現在地: 表紙 > 運動音痴のスキー奮闘記 > スキーレッスン3スキーレッスン3(00.3.12)
かたしな高原スキー場へ行ってきました。
前回、富士見高原で1日講習を受けて「上達した!!!」と思ったのに、 自分の滑りをビデオで見てみたら、「上達はどこへやら」。
ああ、へこむなぁ。
せっかく新しいブーツなんだし、今回は平日のお泊りスキーだから、1日目に特訓だ!!
というわけで、またまたスクールに入ることにしました。生徒は女3人のみ。私と友人2人です。先生も女性です。。 女性らしいやさしいレッスンを期待していたら、時間が惜しいのか、 準備体操もせず、いきなりリフトへ。
まずは、一人ずつ滑りをチェックした後、講習開始です。
先生:「何か教わりたいことはありますか?」
私は:「ショートターンできるようになりたいんですけどぉ〜。。。」
先生:「(ぷっ)」。。あ、、あら、笑われちゃった。。。
「みなさん、足首が全然使えていませんね。 ショートターンするには、まずきちんと板を踏めることが大事です。 みなさんの曲がり方はこんな感じ。」
と言いつつ、 目もあてられない醜いターンをして見せてくれます。
(そ、、そこまでひどくないんでは。。。)最初はポジションからやりなおし。
「背伸びをして下さい。それでかかとをそっと降ろします。」次はストックの持ち方。
「両手の荷物を持ち上げた位置でストックを持って下さい。 ストックの頭は前っ。いいですか?いちいち言いませんよ。」こ、、、こわ。。。結構硬派かも。。。
でも、不思議なことに手の位置を直しただけで、 滑っている姿が変わり、加重位置も違ってきます。
その次は正しいターンの練習です。「斜滑降から、山足のインエッジをぐーっと踏んで下さい。 足首と膝と股関節を使って、親指のつけねを意識します。 膝で板のトップを押すつもりで、まっすぐ膝を入れていきます。」
先生は、一人一人丁寧に悪いところを直しながら、レッスンをすすめ、 最後の一時間は、一応希望のショートターンを教えてもらいました。 いつもボーゲンで終りか、よくて初歩パラレル大回りなので、 教わることができただけ&先生のきれいなショートターンを見られただけで満足です。
驚いたのは、キャリアの長い友人たちの滑りが、 たった4時間の講習で、ガラリと変わったこと。 足は揃っているけど、板をずらして回す、女性に多い滑り方が、完全に直っていました。 他人の癖が直ったのを見たのは、はじめてです!
そして、先生と友人の滑る姿がだんだんに似てきたのを見て、 今までのスキーに対する考えが、ちょっと変わりました。
「スキーは血の滲むような努力ををしないとスキーらしくならない」 ↓
「基本さえしっかりしていれば、スグにスキーらしく見えるようになる」
ところで、新しいブーツなんですが、なかなかよい感じです。 前のブーツのときは、膝を曲げるとブーツに当たるだけだったのに、 今度は足首とブーツが一緒に曲がります。 ターンもしやすくなりました♪