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現在地: 表紙愛車ぷ〜ちゃん
タイヤセーフティ ドライヴィングレッスン

那須塩原のブリジストンテストコースで行われた「タイヤセーフティ・ドライヴィングレッスン」に参加してきました。

まずは、講堂でビデオを見ながらお勉強。そのあとは、いよいよテストコースにでて実技開始です。だいたい下のような内容で進みました。

ほとんど一日屋外での講習なので、日光アレルギーの私としてはちょっと恐怖だったのですが、テストコースには講習エリアごとにテントが張られていて、テーブルと椅子・お茶・トイレが必ずあり、なかなか快適でした。

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午前の部開始
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フルブレーキングの練習

レーシングドライバーの女性インストラクターの指導のもと、2度急ブレーキの練習をしました。
レーシングスクールで習ったブレーキングで、「ABSより早く止まろう」と思っていたら、「今のABSは進んでいますので、ABS使わないで早く止まるのは無理ですよ。」と言われビックリ★

感想=このヒト、エスパー?

日常点検&ドライビングポジション

ヘッドレストやシートポジション、ハンドルの合わせ方の目安を習いました。

 ・ヘッドレスト=目と耳の延長線上にヘッドレストの中心が来るように
 ・シート=ブレーキを底まで踏み込んだときに膝が少し曲がるように
 ・ハンドル=最上部を持ったときに肘が少し曲がる状態に

まぁ、このあたりは常識でしょう。ポジションを再確認したら、次は点検です。キーワードは「ブタと燃料」。「ブ」は「ブレーキ」、「タ」は「タイヤ」、「と」は「灯火類」。燃料切れのトラブルが意外と多いそうです。

感想=男性インストラクターに「女性はボンネットを開けることもないでしょうけど。」と言われ、ちょっとムカつきました。

ぬいぐるみを抱いて、助手席で急ブレーキ体験


10キロもあるくまちゃんを抱っこして助手席へ。

赤ちゃんを抱いて車に乗ることが「いかに危ないか」を体験するものだったのですが、急ブレーキをかけられるのはわかっているし、しっかり抱いていたので思ったより平気でした。

感想=「勝った(^-^)v」(そういう趣旨ではありません)

※予測していない急ブレーキだと、抱っこではとても支えきれません=赤ちゃんはチャイルドシートに!

チャイルドシートのつけ方講座

スミマセン。。あまり興味がないのでサッパリ頭に入りませんでした。。

感想=お昼はまだかな。。

ランフラットタイヤ試乗

パンクしても時速80キロで走れるタイヤをつけた車を、パンク状態で運転しました。


BMW 530iに乗りました


空気圧はゼロです



ドリルで穴あけてます。もったいないなぁ。。

ラン=走る フラット=パンクしたタイヤの状態で「ランフラット」。現在市販されているのはBMW用のみで、オプション設定されているそうです。空気圧センサーが必要ですが、スペアタイヤやジャッキを積まなくても良いので燃費向上には良さそう。運転しても、少しゴロゴロ音がするくらいで、全くわかりません。。。

ランフラットタイヤのスバラシさ以上にBMWの乗り心地に感動しちゃいました。とーっても高級な乗り心地なのに、路面とのコンタクト感があってイイ! 実にイイ! コレ欲しいです!

感想=かっ、カタログないんですか?(そういう趣旨ではありません)

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午前の部終了
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お昼休みは、講堂に戻ってお弁当をいただきました。 中身はトンカツ・ブリの照焼き・シューマイなどなど、なかなか豪華です。 以前はコース上のテント内で、インストラクターとお話しながらの食事だったようですが、今回は、お葬式のような静けさの中で、皆さんひっそりと食べてました。どちらかと言えばワイワイ車談義したかったな。

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午後の部開始
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新品タイヤと磨耗タイヤでの制動距離の違いと、ハイドロプレーニング現象体験


新品と磨耗品(3分山)で比べます



新品の方の制動距離は、30M位ですが・・・

ウェット路での時速80キロからのフルブレーキングで、制動距離を比較します。もちろん制動距離にも差が出るのですが、磨耗タイヤのほうはなかなかスピードが乗らず、同じ助走距離でも75キロしか出ませんでした。


比較値をプリントしてくれました

ブレーキング時の時速が同じにならないのですが、比較値はコンピュータで修正してくれました。制動距離は、通常5メートル位の差が出るそうですが、私は3.6メートルでした。1度目(新品)と2度目(3分山)で慣れたから?

感想=上達したかも?(そういう趣旨ではありません)

ハイドルプレーニング体験は、インストラクターの運転で行いました。深さ1.6cm(「1.6メートルですか?」とマジで聞いてる人がいました。プールかっ。)の水たまりで、磨耗タイヤのほうは、全くハンドルがきかなくなりました。
怖かったです。

適正空気圧と低空気圧でのコーナリング比較

低空気圧のパイロンスラロームと8の字走行で、ハンドルの重さや車の反応を比べます。


空気圧2.0kg。タイヤ側面にピンクのチョークをつけます



空気圧1.0kg。こちらは黄色のチョークです

最初ソロソロと走っていたら、「もっとスピードを上げましょう!」と言われ、タイヤをキュルキュル鳴らしながら走りました。

タイヤの側面に走る前にチョークで印をつけるのですが、適正空気圧の方は印が走行後も残りますが、低空気圧(約半分)だと、きれいに消えてます。サイドを使って走っているわけですね。

感想=チョークの印がきれいに消えて楽しい!(そういう趣旨ではありません)

車を降りたら、

「ずいぶん強気な運転なさいますね(笑)」

と取材らしき方に声をかけられ、本名と実年齢をノートに書かされて、コメントは録音され、顔写真を撮られました。トシを書くのをイヤがったら「自称年齢でもいいですよ。」と言われたのですが「3ちゃい」なんて書くのもバカバカしいし・・・と思いつつ、おもしろいボケ方も思いつかなかったので、つい実年齢を書いてしまいました。どこに掲載されるのやら・・・イヤだなぁ。。凹

異なるグレードのタイヤで定常円旋回

1本5,000円くらい価格差のあるタイヤで挙動の違いを比較しました。


「スニーカー」と「レグノ」です



段々とアクセルを開けていくと、違いがハッキリ

まぁ、普段の運転では、そんなにタイヤ性能ギリギリの状況にはならないので、通勤やお買い物に使う車であれば、高いタイヤは必要ないかもしれませんが、限界付近の挙動はかなり違いました。

感想=目が回るので、逆回りしてもいいですか?

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午後の部終了
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実技がひととおり終わったら、教室に戻って終了式。修了証書をひとりづつ渡されました。

参加費はタダでおみやげつき。新幹線代はかかったものの、お得な気分です。おみやげは、タイヤゲージと空気圧計が1本になったキーホルダーとタオル2枚でした。サービスいいです。その分タイヤを安くしてくれない? と思うのは私だけでしょうか。


おみやげその1 タイヤ溝&空気圧計
イマイチ計りづらいんですが・・・


おみやげその2 タオル

なにはともあれ、この講習、なかなか良いです。おススメです。スタッフの方もたくさんいて、時間通りにプログラムがすすみ、バスで移動する際にはみなさん礼をして見送ってくださったりして、とても態度が良く感激しました。

車で行かれる方は、講習中にスタッフの方がこっそり愛車の空気圧を計っていますので、ちゃんと空気を入れていきましょう。



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