ダイビングの情報>LOG>白崎/シャクシの浜

白崎/シャクシの浜

潜水日
2001/08/14
行程
6:30 高槻発→9:30 白崎着。渋滞してた。→13:30 昼飯→15:00 白崎発→18:30 黒潮市場着→夕食→20:40 黒潮市場発→22:30 帰宅
dive #1
潜水時間
10:13〜11:27 74分
最大深度
8.4
コース
図中緑色
dive #2
潜水時間
12:21〜12:55 34分
最大深度
8.6m
コース
図中青色
装備
5mmワンピースウェット、スチール10Lタンク、1kgウエイト、デジカメ。赤木さんちのブーツ。
環境
水温:水面=26℃、水底=24℃。透明度:5m、浮遊物多し。気温:35℃。天候:晴。

一日だけダイビング行けそうな休暇予定だったので、最近オープンした、白崎海洋公園のシャクシの浜に行ってきた。関西では数少ないビーチポイントです。白崎って、従来は設備は豪華だけど、海は今ひとつ、値段が高い、講習用の海というイメージをしてたんだけど、シャクシの浜オープンで、雰囲気が変わるかな?

前日に電話予約。当日はゆっくり目に家を出る。海南から先でいつものように渋滞してた。もうちょっと早く出れば良かったか、と思いつつ、R42の下道で行く。下道も混んでて、ちょっと遅れの9:30 着。

Cカードを提示して、受け付けをすると、マップで簡単なブリーフィングを受ける。エアが長そうなので、「タンクは1本で十分ですね」とか言われた。節約モードで、1本で2回潜ることにする。遠くの方に洞窟があるらしいので、できればそこに行ってみる。メインは砂地のハゼを見ながら、とにかくうろうろしようと計画。


dive #1

準備をすませて、エントリー口へ。階段、スロープ、ガイドロープなど、エントリー用設備は充実していて使いやすい。講習らしき人が多いが、ファンダイブの人もちらほら見かけた。

入ってみると、天気が良いせい、水底が白っぽい岩のせいもあって、水中は明るいイメージがする。しかし、浮遊物が多くて、水が黄緑っぽい。内湾性のイメージがする。浅い所はボラがうろうろしてる。日の光を反射して魚体がきれい。

ガイドロープに沿って泳いでいくと、すぐにジャリエリアに出て制限範囲のトラロープに突き当たる。思ったより狭い。そこから横の方に泳ぐ。

ここの砂地は、ダテハゼとテッポウエビに加えてハナハゼの三者共生が見られる。ひとつの穴にエビ+ダテハゼ×2+ハナハゼ×2ぐらいいる。

しばらく進むと、チューハイの、わりと新しめの空き缶の中にニジギンポ発見。非常にひとなっつこい。カメラを向けるとそっちの方に寄ってくる。指を近づけるととりあえず、食いついてみる。この愛敬の良さは、この浜のアイドルの予感がする。

トラロープの範囲制限にそって、その先へすすむ。砂地には、スナギンチャクが点々と花を広げている。同じイソギンチャクでもクマノミがいるタイプではなく、大瀬にはえてるようなタイプで、温帯っぽさを感じさせる。しばらく進んで、洞窟があるとの岸辺に向かって進路を変える。

行ってみると、ここが洞窟? 潮が引いていたせいもあるかもしれないけど、オーバーハングだけのような気がする。もしかして場所間違えた?

気をとりなおして、鉄塔の方に。鉄塔の周囲はクロホシイシモチなんかがウジャっと群れていて、まわりにそれが目当てのガシラがいっぱいいる。とにかく、ガシラが多い。

いったん、水面休息をとって、同じタンクでもう一回潜るので、そろそろEXIT


dive #2

二本目は、ガイドロープの反対の左に行ってみることにする。それだけだと少ないので、鉄塔も寄っていこう。水面移動で鉄塔まで。その途中にアオリイカ Yg の群れを発見。あんまり逃げずに、ひなたぼっこしてるみたいな感じ。

鉄塔について潜行する。今度はチョウチョウオなどの色のついたのを観察。このエリアでは死滅回遊魚になるのかな。子供ばっかりだ。

そこからもどりつつ、ニジギンポとたわむれてガイドロープの左側へ。こっちは岩がごろごろしてて、藻がたくさん生えている。タツノオトシゴとかいるんちゃうかー、と思ったけど特に出物は無し。エアも無くなってきたのでEXIT。


全体的な印象としては、浅くてコースが簡単なので、うろうろするにはいいのだが、もうちょっと深度があって、行動範囲が広ければ、何回も通えて楽しいだろうな、と思った。

シャクシの浜は最終EXITが 14:00 なので早めに2本潜って昼飯をとるのが良いと思う。ショップツアーのダイバーの方々は仕出し弁当を取っていたが、今回は、ショップのイタリアンレストランにチャレンジ。

ところが、キャンプ場に遊びに来てる人、車でちょっと寄ってみた人たちが多くて、思いのほか待たされる。パスタランチ1500円はちょっと高い。ぜいたく気分なのはいいが、そうお薦めできない。もうちょっと改善して、ダイバーがログづけしながら昼飯を食べたくなるようなレストランだといいのにな。

ジャグジーに入って塩抜き、白崎一周さんぽなどをして帰りはじめると、もう3時。近いし早く終われるので、海南にある黒潮市場に寄ってみることにする。(ところが道中R42大渋滞。いいかげんに改善してほしいものだ)


黒潮市場

黒潮市場は、海南にある、和歌山マリーナシティ内にあります。他に、ポルト・ヨーロッパという遊園地、温泉も併設されてます。黒潮市場は駐車、入場無料です。

そこらに出店があって、建物の一階は市場、二階は食事屋です。一階はいろいろな水産物が売ってて、持ち帰りもできますが、そのまま、外のバーベキュー場で焼いて食べることもできます。白浜のトレトレ市場みたいな感じだけど、こっちの方が充実してる気がする。

迫力なのはマグロの解体。その場で生のキハダマグロを解体して寿司にしてたり、切り身にしてます。カマも500円ぐらいで売ってた。うまそうだったので、ここで夕食を調達することにしました。

今回は焼くのはあきらめて、マグロ丼と刺し身を買って外で食べる。大人数で行ってバーベキューであれやこれや食べるとおいしそうなのだが。マグロ丼も、トロの部分が非常にうまい。ちまたのネギトロとはえらい違いです。一度トライしてみましょう。

21:00 から花火ショーがあるみたいだけど、結局、見ずに帰ってきました。



近藤靖浩