2001/04/03
今思う へっぽこパート2
公道なさいさりす
ちょうど1年前の今頃、99'CBR600Fはファインチューン化して、新品のパイロットスポーツを履き
MOMOKID'SやSRDのツーリングに参加して楽しいひとときを過ごしていました。
今から考えると相変わらずコーナー侵入は安全君だったと思いますが立ち上がりを怖がったことはなかったように思います。
公道恐怖症、路面を信用できないさいさりすは、Zガンダムオフもめいいっぱいでした。
70km/h80km/hでのコーナリングがせいいっぱいで、後続にはコーナー侵入で詰められてしまいます・・
詰められるどころか、後ろを減速させ過ぎて迷惑をかけてしまうくらい。
それがミラーでちらりと見えるので立ち上がりでがばっと開けると 後続と差が開きすぎて先走ったり。
どうも全開じゃないアクセルオープンや 直線を開けたり閉めたりを繰り返したりして走るワインディングが気持ち悪くて
ようはパーシャルが苦手なのかも知れない。
コーナー侵入のかなり手前で減速しきって 惰性でだらだら入っていくのもどっから曲がればいいのか・・
それをちょっとでも弱めるために スイートナンバーのセッティングからソフトな公道向けの方向にセットして
街乗り交差点が曲がりやすいそこそこのポイントを見つけて居るつもりなのですが、
今度はそれが中速コーナーに合わないんですよね。
バイクに乗るのがどんどん下手に成っていくようなきがします。
実は、今 ツーリングに行くことが イメージ悪いんです。こう、ワクワクして来ないんです。
ゆっくり走ると後ろに悪いような気がするし、まるでレースをしているようなおっかけっこは危なくて公道ではしたくない。
でも、サーキットで速い人には公道でもかっ飛べる人が多いですね。
サスペンション
僕はノーマルサスもわからずにリプレイスサスをつけてしまった人です。ノーマルサスの頃は
ハンドルやシートから伝わってくる情報がほとんど感じられなかった、そのくらい鈍感だったので
がむしゃらにつっこめた気がします。
F3はF4に比べてギャップはよく拾うし跳ねるし、でも重いし、あらゆる面でF4は進化しているなぁと思いますが
F4のように回さなくても、エンジンは良いトルク出すしこれは僕ら常人レベルではサーキットでも有利になると思います。
前、後ろ・ステムと変えてもらってまず接地感が増しました。
するとですね、低速域って言うとあれなんですけれども 70km/hとか80km/hとか、バイクの限界からすると
なんでもないコーナリングで 異様に接地感があるので「いつ滑るんだろう、いつ滑るんだろう」って怖いんです。
怖がらなくて良いんでしょうが、どうもこのバイクで転けられない、正月のTIでの転倒の感覚がよみがえってきて
すこーんっとフロントから逝きそうな。おまけにブラインドコーナー、TIでは無いのでコーナーの脱出側を見れるので
安心なのですが。
このサス達と暖まってないハイグリップタイヤの組み合わせで 公道を走り出すのが、冬を越してきた僕としては怖い。
動きの軽さっていうのがグリップの無さとして感じてしまうのです。
バイクの限界、それはもっと高い位置にあるはずなのに未だ信用できない。
これを治すためにはもっとたくさん走る事。のようです。
今回の乗り方
へたっぴ日記1で語った 逆ハン癖
これはどこかへ行ってしまいました。
ステムを入れると初期のハンドルのキレがそのまま実際の旋回につながって行くんです。
この前のクシタニ走行会の時に途中思いましたが、逆ハン、いつのまにかしなくなってました。
どうやらマイルドな反応のバイクに乗っていて、倒しコミ速度を求めてあんな事をしたいたのかも知れません。
硬いクイックな反応のサスのおかげでそんな事をしなくても曲がるきっかけが作れるようになったのですが
逆にサスが沈まないので 自分にとって中途半端な進入をするのが辛くなってきました。気持ちよく曲がれません。
でも車体が曲がってくれます。
そうするとですね、今まで進入前にしていた1作業が無くなってしまうわけで、いつものように減速すると
倒すまでにただまっすぐ流すだけのワンテンポ空きができてしまったみたいなんです。
その時点で今までのベストタイムが出ているのですが
クシタニ走行会でグレニスの矢部さんにダブルヘアピン1個目見てもらっていて
ブレーキングから倒しコミまでに「ためらっている」と教えてもらいました。
今後はこの1テンポを削っていって速い進入スピードで曲がれるように練習したいと思います
これが、目標1分50秒フラットへの1コーナーにつき0.5秒の短縮の糸口なのかもしれませんね。
ハンドル位置、写真を見るとなんとも外側の脇がどうしても閉められず、
これを治すためにキレ角15度くらいのハンドルに変えたいのですが、根本的に乗り方を変えないと
いけないんだと思います。ハングオンしてないですからね。リーンウィズがいいでもハングオン(オフ)
はしないといけない。これ以上倒れないモノで。外脇の位置、腰の位置 要研究です。
エンジンパワー
これは申し分有りません。むしろ扱い切れていない状態で。特に次のコーナーを見ながら加速するパイパーコーナー後の
ショートストレートが特に怖く感じます。
実はTIのダイノジェットのパワーチェックで わずか79psしか後輪出力が出ていない僕のJoe。
しかし69psの国内ノーマルからTSRフルエキで75ps+インシュレーター、ジェッティングで79psとは妥当な線だと思います。
イグナイターを変えれば80psは越えるだろうし、カムを変えてジェッティングし直してもらえば90psになるかもしれませんが
今の僕には必要ないようです。とてもじゃないですけど。扱い切れていません。
先日TIを2分フラットで回られるR1乗りの方に「1分55秒ならストレートエンドで240km/hは出ているでしょう」と
言われましたが飛んでもございません。210km/hくらいだと思います。
すみちゃんがGMD大阪の講習会後の飲み会で同じ様なことを9R乗りの方から言われてますが
まだコーナーでいくらでも進歩できる以上、立ち上がりも最高速も要りません。
自分もまだメーター見ながら走っているんだとバレバレな気がしますので次回からはまた久々に
スピードメーターにテープ貼って見えないようにして走ろうと思います。
GMDの塩見さんからも今の状態でフルパワー化すれば2,3秒はタイムが上がると思うと言われました
でも逆にコーナーが遅くなるような気がしました。 とーまーれーなーい〜 って早めに減速してしまいそうですからね。
ブレーキ
この前のクシタニ走行会、最後の1本はブレーキが効きませんでした(笑)
あーなんかスカッと エアが入っているわけじゃないんだけど、もうパッドかフルードが限界かなと思いしらされました。
そして、カスタムのページにも上げますが、ブレーキパッドをフェロードのSS、メッシュホースをSWAGE-LINEに変更。
奥でぐぐっと効くブレーキになりました。すみちゃんから 「硬ったぁっ!」て言われましたが、ノーマルの頃のブレーキが
効かなすぎた・・と今では思います。
実は僕、すみちゃんより手が小さいのです。 別にすみちゃんの手が大きいわけはありません。
僕の手が小さいんで。レバーは近い方がいいし、奥で効く方がコントロールしやすいのですが、
すみちゃんやホワビさんが僕のバイクに乗るとレバーを調整して思いっきり遠目に初期硬めにするのですが
僕はこっちの奥で効く方のブレーキが好きですね。 握力が人並みにあるので苦労はしないです。
ぐっと効いた感じがしていいと思います。
フェロードのパッドがちょうど慣らしの終わり頃のようで、説明書通り、ちょっと効かない気がします。
これが終わると幸せな制動ができるかと思うと楽しみでございます。
今後の活動について
VT250でのレースが始まることを知り、VTスパーダを手に入れてMFJフレッシュマンライセンスで
レースに出たいと思っていた今日この頃。しかし、それを断念せざるを得ない状況が生まれてきました。
なんと年3回あるTIのストリートカフェトロフィーではVTクラス、7月の1回しかレースがないそうです・・
これは1度のレースの為だけにスパーダを用意するのも・・・
とういうことでやはりCBR600Fによるレース活動が開始されてしまいます。
ストリートカフェトロフィーの110sオープン、9月の100マイル耐久オープンエンデュランス、
モトルネッサンス・ウルトラネイキッド。
夏までにしっかり準備します。
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