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(2006/11/06)

スチームクリーナー

以前から、TV の深夜通販番組でおなじみのスチームクリーナーだが、半ば衝動的に購入した。ケルヒャーSC-1002だ。小型機のわりに、130℃の高温対応、黄色い本体が特徴的。

使ってみてわかったのだが、使いかたにコツがあり、適/不適のはっきりわかれる機械だ。

動作原理:高温の水蒸気で汚れを浮かせて、付属のブラシで除去する。汚れは最終的には雑巾で拭き取るか水/お湯で流す必要がある。この原理を理解しなければ、うまく使いこなせない。本家サイトの使いかたのページも参照のこと。

向いているもの:油汚れや水垢など。高温で軟らかくなるもの。細かい場所は、細いブラシでよいが、広い面積を楽に掃除したいときは、ガラス用の、「雑巾が付けられる掃除機の先」みたいなノズルが使い易い。向いているものに対しては劇的に効く。少しの手間で新品同様になる。水の量が限られているので、計画的に行わないと、途中で水切れになって、再度、圧があがるまで待たされるハメになる。

向いていないもの:こびり付いた汚れ。物理的にこすらないとだめだったり、科学的に処理しないとダメなもの。向いていないものについては、他の手段を用いたほうがいい。スチームクリーナーは、全くの無力で、全然汚れが落ちない。

楽に、楽しく大掃除を乗り切ろう。これがあれば、年に4回ぐらいの大掃除なら全然もんだいない。こまめに掃除をすれば、きれいだし楽だ。



近藤靖浩