間は山中湖で遊んでいる、というパターン。行動は大阪から全て車で移動。走行距離は1100km を越えた。

初日

昼前に大阪をスタートして、京滋バイパス経由で浜松に向かう。道は空いていたので S.A. で休憩を繰り返しながら順調に進む。多賀、上郷、浜名湖 S.A. で休憩したが、この中では、浜名湖 S.A. が一番見晴しがよい。

浜松泊ということで、やっぱり鰻。現地の友人に紹介してもらった、鰻昇亭での鰻重はおいしかった。宿泊は、駅前のビジネス風の、フィットネスホテル330浜松。ワゴン車は駐車場に入らないので注意。

登り

朝、浜松を出て、JR三島で弟と合流。富士山の須走口五合目へ向かう。御殿場から山中湖へ向かう 138 号線がやっぱり混んでて全く動かないので裏道へ逃げる。このころから雨が振り出してきて、須走へ付いたときにはけっこう降ってた。温泉の天恵で昼食。ここは、フロントに言えば、温泉に入らなくても昼食を取れるのだ。駐車場が広くて便利。

しばらくして、雨も上がってきそうだったので、須走五合目へ向かう。6名乗車で、車が富士あざみラインを登るかどうか不安だったが、なんとかなった。心配していた駐車場もなんとか入れてよかった(相変わらず路駐は多いが)。高地慣しのため、一時間ほど五合目を散歩して、早速登山開始。一瞬晴れそうな感じだったが、基本的にはガスっている。下界組の母と妻は登山組を見送った後、車で山中湖へ。

下界組は、山中湖では、ペンション・ブルーリボンに泊った。料理で選んだだけあって、おいしかったらしい。

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なかなか、いいペースで上がっていくが、本五合目をすぎたあたりからガスが雨にかわった。雨具を装着し、つづいて上がる。結局、六合目を過ぎるぐらいまではけっこうな雨が降ってたが、七合目につくころには雨も上がっていた。七合目からは日も暮れ、ライトを出しての登りになる。この辺にくると、空気も薄くなっているし、疲労も蓄積しているし、夜間の登りなので、ペースが落ちてくる。5分歩いて2分休憩のペースで、なんとか、本七合目の見晴館についた。これより上は、河口湖口の登山道と合流するので混む。須走口はここで泊るのがおすすめ。ライトを点けての記念写真がうれしそう。下の方で雷が鳴ってたりするが、上は星空が広がる。

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登頂〜下山

渋滞をさけるため、1:40 行動開始。八合目からはツアー組に混じっての登り。ペースが半強制的に作られるが、それほど早くないみたいなので、休憩は少なかった。お盆なので、かなりのツアー客がいた。これの後ろに付けていたら大変だっただろうな。

九合目から先の岩場の登りがラストスパートでペースが上がってきつかったものの、夜明け前(4:50)には、全員が山頂についた。下界は雲海に覆われているがそれより上方は快晴に近い。5:05 ぐらいに、メインイベントである、ご来光を無事拝むことができた。

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ぐんぐん、日は登り、明るい晴れ空が広がる中、朝食をとる。ラストスパートで頭が痛くなった人は小屋で休憩して、お鉢巡りに出かける。

いうまでもないが、これは初歩的かつ重大な判断ミスである。
即刻、全員で下山すべきであった。

測候所の最高点で記念写真をとったあと、展望台に登ると、見事な影富士が出ていた。中央アルプスぐらいまでは余裕で見えていたんではないかな。

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8:00から下山開始。登りのことを思うとアットいう間に高度を下げる。なんども頂上を振り返ってみるが、頂上まで良く見える。下りはバラバラに自由ペースで下りるが、みなさん、砂走がけっこうきつかったみたいだ。膝を痛めた人がいたので、砂払い五合目からの樹林帯の下りは、砂払いの小屋に荷物を上げ下げするジープで下りる。疲れただけなら無理だけど、怪我人などは運んでくれる(5000円)。

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河口湖

今日の宿泊場所である河口湖の富士レークホテルへ向かう。高級ホテルだけあって、サービスは非常に良い。フロントに頼めば、たいがいのことはなんとかなる。風呂に入って夕食。夕食前に、弟は河口湖駅から殿舎で東京に帰る。

夕食は会席風で、とにかく豪華。会席料理って食べたことほとんど無いんだが、一品の量が少なく、品数が多く、手が込んでいる、という印象。なじみの無い料理ばっかりだったので、メニューと首っ引きで食べた。美味しかったけど、全体として質はもう一つかな。

次の日は、前日の疲れもあるので、河口湖近辺をドライブしてから、帰阪すること にした。途中の寄り道は、ハーブ館道の駅。ハーブ館は、ラベンダーのドライフラワーぐらいしか期待してなかったのだが、ガーデニング関係や、スパイス関係もいっぱいおいてあって、けっこう良かった。道の駅では、とうもろこしなどの食材をお土産に購入。

御殿場から高速道路で帰路に向かう。昼食休憩の富士川 S.A. では麓からの富士山をはじめて眺めることができた。下から見たときは、いままでずっと曇ってたんです。心配していた渋滞もなく、順調に帰ってきました。

初心者ばかりのツアーだったが、なにはともあれ、大きな事故が無くてほっとした。



近藤靖浩