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富士吉田うどんプチオフ会(00.11.9)
四国で開催された「うどんオフ会」に触発されて、
富士吉田にある「手打ちうどん屋街」へ行ってまいりました。なんでも、
富上吉田は知る人ぞ知る、うどん地帯。
なんと40軒ものうどん屋がひしめいている。
火山灰大地のため土地が痩せており、米作には不向き。
麦作中心で粉食が発展し、そのためいつしか「うどん」が名物になったという。とのことなので、これは大いに期待できます。
富士吉田商店街に到着したのは10時過ぎ。
まずは、10時半から営業している「はなや」へ行くことにしました。
富士吉田のメインストリート(鳥居のある道)沿いにあったので、 スグに見つけることができました。お店は普通の民家の大広間のような感じで、履物を脱いで上がります。
古い時計や家具に郷愁があって、いい感じ。
(この日は温泉も含めて、3回靴を脱ぎました。 お出かけの際は「ひも靴」は避けた方がいいです。)メニューは温・冷のどちらかのみ。350円。安いです。
塩味の茹で汁に、茹でたてのうどん。
ほうれんそうのおひたしと花鰹がのって出てきます。
好みで、カラシ味噌やおしょうゆをかけていただきます。
麺はシコシコモチモチ。うまいっ。
こちらが「はなや」
小さい入口の割に奥は広いです。田舎のおばあちゃんちに
遊びに来たみたい。メニューはこれだけ。
安いです。こちらは「湯もりの並」350円也。
踊る花鰹に、思わず「生きてる〜!」2件目は、具のたっぷりのったうどんを食べよう!と、 雑誌に載っていた「富士吉田うどん特集」の写真を見ながら、 「みうら」というお店に行くことにしました。
今度は場所がさっぱりわかりませんので、 公営Pに車を置いて、お散歩がてら商店街を歩いてみました。
駐車料金は1時間100円。 駐車車両は我々の車1台だけでした。
週末の観光地の駐車場・・・こんなことので経営は大丈夫なのかなー。。このあたりの商店街ときたら、休日のお昼だと言うのに、全くヒトケがありません。
のんびり歩いていると、レトロな展示のお店を発見したり、 バス停でもないのに、オバアチャンがずらりと座っている椅子があり、なんとも不思議です。
薬屋さんです。
「ひぇーっ」っていう表現にウケました。こちらは制服屋さん。 商店街を見据える
女子高校生が不気味です。これを見た後、私たちの間では
「○○だから。」が流行りました(笑)地元の人が書いてくれた地図。
紙から字がはみだしそう・・・
「中間位で広い道」っていうアバウトさがイイです。道のたずねた人に「イキツケのうどん屋」に連れて行かれそうになったりしながら、 なんとか近くまでたどりついて、お店に電話をかけたら、迎えに来てくれました。
場所は下吉田商店街から少し東より。
商店街にある「田辺医院」(高いビルが目印)の脇の路地を入り、 5分くらい歩いたところにありました。
迎えに来てくれた
「みうら」のオバチャン。こちらもフツーの民家風です。 こちらのメニューも安いです。
なべ焼きうどんも食べてみたいな。メニューにはない「肉天きん」は400円なり。
「きん」はきんぴらですね。うどんは、今まで食べたどれよりもコシがあって、おいしいです。
色も、少し黒っぽくて、いかにも「地粉」。
煮込んだお肉やきんぴらから、いい味がでていて、本当にヤミツキになりそうなおいしさです。今回おじゃましたのは40件のうちの2件だけでしたが、いろいろ行ってみたくなっちゃいました。
うどんのおいしさもさることながら、田舎ののんびりした雰囲気も最高。
すっかりファンになってしまいました。このページを見て、行きたくなったら、富士吉田うどん公式サイト(全てのお店の地図があります。)へどうぞ。
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