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伊吹山日帰り登山

登山日
2001/07/31
行程
6:30 高槻発→米原IC→9:00 麓駐車場→10:30 三合目→13:30 登頂→14:30 下山開始→16:30 3合目着、ゴンドラで麓へ→薬草温泉→17:00 関ヶ原IC→20:30 帰宅
標高
1377m

妻が急に休みが取れた。私は、一週間の夏休みでヒマをもてあましている。その前に計画を立てていた夏山登山に行けなくなったので、とりあえず、どっか山に登りたかったのだ。近畿圏で日帰り出来るところということで、伊吹山がパッと思いついた。たかが伊吹山となめてかかっていたので、前の日にWeb でちょろっと調べた程度で、眠りにつく。

朝6:30 出発。とりあえず、大津SAで家から持っていったおにぎりで朝食。米原ICで下りて10:00麓着。だいたいが1000円の駐車場だったけど、ひとつだけ500円のがあったので、そこに車を止める。麓の神社に、旅行安全を祈願して登山開始。

伊吹山は頂上までドライブウェイがあるし、三合目まではゴンドラもある。しかし、今回は、あえて、全部自力で登ることにした。

出発点から一合目を経由して三合目までは林間コース。虫が多いうえに湿気が高い。1時間の行程だが、早くも汗だく。三合目で、シャツを絞って休憩。

伊吹山の山体としては、三合目までは林間の大地状、そこからゆるやかな斜面が五合目までつづいていて、五合目から先は、急な登りになっている。それら全てが南向きの斜面で高い木などは無い炎天下の登山になる。三合目から見上げてみると、デカイ。こんなのに登るのか、と早くも萎えかけ。まるで壁だよ。

三合目で、休憩していると、ゴンドラからざくざくと中学生が下りてくる。ワイワイとはしゃぎながら走って登っていく。元気だ。愛知県安祥中学2年生の人たちだ。おおまかにいって、女子はゴンドラで三合目まで、男子は麓から徒歩であがるのだろう。にぎやかな登山になってうれしい。みんな、元気よく「こんにちは!」って挨拶を交わす。

思った以上に暑く、汗が流れる。水分補給を積極的に行って、ペースを守って登る。五合目以降は急斜面を単調にジグザグと登るだけである。斜度は50°以上。ぐんぐん高度を稼ぐ。でも一向に気温は下がらない。ただ、休憩時の風がだんだん涼しくなってくることが、高度の証しである。

九合目までくると、高山植物のお花畑が目に入りだす。やはり、高山植物は可憐という言葉がよくあてはまる。きれいである。

頂上に登ると、ドライブウェイを通って来た人、観光バスで来た人などで大にぎわいである。とりあえず、腹が減ったので昼飯を食べる。名物の山菜が入った、伊吹うどん、よもぎ大福は、予想通り売っていた。

頂上は、高山植物、薬草などが整理されて植わっており、じっくり回れば2時間ぐらいの行程になる。私たちは登りに時間を掛けすぎて、スケジュールが押しており、頂上の証拠写真、三角点、測候所をざっと見て回って下山開始。頂上は、みんな記念撮影をしたがっていて10分ぐらい待ったよ。手軽に上がれすぎるのも考え物だ。

登りは10分ごとに休憩を希望していた妻も下りは頑張る。さっさと下りて三合目。帰りはリフトで下りてくる。通常1000円のところ、キャンペーン中ということで700円。なんか得した気分だ。

神社に再度お参りして、水で体を冷やす。すんごい日焼けした。薬草温泉に急ぐ。

伊吹山で取れた薬草を使った薬草風呂があるということで、期待して行った。まさしく、金の無駄づかいとも言える豪華な建物の中に、きれいな風呂がある。この薬草風呂は結構効くようである。事実、日焼けの火照りもだいぶ引いたし、お肌すべすべになる。

風呂に入ったらあっさりと帰宅。ふもとから登ったので標高差 1200mぐらいと、かなりの高さになる。とにかく暑かった。



近藤靖浩