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チャイルドベッド
(2007/10/08)追記
(2006/02/05)
いままで、上の子→ベビーベッド、下の子→クーファンで寝かせていたのだが、下の子が寝返りしてクーファンからはみ出しそうなので、下の子をベビーベッドに寝かせることにした。そうすると上の子を寝かせる場所を創り出さなければならない。
要求仕様
- 枠があって、寝相が悪くても落ちないこと。
- 子供が自分でベッドに出入りできること。
- 高価でないこと。
買ってきてもいいけど、気に入ったのがなかったので自作することにした。
設計
- 家がそんなにひろくないのでベビーベッドサイズとした。両親、子供2人が一つの寝室に収まって安心だ。
- 布類はこれまでのベビーベッド用のストックがある。マットレスのみ購入。
- 小学生ぐらいになったって、きちんと一人で寝れるようになったら、ちゃんとしたベッドを買おう。
- 大人ベッドと、高さを合わせておく。並べて使うことがあるかも。
- 落下しないように枠がついているが、自力で乗り降りできるように一部、枠が欠ている。
製作
- ホームセンターで材木を買ってきて、その場でカットしてもらう。柱は赤松、敷板も南国系の安いやつ。
- L字金具と木ネジを買ってきて電動ドライバで組み立てる。金具部は白色のガムテープで巻いて怪我しないように処理。
- 材木の毛羽立ちやササクレをサンドペーパで落す。
- 枠に布やロープを張って落下防止とする。
- ベビーベッドのマットレスを敷く。
- 総材料費で 6500円ぐらい。けっこうかかってしまった。
完成
外観写真。ロープが遊具の雰囲気を、パステルカラーの布が子どもっぽさを感じさせる。なかなか良い感じ。ロープの結び目は、流れが良くなるように試行錯誤した。
別角度から。枠がないところから登り降りする。こっちは足側。
自分のベッドができて、自力で登り降りできるので、かなり気に入ってもらえた。下の子も、ベッドが広くなってとてもうれしそうだ。
設計図
柱の太さによって、板の長さを調整する箇所が小さくなるように設計されていることに注意。
L字金具の使い方
L字金具には、板を曲げたタイプのものと、平板のものがある。こういうものを組み立てるときには、平板タイプのものが強度を得ることができて、適している。曲げ板タイプのものは、たぶん、違う目的に使うのだろう。
2台目の製作
2007/10/08追加。
下の子も2歳になったので、二台目を製作。前回の反省をふまえて、次のような改良を盛り込んだ。
- 材木を35□の赤松から38□のホワイトウッドに変更。素材自体も赤松より強度があるうえ、太くなったので、だいぶ頑丈になった。この材木は、2x4工法の補強材として使われるらしく、安くで手に入る。
- 金具も、強度が取れる形(平T字、平L字)にした。金具のコストが高いので、一番安い金具を選定して、それに合うネジを選定した。
- 出入り口付近の強度が弱かったので、材木を1本追加して、実際に引っ張られる方向に金具を補強した。
近藤靖浩