現在地: 表紙らくがきノート手作りパンのレシピ



手作りパンのレシピ

(特製「胡桃入りローフパン」)

手作りパンって楽しいんです。生き物みたいに、どんどん膨らんでいくパン生地にワクワク。焼き上がりの香ばしい香りは幸せな気分いっぱい。ここでは、試行錯誤の末、一番おいしかった作り方をご紹介します。

材料

○強力粉     400g
○全粒粉強力粉  100g
○自然塩     小匙2杯
○ドライイースト 小匙4杯
○水       320cc
○くるみ     好きなだけ

油分や砂糖、牛乳は入れません。味は粉本来の持つ甘みと自然塩の深みのある塩味のみ。油分を使わないので後片付けも楽に済みますし、ダイエットにも役立ちます。

作り方 nekopan.gif

  1. くるみは、あらかじめ細かくしておきます。(ビニール袋に入れて、棒でたたくと簡単)

  2. ボールに粉、塩、ドライイーストを入れ、人肌に温めたお湯を一気に注ぎます。

    最初は軽く混ぜるようにしてまとめ、だんだんこねていきます。はじめのうちはベタベタしますが、すぐに手につかなくなってきます。2つ折りにしながら、まんべんなくこねます。

  3. だいたいまとまったら(20分くらい)くるみを入れ、もう一息こねます。生地がなめらかになって、艶がでたら、こねあがり。

  4. 丸くまとめて、とじ口を下にして霧を吹き、ボールごと電子レンジの発酵温度で20分くらい発酵させます。

    1次発酵前と後

    (これは倍量の1kgです。人さし指をさしてみて、あとがくっきりつけばOK)

    発酵前発酵後

  5. 2〜3倍に膨れたら、まな板の上に出し、手で押してガスをよく抜きます(手とまな板に生地がくっつかないように粉を振っておきます)。

  6. 包丁で2等分し、それぞれを丸くまとめてから、手で直径20センチくらいの円に延ばします。 もう一度手の平でよく生地を押してガスを抜き、くるくると端から巻いていき、巻き終わりをしっかりつまんで閉じます。(ラグビーボールのような形になります。)

  7. 油をうすく塗った天板に閉じ口を下にしてのせます。

    発酵すると膨らむので、生地と生地の間は充分間隔を取ります。(オーブンの壁と生地の間隔も開けるのをお忘れなく)霧を吹いて、電子レンジの発酵温度で約30分発酵させます。

    注:これは時間で計るのではなくて、2つのパンがくっつくくらい膨らむのを待ちましょう。ここでの発酵が足りないと、火の通りが悪く、堅いパンになってしまうので、充分に膨らませるのが成功のコツです。(気温や湿度によって、2時間かかることもあります。)

    2次発酵前と後

    右の写真はまだ発酵が足りません。もう少し膨らむ(パンどおしがくっつくくらい)のを待ちましょう。

    発酵前発酵後
  8. 充分に発酵したら、天火をガスにかけて230度まで温度をあげます。230度になったら、パンをいれて約10分ほど焼き、180度くらいに下げてさらに20分じっくり中まで火を通します。こんがりいい色になったら焼き上がり。網にのせて冷まします。

できあがり!

できあがり
  • 電子レンジのオーブン機能で焼く場合は、上だけがどんどん焦げてしまうので、いい焦げ色になったところでアルミホイルをかぶせて、さらに焼くとうまくいきます。

  • 焼きあがったパンは、いつまでも天板にのせておくと、乾燥してしまうのですぐ網にとって冷ましましょう。だいたい冷めたら、乾いた布巾などをかけておき、完全に冷めたらビニール袋に入れて保存します。 今日と明日食べる分はそのまま、あとは一回分づつ切って冷凍保存します。このときはビニール袋を2重にしておきます。

もっと手抜きしたい人は、ビニール袋を使う方法もあります。

スーパーのビニール袋(底の両側に粉が入らないように三角に折って、ガムテープなどで止めておくとやりやすいです。)に材料を入れ、この中でこねます。このままレンジに入れて発酵させ、袋を切り開いて、その上で切り分けて整形すれば、こねるときに手も汚れず、洗い物もぐっと減ります。



もどる