『まぐにふぃかぁーと』への路 〜発動編
(2000/07/05)


たして私たちOPEが『まぐにふぃかぁーと(Magnificat)』を歌いこなすことができるのか?…と言うことを一番心配したのは、他でもない音楽監督(以下:監)でありました。

時は今から半年前、第15回記念演奏会の打ち上げ後(三次会)の音楽監督宅の掘り炬燵で、オリジナルメンバーの会長(以下:会)と技術部長(以下:技)がほろ酔い加減で色々話しております。

技:「すごいねー、とうとうOPEで『ヨハネ』ができたよ」
会:「来年はなにしようか?」
技:「『ロ短調』ができればいいなぁ」
会:「まぁまぁ、それは第20回に取っとくとして」
技:「『モテット』もいいなぁ」
会:「でも充実したオケもいることだし、もっと大きな曲でも
  いいんじゃない…『マニフィカト』がいいなぁ」
技:「『マニフィカト』かぁ…いいねぇ、演りたいなぁ」

監:(掘り炬燵に入りながら)「でもSopranoが2声だよ」

技:「うーん…でもねぇ」
会:「うむー…しかし」

会&技:(ふたり声を合わせて)「『ヨハネ』ができたんだから…」

監:「・・・・・・(沈黙)」

その翌日、早速『マニフィカト』のスコアを発注した音楽監督なのでした。

(つづく)

【TAKA−C】


2002/01/20 10:48