Under-Construction
工作 ミニマグライトのLED化改造

ミニマグライトのLED化改造

(2004/08/29)

以前にも、LED水中ライトを作ったことがあるのだが、ワイドビームでちょっとかさばるというところが不満ではあった。最近、ウェブを見ていると、Luxeon というハイパワーLEDを使って Mini-MAG ライトを改造したり、自作ライトを作ってみたりしている方々がいて、独自の世界が構築されていることがわかった。ここは再チャレンジということで、Mini-MAG ライトに Luxeon LED を組み込んだ懐中電灯を作ってみることにした。

実は、ミニマグライトの純正部品で、バイピン→LEDの交換部品を売っている。しかしそれはあまり明るくないのと、自分で作ることに意義があるみたいなので、自分で作ってみる。

用意するもの

Mini-MAG ライト
SuperFire SF-101
LT1618
プリント基板

作り方

SF-101 の分解

  1. ヘッドを分解すると、六角形の穴があいた部品がある。六角ナットの対辺を削って寸法を合わせたものを突っ込んで回すとその部品がハズレる。
  2. 基板と Luxeon Star を取り外す。
  3. Luxeon Star から Emitter を取り外す。(Star とは基板に取り付いた状態のもの、Emitter とは、LEDの素子そのもののこと)
  4. DC-DC コンバータの基板から、SBD と R200(0.2Ω)を取り外す。

DC-DC コンバータの作成

とにかく作る。各人なりの方法でね。

回路図

Mini-MAG AA に組み込む。

  1. 旋盤で、ベースとなるユニットをアルミ棒から削り出す。LED への配線用に、2つの穴をφ1 のドリルで空けておく。
  2. 必要なところを絶縁テープでガード。
  3. LEDが入るようにリフレクタを削る。柔らかいプラスチックに蒸着してあるので反射面を傷つけないように。
  4. 焦点などを確認する。これでよいとなれば、エポキシ接着剤でベースユニットとLEDを接着する。ベースユニットとLEDの間には放熱用グリースを塗っておくこと。
  5. LEDとベースユニットをエポキシ接着剤で固める。
  6. 純正と比較して、サイズが互換になるようにする。


ベースユニット、リフレクタ、LED、コンバータ。


LEDのドロップインと、純正のユニットの比較。

完成

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近藤靖浩