(2004/06/23)
回路図ができたら、ボードボタンを押せば、ラッツネストされたパーツが配置されたボードエディタが起動します。
初期状態ではボードの外にパーツが配置されているので、ボードの中にパーツを移動させる必要があります。無料版の Eagle では、ボードの外にパーツを配置できない(初期はボードの外にパーツがあるくせに!)ので、ボードの中に移動させます。
OLIMEX に発注しようとしている場合、まず最初に OLIMEX 設定ファイルをロードします。ビアのドリルサイズとかが、OLIMEX DLILL RACK にセットアップされます。設定ファイルにして、~/eagle/scr/ に置いておくとよいでしょう。
grid mil set drill_menu 28 35 39 43 51 59 83 130 change size 50 change ratio 20 change font vector
Move ボタンを押したあと、部品をクリックするとマウスカーソルに部品が吸い付いて移動出来ます。左クリックで配置、右クリックで90度回転です。Mirror ボタンで、部品を裏面に配置できます。部品の配置、配線は mil グリッド(私の場合は 10mil grid)がおすすめです。グリッドは、ノーマル状態と、ALT押し状態で2つ設定できるようですが、私は ALT-click は X の window manager に渡しているので、その機能は使えません。
ワイヤボタンを押して、Unrouted レイヤに表示されているラッツネストをつまむと、配線が書けます。曲がり具合い、線幅などは、上の方で選択できます。
左クリックで配線、中(ホイール)クリックで、ビアを打って反対の面に行けます。左ダブルクリックで終了です。(画面下に表示されるメッセージにも注意)。
ラッツネストが良くわからなくなってきたら、ラッツネストボタンを押せば、その時点で最短のラッツネストを引き直してくれます。同時に、未配線数を画面下に表示してくれます。
>NAMEがじゃまな時は、次の手順で動かせます。(help smashってコマンドを入れてみよう)
メニューの、Options → Assign... で表示/設定できます。代表的なものは次に。できれば、Function key ではなく、PageUp など、表示と直感的に対応が付きそうなキーの方が好み。マウスホイールで拡大、縮小もできます。
F2 | 再描画 |
F3 | x2 |
F4 | x0.5 |