by MOCHA
コルス・テレジアを見学させて頂きました
MOCHA
2005/01/22 10:34
OPEの練習、今までは週1回(月4回)だったのが、今年から月2回になってしまって、やっぱり寂しい気分。
TAKA−Cは「会社の合唱団に復帰しようかなぁ・・・。今年はモーツァルトのレクイエムを歌うらしいし」なんて言うし。
ズルイっ!ズルイぞ、自分だけ。そんな時、TAKA−Cが「大阪にこんな合唱団あるよ」と、サイトで見つけた合唱団をMOCHAに紹介してくれました。
それが「ラルテ・フィオレンテ」という、ルネサンス時代の曲をア・カペラで歌う合唱団。(名前がいいよね。イタリア語で「花咲く芸術」という意味なんですって。美しいわ)
今までに演奏された曲を見ても、パレストリーナ、ラッスス、ヴィクトリアなど、OPEでも歌った曲もちらほら。
他にも、聞いたことがない作曲家の名前もあるし、う〜ん、OPEよりマニア度、濃いかも(←マニア言うな)。どうしようかな。行けるかな。
経済的なこともあるし・・・。
でも、岡山に行くのが半分になるということは、浮いた分をこっちにまわせるよな。
でもでも、アタシみたいな素人でも、ついていけるかな。
でもでもでも、一度、練習を見学して、ダメそうなら撤退してもいいし。
と、いろいろ考えた末、思い切って「西宮在住の35歳の専業主婦です。練習を見学させて下さい」というメールをお送りしちゃいました。そしたら、すぐに丁寧なお返事を頂きまして、その中に「西宮にお住まいでしたら、夙川にラルテと同じ主宰が指導している『コルス・テレジア』という合唱団もありますよ」というご紹介が。
ラルテ・フィオレンテは大阪(阿倍野)で活動されてるんですね。
で、コルス・テレジアは、西宮の夙川。
確かに、こちらの方が近いかも・・・。
やはりルネサンスの曲を歌われてるみたいですし。というわけで『コルス・テレジア』という合唱団の練習を、1月19日(水)に見学させて頂きました。
一人で行くつもりにしていたのですが、その日、たまたま仕事がはやく終わったTAKA−Cが、一緒に来てくれました。
車で行ったのですが、車だと30分くらいで行けちゃうのにはびっくり!
電車で行くと、2時間くらいかかるんですよ。(なんせ、西宮の田舎の方に住んでるもので)
う〜むむ。そんなに差があるとは。さて、思っていたよりも随分はやく着いてしまったのですが、すでにテレジアの方がいらっしゃっていて、いろいろとお話をうかがったり。
楽譜も見せて頂きました。
「ヴィクトリアのテネブレ・レスポンソリウムです。聖木曜日・聖金曜日・聖土曜日の3曲」
・・・え〜と、どこかで聞いたようなタイトルだなぁ・・・とは思ったんですよ、その時。
でも、楽譜を見ても、全く覚えがないし、歌詞もちっとも読めないから、気のせいかな・・・と。
そしたら、TAKA−Cが「ぼくら、歌ってるよ、これ。聖土曜日はまだだけど」
って、え?うそぉん。全然、覚えてないんですけど。そして、いよいよ練習。どきどき。
ご指導くださるのは、中川創一さん。
以前、テレマン協会のヨハネ受難曲を聴きに行った時(OPEのメンバー5人で行きました)、バスのソロとピラトをされていた方。
OPE内で非常に評判の良かった、とても素敵なお声の方です。とりあえず、TAKA−Cはバス、MOCHAはソプラノの中に入れて頂いて、見学させて頂きました。
練習場所は夙川カトリック教会なんですが、とてもとても綺麗に響いて、ふわぁぁぁ、気持ちいい!
みなさんの歌声に包まれて、幸せ〜。
あぁ、やっぱりアタシも歌いたい。
練習時間は1時間半なのですが、みっしり歌わせてもらえて、非常に濃い練習という感じ。
中川先生もメンバーのみなさんも、とても熱心で、「あぁ、みなさん、お好きなんだなぁ」という雰囲気がひしひしと伝わってきました。帰りの車の中で「楽しかったね〜。アタシ、ここで歌いたいな」と言うと、TAKA−Cが「MOCHAが行くなら、オレも行く!」
え?会社の合唱団はどうするの?
「いやぁ、やっぱ、ヴィクトリアを聞いちゃったら、モーツァルトはいいかって気になっちゃった。こっちの方がいいわ、やっぱり」
古楽マニア(←だから、マニア言うなって)にかかると、モーツァルトもヴィクトリアに負けますか。それにしても、楽譜を見ながら、見学をさせて頂いていたのですが、う〜〜ん、歌を全曲聴いても、まだ思い出せないぞ。
ほんとに歌ったのか、私・・・と思って、帰って調べたら、やっぱり歌ってました。
楽譜もありました。結構、書き込みもしてました。
OPEの演奏会のテープを引っ張りだして聞いたら、ちゃんとアタシの声が入っていました。
うーむむむむ。
どーしてこうも、きれいさっぱり、忘れてるかな。
歌ったのは聖木曜日が1997年の11月、聖金曜日が1998年の12月。
約6年前と7年前。アタシがまだ10代の頃よね・・・(←サバをよむにもほどがある。さっき35歳だって書いたじゃないか。すみません、今年、年女です。あと半月で36歳です)。ここまで、きっぱり忘れてるってのは、何か思い出したくないような記憶があるんじゃないのか。
例えば、指揮者が本番で繰り返しをするのを忘れて、まるまる一ヶ所飛ばしちゃったとか、そういうコワ〜い記憶を封印してるのかもしれない。・・・ねぇ、TAKAちゃん先生。え?やだなぁ、例えばですよ、例えば。ま、ゼレンカのマニフィカトを歌った数ヶ月後に、「ゼレンカって何?」(←すでに「誰?」ですらない)と聞いたアタシだからな。6年前のことを忘れてても、しかたないかも。わはは、面目無い。
それはともかく。
是非、お仲間に入れて頂きたいな・・・ということで、来週も練習に行くつもり。
今度は、ちゃんと歌ってみたいです。
心配なのは、既に綺麗にまとまってる中に入って、我々が壊しちゃうんじゃないかってこと。
・・・歌ったら「もう来るな」って言われたりして・・・。うきゃ〜。
TAKA−C&MOCHA、ピンチ。どうなる、どうなる。
ではまた来週。お楽しみに〜・・・って、ドラマじゃないって。いや、ほんとに来週、書くわけじゃないですからね(^^;。
2005/01/22 10:34