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北穂高山歩き(2002/08/2〜4)

旅程

8/1 京都(23:00)〜
8/2 (6:00)上高地〜横尾(9:00)〜(13:00)涸沢
8/3 涸沢(5:00)〜(9:30)北穂(10:30)〜(14:00)涸沢(14:30)〜(18:00)横尾
8/4 横尾(6:00)〜(9:00)上高地〜大正池〜上高地(13:30)〜(21:00)京都

出発日、アルピコグループのさわやか信州号で京都を夜に出発して、朝に上高地に着く。沢渡での乗り換えのみであとは座っていけるので、楽チンですが、4列シートの普通の観光バスなので、そんなには寝れないです。

上高地で登山届けをして出発。河童橋で記念撮影をして、横尾までは順調なペースで進みます。横尾を過ぎても本谷橋までの平坦な道程では、ペースをつかんでいたものの、橋を過ぎて登りがきつくなってくると、KAMEも疲れてきたみたい。涸沢が見えはじめたら、それを示して励ますが、それどころでは無いらしい。おやつのチューブ練乳で元気をつけさせる(チューブ練乳、ホントにおいしいよ)。

横尾にて。まだ元気。

そんなこんなで涸沢着。少しでも北穂に近い涸沢小屋に宿をとります。着いたらラーメン作って、おでんとビールで昼食。このころから雨が振り出してきたので、さらっとカール近辺を散策してから夕食をとって部屋に入りました。

今回は同室の方々が面白い方ぞろいで非常に盛り上がりました。6:00 ぐらいに、他の部屋はもう寝ているのに、笑い声が耐えない。特筆すべき二人組の方がいらっしゃいまして、以前の山歩きで、3泊山小屋素泊まりを計画して食糧におにぎり30個(一食3個×3食×3日)を持って上がったそうな。オニギリs と私の中で勝手に命名させていただきました。

オニギリs はこの日、北穂に上がって、ガスに覆われていたので、あえなく下山、しかし、半分ほど降りてきた時に頂上を見上げると晴れていたので、再登頂するも、またもやガスで見晴し無し、とかなりのガッツある山歩きをされていました。

小屋で朝食をとったら、いよいよ北穂に上ります。前日の雨に打って変わって、快晴の朝。気持が早りますが、ガレ場をザンザカ上がります。頂上についても、まだ晴れていますように。

朝もやの常念岳@涸沢小屋テラス
KAMEもおだてりゃ鎖を上がる。

そんなこんなで頂上到着。天候は快晴。下界は雲に覆われていますが、2000m以上の山々が頭を出しています。水平より上は雲一つ無しの、360度大展望です。大感動!

ふと見ると、オニギリsがいます。三度目の北穂登頂での景色とのことで、こちらも大満足そうでした。よかったですねー。

北穂高小屋で、お土産を買ったり休憩してから下山開始。KAMEは下りが苦手、苦戦しながら下る。涸沢に降りてきて 14:00、補給と休憩をする。時間も遅いし、予定通り横尾まで降りるかどうか悩むが、小屋が激混み、風呂入りたいとのことで、下山を強行。途中、しんどくて、KAMEは終始無言だったけど、なんとか下山。風呂にありついたのでした。

横尾山荘は、山小屋とはいいつつ、風呂付き(タオルをもらえる。石鹸、シャンプー禁止)で、ご飯もおいしい。部屋も、一人ごとにベッド一つと快適な小屋です。

槍をバックに記念写真。
奥穂とザイテングラート。青空がきれい。
雲の上に浮かぶ富士山。

最終日は、横尾を出て上高地に順調に到着。帰りのさわやか信州号が運良く予約できたので、時間まで、大正池方面に散策に出かけます。観光客が多いですが、大正池までの自然研究路は植物、動物が豊富で、山歩きとはまた違った楽しみがあります。途中三匹の子ザルをつれた母猿もいたし、ウグイスの姿もあちこちで見ることができました。

お土産で買ってきた、五千尺ホテルのぶどうジュースが非常に美味しかったです。

母猿。


近藤靖浩