KAMEでもわかる科学の話、他(ヨタ談)>商品・サービス選択の基準
最終更新 (2007/07/14)
商品・サービス選択の基準
私のページのところどころで、バナー的に、イスラエル支援企業リストへのリンクを張ってある。それと関連することなのだが、私たちが商品を購入したり、リンクしたりするときに、その内容が優れているかどうかのみを判断基準としてはならない、と思っている。つまり、それら提供元のポリシーが優れているかどうかが、購入、リンクなどの、ポジティブな投票をするときの判断基準として重要ということだ。
例示したほうがわかりやすいかもしれない。
- イスラエル支援企業からの購入はなるべく控える。
そうしない場合、商品購入のために払ったお金の一部がパレスチナの人を殺すために使われる。
- 同様に、オウム関連企業や、創価学会関連企業からも、可能な限りの購入を避ける。
- 肉、魚、野菜などは、なるべく原型に近いものを購入する。調理場が見える店で外食する。
ものの状態(鮮度など)は加工がされていないものほど、よくわかる。魚の場合だと、鮮魚で売れないものが切身に加工され、切身で売れないものが焼き魚などの総菜に加工される。焼き魚を食べる場合、鮮魚を買ってきて家で焼くほうが焼き魚を買ってくるよりもいい。肉の場合も、ミンチなど、何が入っているかわからない。
米国産の牛肉も同様に信用できない。狂牛病の原因として、飼料として肉骨粉の使用が禁止されたら、肉骨粉を豚に食べさせて、豚の糞を牛に食わせている。しかも、日本に輸入禁止措置をとられている、脊髄を平気で輸出しようとする。検査でひっかかっても、外圧で押し通す。こんなやつらが作った牛肉が信用できるわけがない。
ではどうすればいいか。
- なるべく、原型に近いものを買う。
- 信用のおける店で買う。私の目安としては、経営規模が小さいにもかかわらず長年商売しているところは、信用重視しているように思っている。
- 調理過程が見える店で買う。見えていないと手抜きをするものだ。
- No Disny
ディズニーの著作権に対する姿勢は法の精神に反している過剰なものだ。
作品のストーリーも捻りがなく、単調で好きではないという個人的嗜好もあるが、著作権の切れた童話を映画に仕立てあげて、以後の著作権を主張するといった、パクリ行為も良くない。
- 格差拡大を主張している経団連会長が会長をしている Canon 製品は購入しない。
Canon 製品自体は優れていると思うのだが、残業代無料化、偽装請け負いの合法化や、格差拡大主義の会社の製品を購入することは、そういったポリシーに賛成していることになる。インクカートリッジの再生についての独占的態度も賛成できない。
車も持てない生活だから、トヨタは関係ないか。
- なるべく、Googleではなく、Yahooを使う。
べつに、google が嫌いなわけではなく、一極集中による弊害を防ぐために、積極的にセカンドチョイスを使ってゆく。検索サービスが google だけになってしまったら、Google八分の脅威が相対的に増す。
しかし、ツールバーの使い勝手は、圧倒的に google ≫ Yahoo なのだ。つい google を使ってしまう。Firefox の場合はデフォルトの検索エンジンを選択できるので、それに Yahoo をセットしておくと、Yahoo を使う機会が増える。
Adblock でブロックしているので Google Adsense を目にすることはない。
- 用語解説としてWikipediaへのリンクを張らない。
Wikipedia の記事の信憑性は専門家からは疑問が呈せられており、かつ、とくに日本語版の管理体制のまずさにより、声の大きいものの主張が通っている状態である。そういった Wikipedia にたいして用語解説のリンクを張ることは、Wikipedia の権威付けに繋がる(google の page rank みたいなものが、みんなの意識の中に埋め込まれてゆく)。それは、声が大きいだけの間違った意見を認める行為だ。よって、用語解説のリンクとしては、(その用語の場合は適切であったとしても) Wikipedia へのリンクは張らない。ウェブで検索して適切なページに張ることにする。
フェアトレードについては、こちらの意見もあり、積極的に選択する要因とはならない。あくまで、品質、信頼第一ということだ。
近藤靖浩