テンサイとは
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●名 前
英語ではsugarbeet。 日本ではビート・甜菜(てんさい)と呼ばれ、サトウダイコンとも呼ばれる。
●原産地
地中海地方
●分 類
アカザ科の多年草。植物学上はフダンソウと同一種とされているが、こちらはホウレンソウに似た葉が食用になる野菜。
●栽培地
ロシア・ヨーロッパ諸国・イギリス・アメリカなどの寒冷な地域で全世界の砂糖生産の40%を占める。
国内では北海道だけで栽培。十勝・網走などの畑作地帯を中心に約7万haが作付けされている。


Q: どんな形?
葉はホウレンソウを巨大化した感じ。観光客などは、よくホウレンソウと間違え、「うわーー、大きい葉っぱのホウレンソウ!」何て言う言葉も聞かれるほど似ています。根は紡錘形をしていてこの部分に砂糖が貯まります。

Q: 根からは砂糖がとれますが、葉はどうるのですか?
収穫するときに畑で切り落とされて、そのまま畑に鋤き込まれます。酪農家の一部では葉を牛の餌として与える所もありましたが、今ではあまり見られません。

Q: 1つのテンサイからどれくらいの砂糖が出来るの?
中に含まれる砂糖の量は年によって変わりますが、重量の16〜18%の砂糖が含まれています。1つの重さが1kgくらいになるので、170gくらいの砂糖が出来ます。

Q: なぜ北海道だけで栽培されているの?
同じ砂糖の原料でもサトウキビは暖かい地方の作物なのに対して、テンサイは寒い地域に向いた作物です。暑さに弱く、昼夜の温度差が大きいと根に砂糖分が多く貯まります。北海道以外では根は大きくなりますが砂糖分が貯まる量が少ないです。

Q: なぜ移植栽培するのですか?
テンサイは生育期間の長い作物です。北海道は春が遅く、畑に種を蒔く事が出来るのは4月下旬以降です。また、秋は11月中旬には寒さでテンサイが凍ってしまうのでその前に収穫しなければなりません。春早くにビニールハウスで苗を作る事によって生育期間を長くします。苗を作る費用はかかりますがそれ以上に収量が増えます。
(※種を直接畑に播いている所も一部にあります)

Q: テンサイからどうやって砂糖が出来るの?
畑から収穫されたテンサイは製糖工場に運ばれます。
きれいに洗われたテンサイは裁断され、お湯の中で砂糖分が煮出されます。出来上がった砂糖液を濾過した後、水分を蒸発させると糖蜜になります。この後結晶行程を経て砂糖になります。


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