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オリジナルインソール(99.3.27)
ネットサーフィンしていて、ふと目に留まった、スキーブーツ用のオリジナルインソール。 私の、今履いているブーツについてきた平坦なインソールとは違って、 ちゃんと土踏まずのところが盛り上がっていて、キモチ良さそうです!! 実際にインソールを作った方にメールで評判のいいお店を教えていただいて、 私も作ってもらうことにしました。
場所は福生にある、スキーのチューンナップのお店。 初心者&レジャースキーヤーの私はチューンナップショップなんて、 見たことも、入ったこともないので、ちょっと腰が引けるかんじ。
お店に1歩足を踏みいれたとたん「場違い」という言葉がよぎります。 でも、めげちゃあイカン。これからうまくなればいいんだもんね。 出迎えてくれた、お店のご主人は、とても明るくて元気いっぱい。 親身になって相談にのって下さり、話をするうちに、肩身の狭さも次第にほぐれてきました。
「じゃあ、ちょっと足を見せていだたきますね。」
裸足になって、足をじ〜っと見られます。(はずかしい〜)「左足が内側にかなり寄っていますね。 それに外反母趾。指も曲がっていて痛そうですね。。(ハンマートウなんです)」
「これだと、左足のターンが滑るはずです。 親指側の底を少し持ち上げるとまっすぐ立てるようになるので、 ターンも切れるようになりますよ。」
(感動!!)
次にブーツを履いてみて、片足で立ってバランスチェックをします。
「どちらのターンが得意ですか?」
「右ターン(左足が外足)のような気がします。。」
「えっ?利き足は右でしょ。」
「はぁ。」そういえば、前のブーツのときは左ターン(右足が外足)が得意だったのに、 買い換えたら、いきなり右足に乗るのが苦手になってしまったのでした。
「ブーツで右足のバランスが悪くなっていますね。 足自体は右の方がまっすぐなので、調整すると右の方がターンしやすいはずです。」
どのくらいのレベルで、どのくらいスキーに行くか、などカウンセリングの後、今度はインソールを選びます。 といっても私にわかるわけはなし。結局、ご主人おすすめのドイツ製の「シャイン」というブランドにしてもらいました。(「ドイツ」と聞くとなんだかすご〜く健康にいいような気がするのは私だけでしょうか。)
さて、いよいよインソール制作です。(全工程約1時間でした。 )
砂袋(みたいなもの)の上に裸足で乗って、真空状態にして足型を取ります。 型ができたら、今度はその上に暖めたインソールをのせて、またまた裸足で乗って、 5分くらい整形します。 出来上がり品を見たら、右足より左足の方がはるかに土踏まずが低いのでびっくり。 (私って左扁平足だったのね。。)
インソールだけなら、その日のうちに持って帰れたのですが、ブロック(整形したインソールにできた凹凸を埋める土台のようなもの)を付けると、 さらにしっかりするので、よく踏めるようになるし、甲の薄い人には上げ底にしたり、 O脚やX脚の矯正もして、まっすぐ立てるように調整できる、ということなので、お願いしてきました。 このブロックづくりは完全に手作業で最低一日はかかるそうです。
費用はインソール代が7,000円とブロック代が5,000円。 それに消費税を入れて、合計12,600円。 工賃やカウンセリング料(お店によってはとるところもあるらしい)などはなし。 合わなければ微調整は何度でもタダなので、遠慮なく来て下さい、と力強いお言葉でした。
オリジナルインソール(手前)とデフォルト(?)のインソール(奥)。
色盲の検査シートに似ています。白い部分がブロックです。