『まぐにふぃかぁーと』への路 〜接触編
(2000/07/20)


000年のOPEは例年よりも早い始動でした。まぁ、その練習初日の夜は新年会だったのですが(お約束ですね)。

練習初日、『マニフィカト』の一曲目の各パート音取りが終わってから、音楽監督からのお話(講義?)であります。

監:「歌詞を読んでいただくと分かると思いますが、これはラテン語ですね。でも、読み方はドイツ語読みにして下さい。よって『Magnificat』は『まにふぃかーと』となります。」

あのー、楽譜の後ろの方についている曲はどうなるんでしょう?

監:「これは『Magnificat』が初演された時に演奏されたと言われる曲です(4曲。Barenreiterの楽譜には後ろについている)。今回はこれらも演奏します。付録の4曲も、もちろんドイツ語読みをして下さい。例えば『Gloria in excelsis Deo』は『ぐろーりあ いん えくつぇるしす でぇーぉ』です。」

それでは、パレストリーナのミサの方はどうなるのでしょうか。

監:「第一ステージ、パレストリーナのミサはラテン語読みです。よって『Gloria in excelsis Deo』は『ぐろーりあ いん えくシェるしす でぇーぉ』です。」

一同:「・・・・。」

果たして、とっさの時に混乱せずにドイツ語読み、ラテン語読みが切り替わるのか。前途は多難です。

監:「ちなみに次回の練習でお渡しするモンテヴェルディはイタリア語です。リエゾンがあるので、よろしく!」

一同:「(沈黙)」

(つづく)

【TAKA−C】


2002/01/20 10:48