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(2003/01/12)
(2003/12/31 更新)
キーボード
長い間、探し求めていたお気に入りのキーボードを手にしました。
東プレRealforce 106
特徴などを。。
- 東プレのサイト
- 軽いキータッチ。30g,45g,55g とキーによって微妙に重さが違うところも良い。
といいつつ、私にはあまり違いがわからなかったのですが、主要キー=45g、小指キー=30gになっているそうです。ファンクションキーとかが55g です。その気になって押してみればわかります。特に、小指のキーが軽いのは、長時間入力時にじわじわと差になってくるのでしょう。
キーのひっかかりも全く感じられません。
- キーボード本体も、適度な重量感があって、安定している。
剛性を保つために、鉄のフレームが入っています。
- 打鍵音が小さい。
- 静電容量式で、寿命が非常に長い。
チャタリングも皆無です。
- Nキーロールオーバーで高速入力が可能。
ロールオーバーとは、キーを押してから離す前に次のキーを押し下げても入力が可能な機能です。2キーロールオーバーというのは、2キーの同時押しに対応、Nキーロールオーバーというのは、何個でも同時押しが可能、ということです。一般のキーボードは3キーロールオーバーということらしいです。(情報いただきました)
- カーブド(シリンドリカル)スカルプチャ
キーボードの上面が円弧状になっていて、指に倣います。通常品はステップスカルプチャで、上面の方向はおんなじで段差をつけた、「疑似」品です。(その方が安く作れる)
でも、私はまだありがたさが体感できてない。未熟者なので。
- キーの塗装が丈夫
昇華印刷で、キートップに染み込むように印刷されています。通常のキーボードでは、タンポ印刷なので、前使ってたのは2年ぐらいで、主要なキーが読めなくなってきました。
ところで、どのキーが読めなくなります?私の場合、A,S,D,F,J,K,L,N,Mが激しい。
- 106キーで、邪魔な Windows キーが付いていない。
Linux で使っている限り Windows キーは不要で、そもそも、勤務先で MS-Windows を使っていても、Windows キーなんて使ったことが無い。不要なものは不要。
- 値段が高くて、入荷量が少ない。
2003/01/12 の日本橋 DOS/V パラダイスにて16,800円で購入。他の店では見たことが無いです。量販店には、価格が高いのでそもそも入荷しないだろうし、専門店ではすぐ売れてしまうのでしょう。最近はよく見かけるようになりました(2003/12/31)。
現時点で最強(値段も)のキーボードといえるでしょう。パソコンを仕事に使う人は、機会があれば手にしておいて損は無いです。入力効率が格段に違います。
以下、本機を手にいれる前のツブヤキ
GUIうんぬん言う前の、ユーザインターフェイスの3原則のうちのヒトツ、キーボード、もっと上質なもの、いろいろなタイプのものが出て、各人の好みにあわせて選べるようになってくるといいですね。今も、キーボードは選べるけれども、値段で決めるしか無かったり、キワモノ機能の差違しかなかったりで、選択肢の幅が狭すぎます。高級機はメカニカルスイッチタイプで好みに合わないし。。。
ユーザインターフェイス3原則は、モニタ、キーボード、マウスをここでは意味しています。これらが良いものでないと、スレッショルド未満のストレスがどんどん蓄積してきて、わけわからん効率を下げてるとおもいませんか?
近藤靖浩