ポテチ日記(1998.2)



2月 2日 ……甜菜栽培講習会
清水町で甜菜栽培講習会があり受講する。
最近は畑のPHが下がり気味だが、分析値で5.5くらいだと施肥位置では5.0を下回る可能性が大きく酸性に弱い甜菜は影響を受けている。とりわけ直播は移植と違い根が弱いのでダメージが大きい。かと言って、アルカリ資材の多投は馬鈴薯のそうか病などを引き起こす原因となるので必要量の1/3を肥料と同時に施す方法が良いそうだ。
2月 3日 ……十勝NOSAI懇談会
年に一度の地区別懇談会。昨年は小麦・畑作共済は小豆を除いて軽微な被害であったとの報告。また、現在は十勝16市町村エリアの十勝NOSAIを十勝全域20市町村をエリアとした十勝NOSAIへ広域合併する構想も伝えられた。
2月 6日 ……甜菜懇談会・青色申告会支部勉強会
製糖会社担当者との地区懇談会がある。先の講習会でも言われていたが土壌phの低い畑では極力畦にCaを施して酸性改善に努めて欲しいとのこと。
電算による科目別整理帳や集計表が出来上がり青色申告会の支部勉強会が行われた。
2月 9日 ……スイートコーン耕作者組合総会
クノール耕作者組合の総会が行われ、総会に先立ち講習会も行われる。十勝農試から講師を招き十勝における今後有望な野菜についての講演を受ける。
総会の後には昨年の高収量者の表彰が行われたがトップの人は2076kg/10aと言う高反収だった。ちなみに工場平均は1280kg/10aで春の低温と8月の低温多雨・強風による倒れが大きく影響した年だった。
2月 10日 ……総代研修会・土づくりシンポジューム打ち合わせ
芽室農協総代の研修会が行われる。
2月 11日 ……加工馬鈴薯生産優良農家表彰式
カルビーポテト主催の表彰式にアラポテト原料出荷者も呼ばれ出席する。(我が家はアラポテト原料出荷農家)表彰式の後、加工芋の情勢や昨年の試験成績の発表・今年の基本方針などの説明がありアラポテト原料の大まかな状況も各工場担当者が出席し報告される。
すでにアラポテト原料生産者個々の工場での成績が出来上がり、農家個々によっては品質のばらつきが結構大きいとのこと。各生産農家には個別に報告があるとのこと。
昨年暮れから操業を始めた帯広市にあるじゃがりこ工場も順調で24時間操業に入ったようだ。今年度は加工芋契約面積を更に拡大したいとのこと。
2月 13日 ……決算指導会
税務申告のための決算指導会に行き、決算書などの間違えがないか見てもらう。
2月 16日 ……確定申告・豆より
決算書が無事出来上がり確定申告をしてくる。昨年は久々に豊作で税金もたっぷり納めることになった。口座の残高が少なくて困ったなーー!!


小豆種子の選別を始める。昨年収穫した豆の中から腐ったり皮が割れていたりしわが寄ったりしていて種にならない豆を1コ1コ手で選別する根気のいる仕事。今年の小豆は3.2haの予定で90kg以上の種を選別しておかなければならない。
2月 17日 ……豆より
2月 18日 ……豆より
2月 20日 ……土作りフォーラム
町主催の土作りフォーラムがあり、パネラーとして参加する。パネラーは試験場や関係機関・緑肥種子会社の方々4名と農業者2名で、私は湿地代表。普段の土作りや湿害回避の方法など我が家作業体型を発表をする。
2月 21日 ……豆より
2月 23日 ……豆より
2月 24日 ……台車用レール作り
甜菜の苗や種芋を定温倉庫から出すときに使う台車のレールを作る。1本の長さは2.77m。昨年までに作ったのと合わせると延長50m。ちなみに台車で一度に運ぶ量は種子馬鈴薯で250kg。
2月 25日 ……農協地区別懇談会
農協の地区別懇談会があり出席する。農協理事や各部の部長らが出席し平成10年度の各部の事業方針などが報告され質疑が行われる。また、組合長からは小麦の現状と今後の成り行きについてのお話がある。
2月 27日 ……畑作セミナー
町クリーン農業推進協議会主催の畑作セミナーが行われる。
講師は道農試や十勝農試の先生方で、講演の中では最近はいろいろな種類の馬鈴薯の作付けが見られるが種子の導入先に気を付けなければシストセンチュウを招き入れる結果となるので注意しなければならない。すでに全国的には汚染地域が拡大していてかなり危惧されるとのこと。
また、ホクシン小麦の栽培では基肥窒素を6kg/10a程度に押さえ残りを追肥とし、追肥時期は起生期と幼穂形成期(5月上旬)。それ以降は極端に蛋白含量が増えるので絶対しないようにとのこと。また、黒色火山灰土は窒素地力が高いので特に注意したほうが良いとのこと。
播種は9月20日前後の適期播種につとめ、遅くなれば収量が不安定な上、蛋白含量も上昇しやすいとのこと。