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柏島(2003/05/02〜05/05)

ゴールデンウィーク後半は2年半ぶりに柏島に行ってきました。

今回は Dive Log さんのツアーに乗っかって、食ってばっかりではなく、たまにはお魚の勉強もせねば、とやる気を出してのツアーです。

行きの行程

南港→足摺のフェリーが無い今、陸路で柏島を目指すしかありません。ショップの車で 大阪 20:00 ピックアップ、明石大橋、徳島道経由で、高知 24:00 着。高知市内のビジネスホテルで仮眠をとります。翌朝、8:00 高知発、高速道路で須崎まで行って、あとは一般道で 12:00 柏島着。座って寝てるだけとはいえ、やっぱり疲れます。サービス(宿、船、くつろぎ)は、マリンドリームさんにお願いしました。


Dive #1: 後ろ浜 No.2(ハゼコース)

透明度は 5m ぐらい、浮遊物が目立つ。水温は18℃。柏島に来たらやっぱりハゼでしょう、と後ろ浜の下の砂地付近をハゼを目当てに潜る。

しかし、今回は、半分自由行動みたいな感じで潜ったんだけど、自分で全然見つけられない!!。ツアー後半だと、そこそこ目がなれてきてたんだけど、一本目は非常に不発で不甲斐なく終った。そんななかで、ヤノダテだけはいっぱい見掛けた。今年は当たり年なんかな?

で、上の方に上がってきてたら、イシヨウジのペアが。お互い気があるように見えて、すれちがってしまいました。

Dive #2: 後ろ浜 No.3(ベラコース)

まだまだ、未熟者であることが発覚したので、今度はガイドさんに引っ付いていくことにした。いっぱい見せてくれてありがとうございます。

得にすばらしかったのが、クジャクベラの♂がディスプレイしてたこと。♀?は前にも見たことがあったのですが、きれいな背びれを広げているのをみると、またすばらしいです。

しかし、無念なことにデジカメは電池切れ。それに限らず、今回のツアーはあまりにもデジカメ回りにトラブルが多い。Dive #1 ではハウジング無い結露、今回は電池切れ、他にも、水中で電源 ON しなかったり、メディアフルになってしまって、水中で慌てて消したり、写真はピンぼけばっかりだったり。。。


Dive #3: 後ろ浜 No. 1.5(再びハゼコース)

日も変わって、この日は、後ろ浜 1番ブイ近辺の砂地を、今度は東側からたどって行きます。島の特産品の、テングチョウチョウウオ、イナズマヒカリイシモチ、キツネメネジリなんて出てきてくれて、とってもうれしい。この時のキツネメ君は、自分で見つけたので、私に引っ込める権利がある。ということで、20cm ぐらいまで寄ってみたんだけど、デジカメはピンぼけ、、、(もうダメ)。


まだ子供。あどけない顔付きがかわいい。

で、砂地から上がる途中には、マトウダイも出てきてくれました。出会い頭は、カワハギかと思って目の前にいるのに、気が付かないぐらい突然(下ばっかり見てたしね)。マトウダイの模様って、驚かないと出てこないのね。

Dive #4: 後ろ浜 No.3(ハナダイコース)

前日と同じ No.3 ですが、今度は西の方に、ハナダイ類を見に行きます。スミレナガハナをちらっと見掛けたあと、みんなでピグミーくんを探します。僕もさがしてみたんだけど、2分ぐらいで、もー性に合わん、ってことで早々に離脱して、近くでフタイロちゃんと戯れてました。じつは、おんなじ岩陰にハダカハオコゼもいたんだけど、自分からでてきて、ポーズをとってくれるヨイ子でした。

Dive #4: 勤崎

連休の釣り人も飽きたのか、ラッキーなことに、勤崎が空いたので行ってみます。ところが、すでに先客多数。深場のハゼたちはフィンに踏み荒されていました。いつものコブダイのやよいちゃんに挨拶した後、特産品のタキゲンロクやアカネキンチャクなどを観察。

後ろ浜は濁っていたけど、勤の深場は冷たくて透明な水が入っていて、20mぐらいは見えてました。その透視度が禁断の深場へ誘っているようでした。

全体的に、春には少し早いかな、という感じがしてましたが、後半になると、イトヒキベラやキンギョハナダイなんかも、♂が婚姻色を出しながら、がんばって泳ぎ出していました。


帰りの行程

5/5 の最終日は潜らずに、早めの出発で帰路につきました。

9:00 柏島発、13:00 須崎、徳島道経由で 16:30 淡路島。そこから先はすこし渋滞していました。

宿毛から中村へ行く途中の平田に、「四万十市場」なるものができてました。そこで、天然ウナギを発見したので、買って帰って食べてみたところ、普通のスーパーで売っているウナギとは全くちがって、かなり面白かったです。

興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?四万十地方以外でも、清流の河口域には仕掛けが沈めてあったりすることが多いので、他の地方でも手にはいることはあるでしょう。

他は、いつもの、宿毛道の駅、須崎のかわうその里などによりみちしてました。


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近藤靖浩