by MOCHA
夢の続き その2
MOCHA
2004/11/14 17:46
さて、前回、ピアノの腕前が小学生低学年レベルだとわかって、いやぁ、アタシって若いなぁ・・・などと言うとる場合じゃない。(なら、言うな)
まずは、バイエルの20番辺りから始めることにしました。
さすがに、その辺は初見で弾けるので、どんどん先へ。
40番代の後半くらいから、ぼちぼち複雑になって来て、その分、弾いてて面白くなってきます。
感覚もちょっとずつ戻ってきて、最初の2週間くらいで、ざっとパイエルを通してしまいました。
それでも、多分、まだ小学生高学年レベルくらいなのかな。よくわからないけど。
で、その後は、ハノン。
これは、「ドミファソラソファミ、レファソラシラソファ・・・」と繰り返す、指の運動のための練習ばかり延々続く教材。
『地道な努力』を楽譜にしたら、こうなったって感じの一冊です。
学生時代にこれの練習をしてた時は「つまら〜ん」って思ってたけど、さすがに35年も生きてると、こういう地道な努力が、結局、一番の早道だろうなってことがわかってきちゃうよね。いいんだか、悪いんだかですけど。
ハノンのNo.1から弾いてみる。
108の速さで弾けるようになるまで練習するように書いてあるので、メトロノームを出してきて、最初はゆっくり、最終的には108で弾いてみました。
動きは単純なんで、弾けることは弾ける・・・んだけど、薬指の力の無さや、左手の弱さがまるわかり。
それに、最後までもたない。途中で指がつる〜〜。あうあう。
No.2も108で弾けるようになったら、1、2と続けて4回繰り返せとな。
「このようにしてこれから後のも練習すれば、指が強くなります」と書いてあるが、そーでしょーともっ。ふぅ。
まぁ、それでもなんとかNo.1も2も、それぞれ1週間くらいで弾けるようになって、108で4回繰り返すくらいは出来るようになりました。
この4回繰り返して弾く練習ですが、弾いてる途中で、今何回目だかわかんなくなるんですよね。
頭の中で数えてるだけだと弾く方に集中できないし、4回弾いてる間、手をとめないので、1回終わるごとにチェックマークを書くとかいうことも出来ない。
そこで考えたのが、足元に何かを4つ置いておいて、1回終わるごとにそれを1つずつ動かす方法。(ヒントはとあるサイトの掲示板から頂きました)
最初はおはじきのようなものを置いてたんですけど、足で操作するには小さすぎ。
次に碁石を試してみたけど、床に傷がつきそうなので、ボツ。(それに碁石を足で扱うってのに、多少、抵抗があったり。なんか、それこそ本因坊秀策の霊が出て来そうでしょ。碁を教えてくれるんなら、出て来てくれてもいいけど)
で、最終的にいきついたのが、古いシャツを4つに裂いて、それぞれをくくって丸めたもの。
これなら、大きくて足でも簡単に扱えるし、床に傷もつかないし、霊も出て来ないだろうし。
で、今現在、やっとNo.15まで弾けるようになったところです。
先は長いよ〜〜〜。
同時に練習しているのが、バッハの2声のインヴェンション。
よく聴く1番と、うっすらと記憶がある2番以外は、まったく覚えがない。(学生時代にやってるはずなのになぁ)
それでもなんとかかんとか、今現在4番まで、それなりに弾けるようになってます。(半年近くかけて、やっと4曲ってのは、どーなんでしょうね)
でも、TAKA−Cに1番を聴いてもらったら、鼻でふっと笑って「右手と左手がケンカしとるな」と言って、去っていきました。相変わらず、的確なご批評でっっ。ひ〜ん(泣)。
今、レギュラーで練習しているのは、ハノンとバッハの2冊。
ほかに、気がむいたら弾いてる曲がいろいろありますが、それについては、また次回〜。
2004/11/14 17:46