さいさりす復活の巻
2001/03/16 クシタニ走行会 〜さいさりすF4時代の自己ベストを更新〜
Photo By たかはるさん カメラマンがダブルヘアピン辺りのみ撮影してくださったので
車体左側からの写真が多くなっています。
この日は晴天。気温もすごく高くなりました。
![]() 僭越ながら僕もステム仕様に乗っているので CB-F、CBR600F、岡山のステム仕様2台です♪ |
![]() GMDのテントの中で。(暗いですけど) 僕みたいなレース初心者にも暖かくサポートして くださいます。 |
![]() MONGAさん ARCADIAさん到着♪ |
![]() FJとV-MAX |
この日はYAMAHAのワークス 難波さんが来られてまして、マイペースクラスではTRXやサンダーエースでタンデムして
クラス中一番速いタイム(と思われる)で爆走されてました(笑)あと、GP250の岡崎さんもお来しでした。
さいさりすはこの日ARCの会員に成るために諸手続きの準備をして行ってました。
講習会を予約して参加していた人は別に居ましたが、クシタニ走行会の中では僕だけでして、
他の人はみんな座学受けて、その後3周ほどしてサーキットライセンスもらうみたいですけど
僕はクシタニ走行会の前節聞いて、15分×4本走ってだったので 講習免除!なんかはんこ押されました(笑)
今日の走行会はハイペースクラスとマイペースクラスがあり、さいさりすはハイペースを選択。
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久々のサーキットでした。 1本目は正月の転倒を精神的に引きずっていたこと、 タイヤが昨晩変えたばかりの新品BT010だったこともあり おそるおそるサーキットイン。1コーナーも正月転けた アトウッドもしっかり減速して通過。 2周走って一度ピットに戻り先導者がいなくなって 再スタートするのですが、前を走る塩見さんについてなんか いけませんでした。これで塩見さんにはあきらめられちゃった 感じでした(笑) 1本目は2分5,6秒ってところだったんじゃないかなぁ・・ 900RRに抜かれ、VTRに抜かれ、00'のGSXR750に抜かれ・・ っとへなちょこでございました。 15分で塩見さんに1ラップされてダブルヘアピンの1個目で 抜かれ際に外足で合図送られてしまいました。 |
2本目始まる前に昼ご飯。レストランで日替わり定食を食べ、でも1本目、怖がりながら走ったので
なんか悔しくて・・。たんたんとご飯食べて 眠気と戦っていました。
グレニスの矢部さん達が2B枠を走りに来て居られたので走りを見ていたり、アドバイスをいただいたりと
やっぱサーキットは楽しいなぁ。僕もトランポ買って来月からは通うぞぉ! とやはり決心。
ここまで自走で来るとほんと疲れるんです。
2本目の開始です♪ 1本まるまる使ったつもりのタイヤの慣らしは2周でええよと矢部さんに言われて
スタートから安心して調子よかったです。ピットロードから出るときで既に塩見さんと900RRの兄ちゃんは
行ってしまって、見えなくなってしまいました。
ずっと前から気になっていてこの日会うことができたのがGMD-JAPANのお客さん
95'CBR600Fの久本さんです。現存する僅かなスイートナンバー仕様のCBR600Fの先輩です。
以前はモトルネのターミネーターに参加していたという、いいお兄さんでした。
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2本目、僕の真後ろからスタートされてまして、僕もこんなですから途中で抜かれてしまいましたが、
塩見さんが久本さんを抜いたのが見えて、2台とも見えなくなって、しばらくするとトラブルが出たのか、
減速されてました。
そんなステムユーザーの快進撃を見ながら、僕も調子が上がってきました、そこで僕の目標になったのがR1と
カワサキの青い1100かな?(1000かも。ネイキッド)前のR1にひっかかってKの1000も僕もペースが上がらず
2周くらいがまんしてついにKがR1をパス。続いて僕もR1を立ち上がりで抜いてKを追いかけました。
このK乗りの人は塩見さんの知り合いの岡山のバイクやさんの店長さんで、モトルネにも出られてるのかな?
後で聞いたらこの時タイムはかってて、R1を抜く前は2分ちょいだったのが抜いた後から2分切って走れたと
聞いたので ペースがわかってよかったです。
そしてR1は津山のバイクやさんのR1だったのですが、ちょっち僕の方が調子よかったですね。
抜ける余裕があるくらい。っと、これら3台からんでる間にもGSXRがぶち抜いていったり
モトルネレーサーのVTR1000Fが抜いていったりと。5秒〜10秒速い連中は違う世界で戦ってました。
この2本目でなにかつかんだ感じがしましたね。
タイヤも滑る感じがしないし、リヤタイヤも端まで削りカスが寄ってました。
でもフロントが使い切れないんですよね〜
2本目の最中だったかな VTR-SP1が1コーナーで転倒されてました。バイクの方は
軽傷ですんだようですが・・。足を怪我されたそうです・・
僕の方はいい車体のおかげで転ける感じもせずにいい感じで走ってました。
しかし、2本目の後、ふとスイングアームを見るとちょいとトラブル発生。
応急処置をして、今日はそのまま走ることにしましたが おおきな問題ではありませんでした。
苦手の左コーナーです。後輪は端から端まで接地していますがフロントは右側だけ端っこまで接地してます。この左コーナーでもフロントは左端まで使えません・・ ![]() |
![]() サイドスタンドを擦ってこれ以上倒れてくれないんです・・・でもかぶさんはスタンド擦って、ステップ擦って、右はマフラー擦っても僕より5秒速い。ということでまだまだなんでしょうね。 |
3本目は前から4番目くらいでスタート。
前は塩見さんとRC30とZX12Rだったのですが、塩見さんは
連れのCBR900RRにラインを教えるって言ってて1コーナー回ったところで
後ろ見ながら減速・・
いいんだ・・どうせ・・僕なんか教える価値もないさ(((
T_T) トボトボ
塩見さん談 「だってみんなぜんぜん付いてこないんだもん、ライン教えようにも教えられん(笑)」
転倒のショックから立ち直ってかなり開けれるようになったので
タイヤあたためるか・・ということで2コーナーの立ち上がりからバビューン。
そしたら 出た周のアトウッドで RC30が転けてる・・ あ〜あ。
まぁ僕もタイヤをしっかり温めよう・・とバックストレートでしっかり加速して25Rへ、そして一人旅で
パイパー、デグナー、ダブルヘアピンからマイクナイト・・・・たんたんと
最終コーナーを立ち上がりZX12Rの後かなぁ、2番目くらいで1周終わり。さぁもうあたたまっただろうし
行くぞぉってことで1コーナーからいい感じでバンク。
2コーナー、RC30が横たわるアトウッドと軽快に回っていい感じ。
ダブルヘアピンを立ち上がって。。 と思ったらマーシャルが赤旗もって降りて走ってくる・・
何事? とにかく ピットの方指さして {あっち?)と聞いたら うなずかれたのでピットイン。
ピットロードに入ってみると信号の所に88'?のGSXR750がぽつんと居るだけ。
でもチェッカーのところでも赤旗が振られてるし。なんか意味がわかんないので手短なピットで
なにがあったのか聞いてみたんですけど、よくわかんないのでここに居てくれ言われましたが
後続もピットインしてきて早速GSXR750の後に並んで行くぅ・・
なーんだ 並んで待ってればよかったのか。 早速列に戻ります。
そこでサイドスタンドかけて並べて置いて前の塩見さんのところへ
「塩見さん、赤旗 なにかあったんですか?」
「25Rの立ち上がりでGSXR750が転けてコース上にマシンが転がってるんよ」
後ろでなにか起こったわけですね。どうりでわかんないわけでございます。
およそ5分待たされましたが、赤旗も解除されたのでコースイン。
でも15分枠の内5分赤旗で取られてしまったのですから実質10分走行です。
確かに25Rの脇に00'のGSXR750がありました。
1本目の時すごいツッコミ見ました。アトウッドの入り口のスピードがすごく速かった。
再スタート、みんなまたタイヤ冷えてるのにガンガン行きますねヽ(・_・;)ノ
そして僕の目の前にはCBR600F4が。
鳥取の中村屋さんからも参加があったみたいで、この日来ていたモトルネレーサーのVTR1000F2台と
この黄青黒の00'欧州のCBR600F、あとCB400SFも居たかな?
僕は鳥取ナンバーでしたけど、岡山からの参加でございまして、
中村屋さんには鳥取に居たときにクシタニのグローブを買ったり、
最近はラジコンやさんなので 去年のタミヤのラジコンのキットを買ったり程度のおつきあいです。
塩見さんはVTRと戦ってるし、僕は目の前のCBR600F4を・・ちょうど3枚下の写真に僕の後ろに載ってますね。CBR。
赤旗の後、ピットで待っていたので列の先に行かれてまして、気がついたら目の前までせまっていました。
おおお、F4だぁ抜けるかな? 抜いちゃったぁ♪
この日、僕が他車を抜くのってほとんど立ち上がりだったんです。
R1もこのF4も立ち上がりで抜いてますね。よっぽど遅い場合はそうじゃないですけど。
今回のハイペースクラス よかったですよ。塩見さんとVTRレーサー以外はタイムが均衡していたと思うので
スタートが30秒違うともう15分間で1度も会えないです。追いつかれることもないし、追いつくこともない。
とにかく前のバイクをおっかけるだけ。
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3本目と4本目の間にグレニスの矢部さんや 250レーサーの藤原さんとお話。 走るたびに速くなっていくなぁとお褒めの言葉をいただき、アドバイスをしていただいたのですが、これがまた的確で、一つ聞くと1秒はタイムアップする感じです。 後で聞いたのですが、(僕の走りは) 思い切りが良い、あとはツッコミを速くするだけ。でも今の調子で速くなっていって乗り方が変わらないと立ち上がりでハイサイド食らう。 とちょっと立ち上がりおとなしくしないといけないですね。最近のアドバイスがとにかく早くアクセルを開け始めてアクセルオープンの時間を長くするだったので・・・実践してみたのですが。 マシンが良いので車体も振られずアクセルがばがば開けてもマシンが暴れなかったんですけど 外から見ると滑ってたのかな・・?? |
![]() 立ち上がりの姿を後ろから見るとこんなにダサダサなのは勘弁してね。 典型的なリーンウィズでございます。 |
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さて、4本目。これが今日1番スキルアップになったと思います。
ハイペースクラスの方〜 準備してくださーいとアナウンスされても なんかみんななかなか出てこないんで
ゆっくり準備したつもりでも5,6番目に並んでしまうんですよ・・
この4本目もそう。後ろからスタートしようかなぁとゆっくり準備していったのにまた4番目くらい。
前は12Rと塩見さんとCBR900RR。12Rはスタートからどっかいっちゃったんですけど、塩見さんはまた
900RRにラインを教える目的で・・と言いつつ、VTR1000Fレーサーが抜いてったのでそれについて
行っちゃいました 後で聞いたらペースを上げるのかどうするかわかんなからとりあえずコーナーで抜いて
しまった。と聞きました。 CB-Fで最新VTR-Fと戦って居られます・・すごい。
そして残されたCBR900RR、1本目、2本目と僕では歯が立ちませんでしたが
この4本目は 離されない・・ というよりむしろ付いていける。
コーナーでは縮める。ストレートで離される。
これはドキドキの15分でした。なんと2周目から最終ラップまで ずっと2台で。
僕が詰めるのは1コーナーのツッコミと2コーナー、パイパーコーナー。
離されるのはバックストレートとホームストレート。
やっぱりCBR900RR、速い・・伸びる。っでライダーは塩見さんがつきっきりだっただけに
1本目、2本目と、僕よりも速い人なわけで僕は素質ないですから〜(教えてもらおうにも僕じゃついていけませんでしたからね)
この1本があったおかげで最高のサーキットランになりました。詰める・・離される
ちょっとミスると離れるし、でも詰めても抜くに至らないし。無理して突っ込んで抜くような大きな差は無い・・
そしてそのまま15分終わり。7周くらいでしょうか、いい走りができました。
ピットロードに入る時に後ろを振り返るとR1やCBR600F4、カワサキの青いネイキッドが見えました。
やっぱりこの辺りは実力が均衡していたんですね。最初の1本目ハイペースクラスに居た何台かが
大挙してマイペースクラスに鞍替えしてしまったのでハイペースは20台くらいでちょうどよかったです。
走行会も無事転倒することなく終わり、ピットに帰ってきて、良いバトルしてたなぁとご評価をいただきまして本人も満足行く走りができました。 閉会式でじゃんけんしてTシャツがあたり、難波さんに サインしてもらったので着られなくなってしまいました(爆) |
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これは4本目のインラップ最初の1周目とかだと思います。多分前に居るのはGMDおかやまの塩見さんのCB750Fだと思います。 塩見さんは僕より1周で5秒は速いですから、各コーナーで言えば0.5秒は僕の方が遅いんですよね・・ 塩見さんの写真はこんなです。 安定してるし速いし、さすがですよぉ、 モトルネ・レーサーのVTR1000Fもぶっちぎっていたような気がするのでこの日最速だったと思います。 |
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この日の4本目僕を終始引っ張ってくれたCBR900RRです。最初の1本目はぜんぜんついていけなくて異次元の存在だったんですけど、4本目は終始ぴったり付いて走ることができました。でも抜けないんです・・どーしても。詰めるんですけど、差すに至らないんです・・ うまかったです900RRのライダーさん。 |
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このまま15分間、この間隔(感覚)長く続きました。 |
走行会終了後にTIのパワーチェックで計測しましたら79ps、トルクも5.3kgとあんまり出ておりません。
しかし扱いやすいようにすごくまっすぐで山谷のない扱いやすい特性が描かれていまして、V-TWINみたい
そうは言ってもちゃんと上も伸びるのが4発ならでは。4速で220km/hってところです。
Joeはスーパーコーナリングマシンになりました。![]() |