前夜にあたる金曜日、21:00 に大阪を出て、中国道、米子道とすすんで、24:00 米子着。七類フェリーターミナルの近くの民宿に前泊しました。次の日は朝からフェリーで2時間かけて隠岐まで。今回は、隠岐の島後にある布施村の布施ダイビングセンターにお世話になります。
7/27(土)の午後に2本、7/28(日)の午前に2本。その後フェリーで七類まで戻ってから、 7/28(月)に出雲で2本潜って帰ってきました。出雲では日御碕のAQUA工房にお世話になりました。
帰り道は、出雲大社に寄ったあと、中国道を帰ってきたのですが、播但道に入ろうとしたら、うまく入れず通りすぎてしまいました。これは、出口の標識に沿って進まなければいけなかったのですね。
回遊魚のポイント。私たちが行った時はかなり流れてまして、1ノット+α程度とのこと。けっこうしんどかったです。その分、魚影の方はバッチリで、30分の間に、4つのハマチの群れが回ってきてました。今までみたどの群れよりも密度が濃い。基本的に根にとりついて魚を見るのですが、がんばって、流れに逆らって群れの方に泳いでいくと、排気の泡の回りをハマチが取り巻いてくれます(排気を小魚と勘違いしているらしい)。「ハマチの洗濯機」というらしいです。写真は失敗して、群れの感じがしなくてすみません。本当はもっとすごいのです。来た甲斐があった、というものです。
2本目はおだやかなポイント。このポイントはジョーフィッシュの多いポイントです。ハンパじゃなく多い。たぶん、50匹以上はいたのではないか、と思う。一人一匹は確実にあります。数が余裕があるので、じっくりと向き合って遊ぶことができるのがうれしいですね。その他目立ったものは、キヌバリ、チャガラといった日本海系、あわび(20cmぐらいあったよ)、さざえ、マダイなどの美味しい系でした。
今回は、写真家の赤木正和氏のスライド&トークショーということで、隠岐周辺の豊かな海とそれを産み出す環境について、写真とお話の後、海鮮バーベキューの夕食でした。いっぱい出していただいたのですが、全然食べきることができなかったぐらい多かったですし、とてもおいしかったです。
全長20mぐらいの沈潜が沈めてあるポイントです。船は鉄でできているので、外形がそのままの形で残っていて、中も入れたり、ちょっとしたレックダイブの気分が味わえます。小魚もわりといついていました。
魚影の濃いことを売りにしているポイントです。アーチをくぐってもどってきたりして、いろいろ泳いでいると、こちらは、タカベ、スズメダイ、チャガラ、コアジの群れが取り囲んでくれました。ネコザメもいたみたいですが、今回は不在だったのです。
出雲に移動してのダイビング。出雲にはトビエイ狙いで来たので、まずはそのポイントへ。遭遇率は95%以上ということで、期待が持てます。港からすぐのポイントでベタナギだったので、快適ダイビングです。
エントリーした根にはいなかったので、すこし不安があるも、根を移動していくと、わらわらと出てきました。あんまり逃げないですね。水底にへばり付いているのや中層を泳いでいるの、大小10匹ぐらいいました。
今度は、魚影が濃いと言われるポイントへ。透明度が少し悪かったのが残念でしたが、いろいろと群れてました。ここは、水中に階段状の地形があって、みんなで歩いて上りましたが、転けている人がほとんどでした。まだまだ修行が足りませんね。
全国 50人のミノカサゴファンの人のために、和歌山や四国では少ないミノカサゴらしき写真も載せておきます。他には、南方系で、オキゴンベが2匹流れ着いていました。
私は、日本海はあんまり行かないのですが、今回の印象は次の感じでした。